「あなたはそのままでいい」とか嘘です。

世の中には「あなたはあなたのままでいい」「頑張らなくていい」という耳障りの良い言葉や優しい言葉が溢れています。

残念ながらこれらの言葉は事実ではありません。悩んでいる人やうつ病の人を嫌な気持ちにさせないために配慮した（配慮している風を装った）言葉なのです。

何かの問題を抱えている人がそのままの自分でいいはずがありません。

自分を変えたい、問題を解決したい、今の状況を打破したいのであれば耳障りの良い言葉や優しい言葉で自分を正当化するのではなく、行動することが必要です。

行動とは簡単に言えば努力のことです。成功者は例外なく努力家です。

私が知ってるある年収１億円稼ぐ経営者はそこに至るまでに６年間、３６５日、１日も休まずに仕事して考えて時間も能力も投資したと言います。

オリンピックで史上最多のメダルを獲得したマイケル・フェルプスは４年間、３６５日、１日も休まず練習しました。

このレベルまで行かなくても身近の人を観察してみてください。それなりの結果を出している人はそれなりの行動（努力）をしているはずです。

メンタルも同じです。

マインドフルネスを毎日、何時間も実践していれば誰でもメンタルが強くなりますし、心の問題や悩みは全て解決します。心の病も治るでしょう。もちろん正しい実践という前提です。

なかなかそこまで実践できない人が多いのですが、指導を受けながらであれば継続することは十分に可能です。

今の自分を変えたいと望むのであれば、耳障りの良い言葉、優しい言葉は頭の中から捨ててください。

耳障りの良い言葉や優しい言葉に浸ってもその瞬間だけは心地良くなるかもしれませんが、現実は何も変わりません。

優しい言葉に囚われることで、行動できない、行動しない自分がさらに強化され、詐欺師に狙われる人になります。

耳障りの良い言葉や優しい言葉をやたら発する人は詐欺師です。目的はお金儲けです。

世の中には行動したくない人がたくさんいるので、耳障りの良い言葉や優しい言葉を駆使して人を集めると、お金を儲けることが出来ることを彼らは知っているのです。

優しい言葉は実は優しくないことを知りましょう。現実を変えるのは行動しかありません。

ここでお伝えしたことが厳しいと感じる人は、精神的に未熟です。だから人生が上手くいかないのです。

もちろん精神的に未熟でも平和で快適に生きていける人は、それでいいのです。何も変える必要はありません。皆が自分を変える必要などありません。

しかし自分を変えたい人、悩みや問題を解決したい人は現実と向き合い行動するしかありません。

継続的なマインドフルネスや瞑想は、それを可能にするメンタルを養うことが出来ます。マインドフルネスの体験レッスンがお勧めです。

プロフィール
西山　純一　
大阪マインドフルネス研究所
https://www.mindfulness-lab.com/

メンタルトレーナーとして多くのプロアスリートや経営者、アーティスト、医療従事者、教師や心理士、学生やビジネスマンなど幅広い人にマインドフルネスをベースとしたマインドの使い方やメンタルコントロール、食事改善や運動、ダイエットを指導。

指導歴は１８年　１０００人を優に超える人達に指導してきた。

２０代前半でアメリカのパーソナルトレーナー資格を取得して、大手フィットネスクラブや関西のスポーツ強豪大学や高校でスポーツトレーナーとして活動。

同時期に大学で心理学の単位を取り、心理カウンセラーとしての訓練も受ける。専門僧堂や禅寺でも禅や瞑想を学び実践する。

プロアスリートや年商数十億円を超える経営者をクライアントに持ち、うつ病を始めとする精神疾患やガン患者、難病患者のカウンセリングやメンタルケアも行う。