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シマエナガの学校選び。

私には小学1年生の娘がいる。4人きょうだいの末っ娘。
クラスでも一番背が低い娘。
お姉さんのように大きな同級生からは「赤ちゃんみたい」と愛でられ、喜んでいる。
長男とは一回りも歳が離れていて、大きなお兄さん3人に囲まれている娘。
我が家ではいつも、小鳥さんとか、ひな鳥とか呼ばれている。
そんな小さな娘を、娘が大好きな「シマエナガ」にたとえて、娘との日常生活を綴っています。


「Rの学校にはいきたくない。」
とある日、シマエナガがきっぱりと言った。

Rというのはシマエナガの中学生のおにいさんだ。

「え?なんで?」

子どもの多い我が家では、子どもたちには中学はおろか、高校まで、あわよくば大学だって公立の学校に行ってほしいというのが本音なのと、
小学校1年生で、早くも中学校の希望を言い出したことに驚いた。
シマエナガのお兄ちゃんたちは誰一人、この学校にいきたい、
などと自分から言い出したことはない。

「だって、制服がかわいくないから。」

はっきりしている。
反論の余地はなさそうだ。

「えー、でもRの学校にいかないってことは、BちゃんやQちゃんともはなれちゃうってことだよ。」
というと、
「うん、でもまたあたらしいお友達もできるでしょ」

なんてポジティブ。
小さなヒナどり感たっぷりのシマエナガだからとなめてはいけない。
そうだ。忘れていた。
このシマエナガははっきりしている。
これがいい、これはいやだ、とわりとずばっというタイプ。
うじうじしていない。

「それとね、女子だけはダメ。」
おっと、それもあたらしい。
そして、ここで選択肢がかなり絞られてくる。

制服がかわいくて共学。
学力は関係なし。
私立や公立も関係なし。

そうなると、制服がかわいい公立の中学校の近くに転校か?
とりあえず、かわいい制服で共学、
というこういう視点で学校選びがスタートするとは、
いやはや、男の子と女の子でこうも違うもんかね。いや、シマエナガだからメスとオスでか?
こんなに違うもんかと、我が家のシマエナガちゃんには、
かあちゃんは驚きだよ。いつも。



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