うつ病が長期化する理由
悩む方を選択した
いつまでも悩んでいる人は悩むのが好きな人です。
そうではないと言う人がいるかもしれませんが、多くの人は悩みを解決する方法を伝えても実践しません。解決法を教えてくれと求めてくるにもかかわらずです。
実践したとしても1回や2回、せいぜい1週間とかそんな程度。悩みや抱えている問題の深さにもよりますが、それくらいで解決すれば苦労はしません。
中にはこの方法は自分に合わないと言う人がいます。合うとか合わないの話しではなく、心の奥底では悩みを解決したいとは思っていないのです。
悩んでいる状態の苦労とそれを解決する苦労を天秤にかけた結果、悩む方を自身で選択したということです。
努力も行動もしなくていい
悩んでいるときは努力も行動もしなくていいので楽です。辛い気持ちはありますが、努力や行動することに比べると楽です。想定内の辛さですから。
努力や行動は結果が出るとは限りませんし、新たな辛い気持ちを生み出す可能性があります。
それならば想定内の辛い気持ちを我慢した方が良いのです。うつ病を長期間、患っている人も同様です。
もちろん無意識の選択です。合理的な選択と言ってもいいかもしれません。
努力や行動をしない人を責めているのではありません。そんな自分自身の心を認識した方が良いと言いたいのです。
なぜなら変化は自分を認めて受け入れないと始まらないからです。
変化したくない人はそのままで問題ありません。全ては自分自身の選択です。そこに良いも悪いもありません。
うつ病が長期化する理由
うつ病が長期化する理由はそこにメリットがあるからです。
うつ病でなくなったら、厳しい現実に直面しないといけないかもしれません。優しくしてくれる人がいなくなるかもしれません。
うつ病であるから自我が保てている人もいます。
それならばと少しくらい辛くても、うつ病を維持する方向に無意識が働くのです。ここを理解せずに対処療法を繰り返しても無意味です。
「いや違う、うつ病は脳の病気だ」「セロトニンが不足しているからだ」と思う人がいるかもしれませんが、それは結果であって原因ではありません。
因果関係を逆にするのは医学でよくあることです。その理由は薬を飲ませたいからです。
薬の副作用や未熟な心理士によるカウンセリング、書籍やネットの無責任な情報が原因で長期化しているケースもあります。
ちなみにうつ病は、マインドフルネスがよく効きます。医学的にも証明されています。医療先進国ではうつ病の治療にマインドフルネスが用いられるのは当たり前となっています。
楽に解決する方法はない
薬やお酒、愚痴を吐くなど安易で楽な方法に頼る人がたくさんいます。あまり良い方法とは言えません。
一時的には楽になるかもしれませんが、長期的に見るとより問題を深刻化させます。
本当の意味で解決するためにはしっかりと自分と向き合い、悩みや問題を認識し、行動するしか方法はありません。
それはしんどく辛いことかもしれません。しかし人生とはそういうものです。受け入れるしかありません。
どうやれば受け入れることが出来るのか?
それはマインドフルネスや瞑想です。マインドフルネスは一時的なリラックスや現実逃避ではなく受け入れるために行うのです。
耳障りの良い言葉に注意
「今の自分でいい」「自分を追い詰めないで」「自分に優しく」など耳障りが良く優しい言葉をかけてくる人がいます。
それはあなたのためを思っての発言ではありません。あなたをある方向へ誘導するためのものです。
ある方向とは商品を買わすことだったりです。
能力が高い詐欺師ほど、優しい言葉を使うのが上手です。さわやかで清潔感があり良い人に見えます。だから騙される人が後を絶たないのです。
詐欺師は詐欺師に見えないから詐欺師なのです。
「癒し」「愛」「感謝」「絆」「縁」などの言葉を多用する人には要注意です。
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