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【美容業界】合計200アカウントのTwitter運用調査報告!

【飲食業界編】に引き続き、今回は【美容業界】のTwitter運用ノウハウについて前回と同様に合計5000ツイート(毎回この数を分析するのが苦痛です...)を大調査!その分析結果を2回に分けて報告していきます!

まず本日は全体の傾向として、フォロワー1万人を超える美容系アカウントの運用スタイルをデータと共に解説!飲食業界のTwitter 運用とは異なる傾向も見えてきました。(参考に前回の記事も張り付けておきますね!)

次回の記事では美容業界におけるTwitter キャンペーンのテクニックもご紹介するので、具体的なノウハウを知りたいという方は合わせて覧ください。

他の業界と比較してもコロナウイルスの影響が大きいと言われている美容業界。このタイミングでGUがコスメブランドを立ち上げるなど、業界全体としての動きも活発で各企業にはビジネスモデルの変革が求められています

リアルとデジタルの連動が強い価値となるwithコロナの時代において、美容系の企業がどうTwitter運用に取り組んでいるのかにも触れつつ、まずはアカウントランキングから解説していきます!

1.美容業界のTwitterアカウントランキング

美容業界の企業アカウントをフォロワー数が多い順に1位~10位までランキングでまとめてみました。

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やはり上位にランクインしているのは、男性の私でも知っている大手企業が中心。

美容業界のTwitter 運用の特徴として、自社の世界感を重視したコミュニケーションを意識している企業が多く、各企業がそれぞれのブランドコンセプトや扱う商品のテーマに合わせてアカウントを運用しているケースが多く見受けられました。

前回の飲食業界と比較しても、企業ごとのアカウントの特徴が多種多様な印象です。上記でピックアップした企業もアカウントごとに大きく運用のトーンが異なるのでぜひチェックしてみてください!

2.美容業界のTwitter運用分析

さてここからは、美容業界全体としてTwitter 運用にどのような傾向があるのか5つのポイントをまとめていきます!

冒頭で記載した通り、前回取り上げた飲食業界とは大きく異なる傾向も見えてきたので、そのあたりも抑えながら解説していきますね!

■調査の前提条件
・美容業界の企業公式アカウント200社
・フォロワー数が1万人以上のアカウント
・2020年8月1日~7月20日までの期間で調査    

運用スタイル

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前回と同様に調査したアカウントの運用手法を下記の4つに分類しました。

■キャラ:企業の公式キャラクターが運用

■中の人:担当者の人格が反映されているアカウント

※プロフィールに中の人が運用すると記載されているアカウント、日々担当者目線のツイートが配信されているアカウントを中の人と定義しています。

■キャラ×中の人:企業の公式キャラクターと中の人の両方が運用

■人格無:上記に当てはまらないアカウント

飲食業界編では「中の人」の割合が過半数(約60%)を超えていたのに対して、美容業界では「人格無」の割合が約70%と大きな差が出る結果に。

ポイントとしては、商品紹介をコンスタントに配信しているアカウントがほとんどであることに加え、冒頭で記載したようにブランドの「世界感」を重視している企業も多く、気軽にTwitter らしい投稿を行なうというよりも、「高級感」や「上質」などのイメージ訴求を目的としているケースで、あえてアカウントに人格を持たせないスタイルが多かった印象です。

②投稿頻度/週 コメント、RT除く(引用RTは含む)

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ここでは、それぞれのアカウントの「投稿頻度/週」を分類分け。最も多かったのが「0~5ツイート」で全体の50%を占める結果に。商品紹介を継続して配信する企業が多い中で、ユーザーにしつこい印象を持たれないために、1日に1回2日に1回程度の頻度でツイートされているアカウントがほとんどを占めていました。

正確なデータでは出せていないものの、傾向としてコロナ以前と比較した場合、ユーザーの質問や、疑問にコメントや引用RTで回答しているアカウントが多く、リアルの店舗に来店する人が減少している中でTwitter をコミュニケーションの場として活用している企業が増えているように感じました。

③コメントへの返信

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飲食業界では「返信無」のアカウントが全体の70%を超えていたのに対して、美容業界では回数にこそ差はあるものの、何らかの形でコメントに返信しているアカウントが50%を超えており、先ほど解説したように各企業がwithコロナの時代においてTwitter を店舗に代わる交流場所として活用している印象を受けました。

個人的には今後、商品紹介の割合が多い美容業界においてはTwitter が気軽に閲覧できる質問箱(ユーザーからのよくある質問に回答)のような役割を担っていくのではないかと考えています!


キャンペーン

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飲食業界と同様にキャンペーンを実施している企業は約80%という結果に。やはり企業がTwitter を運用する上で、キャンペーンの実施は大きなポイントになっていると言えます。

様々な形式と活用方法があるTwitter キャンペーンについて、次回のnoteでは目的別に手法と事例をまとめた記事をお届けするので、みなさんぜひご覧ください!

⑤ユーザーツイートへのいいね

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ユーザーツイートへのいいねは、飲食業界と同様にほとんどの企業が実施。特に商品への口コミが投稿されやすい美容業界においては、コンスタントにユーザーのツイートをウォッチし、良いコメントに対しては積極的にいいねをする傾向が見受けられました。

Twitter 上の口コミを収集するという観点で、最近では企業がソーシャルリスニングという手法を活用するケースも増えてきています。今後のnoteでは、運用のテクニックのほかにTwitter 上の口コミ調査についても解説していく予定なので、その際はぜひご覧ください!

3.まとめ

さて今回は美容業界のTwitter運用についてそのポイントを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

改めて本日のポイントを下記にまとめてさせていただきます。


➀運用スタイル
「人格無」のアカウントが約70%。ブランドの「世界感」を意識しあえて人格を持たせない企業が半数以上を占める結果に。

②投稿頻度/週 コメント、RT除く(引用RTは含む)
ユーザーにしつこさを与えないために、1日に1回、2日に1回程度の頻度で商品紹介をメインに投稿。

③コメントへの返信
何らかの形でコメントに返信しているアカウントが50%超え。withコロナの時代においてTwitter をコミュニケーションの場として活用する企業が増加している印象。

キャンペーン
様々な手法で、約80%のアカウントがキャンペーンを実施。

⑤ユーザーツイートへのいいね
約80%のアカウントが、商品への口コミを中心にいいねを実践。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

次回のnoteでは具体的なTwitter キャンペーンのテクニックをご紹介するので、みなさんぜひご覧ください。

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