見出し画像

マインドフルネスを一人で続けるのは無理

いつもお伝えしていますが、マインドフルネスの瞑想は現実逃避のために行うものではありません。

嫌な気持ちを消すテクニックやストレス解消法でもなく、リラクゼーションとも違います。

残念ながら巷に溢れるマインドフルネスのレッスンは現実逃避やストレス解消が目的になっています。

マインドフルネスは「今この瞬間」の自分に気づき、自分と向き合い、自分を「観る」ための実践です。

地味ですが、これを続けることで心の変化が生じて全てが変わり、今抱えている心の問題や悩みは全て解決すると断言できます!!

うつや不眠、不安やイライラなどの囚われも消えていくでしょう。

ただそこに至るまでには、それなりの取り組みと時間がかかるため、変化する前にマインドフルネスを辞めてしまう人が少なくありません。

すぐに効果を求める人も多く、体験に来た日に何かしらの実感がなければ「これは意味がない」と信じられないことを言う人もいます。

どうにかしたい気持ちはわかりますが、長年の人生で作り上げた心の問題や悩みが1日やそこらで解決するはずがありません。


マインドフルネスの瞑想は根本的な心の変容に絶大な効果を発揮しますが「正しいプロセスで継続する」という条件があります。
 
当たり前のように思われるかもしれませんが、これがなかなか出来ないのです。

「正しいプロセスで取り組んでも継続できない」とか「継続してるけどやり方が間違ってる」とか、そういう人を多く見ます。

ネットや本の情報を元に独学で行っている人で、正しく継続できる人はほぼいません。

これはマインドフルネスに限らないことですが、独学だとフィードバックを得ることが出来ないため、モチベーションの維持が大変です。

何かを身に付ける、自分を変えるためには「実践→フィードバック→軌道修正→実践」の繰り返しが必要だからです。

この繰り返しが大きな変化を起こします。背中を押してくれる人や指導してくれる人の存在は貴重です。

一人で続けていくことは困難ですね。



プロフィール
西山 純一 
大阪マインドフルネス研究所
https://www.mindfulness-lab.com/

メンタルトレーナーとして多くのプロアスリートや経営者、アーティスト、医療従事者、教師や心理士、学生やビジネスマンなど幅広い人にマインドフルネスをベースとしたマインドの使い方やメンタルコントロール、食事改善や運動、ダイエットを指導。

指導歴は18年 1000人を優に超える人達に指導してきた。

20代前半でアメリカのパーソナルトレーナー資格を取得して、大手フィットネスクラブや関西のスポーツ強豪大学や高校でスポーツトレーナーとして活動。

同時期に大学で心理学の単位を取り、心理カウンセラーとしての訓練も受ける。専門僧堂や禅寺でも禅や瞑想を学び実践する。

プロアスリートや年商数十億円を超える経営者をクライアントに持ち、うつ病を始めとする精神疾患やガン患者、難病患者のカウンセリングやメンタルケアも行う。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?