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今だからこそ、生活に「Hygge」な時間を。

Hej(こんにちは)!今日のテーマはHygge(ヒュッゲ)について。


Hyggeとはデンマークを語る上では外せない文化。一般的には日本語で「居心地の良い時間や空間」と訳されていますが、他の国の言語では表現しきれないデンマーク特有の概念であると言われています。

最近日本でもHyggeなライフスタイルとして、キャンドルを焚く、コーヒータイムを楽しむなど様々な方法が紹介されています。

今回はデンマークでの留学生活を経た「私の考えるHygge」について書こうと思います。


留学中、Hyggeについて知りたくてデンマーク人の友達数人にインタビューしたことがあります。

「ヒュッゲって何?」

何も心配することなく、心から楽しんでいる瞬間
居心地が良くリラックスした状態
自分の好きなことに時間を費やす積極的な選択


「どんな時ヒュッゲを感じるの?」

例えば、家族と一緒に散歩をしたり食事をしている時や、友達と映画を観たりピクニックをしている時。一人でゲームをしたり、本を読んでいる時にも感じる。共通点はリラックスして何も心配することなく、その瞬間を楽しんでいる時に感じる。
家族や友達と過ごしている時だけでなく、一人で居る時にも感じる。大切なのは誰といるかよりも、自身の時間を自分にとって居心地の良い環境で、自分のしたいことをしているということ。


これを聞いて、私の中でHyggeの概念が変わりました。

Hyggeとは、「ある外的な条件がそろったら完成するもの」というよりも、「個人の内発的で積極的な選択から生まれるもの」なのかなと。

「誰といると幸せなのか」「何をしている時にリラックスできるのか」
自分がどんな時にHyggeを感じるのかを知り、その環境を積極的に作り出していく。

「何をするか」よりも、「自分がどう感じるか」が大切なのだと気づかされました。


僭越ながら、これを伝えたいと思ったのは今だから。

毎日何をしていても、心のざわざわは収まらない。どんどん憂鬱な気持ちになってしまう。

そんな時は「私にとってのHyggeな時間」をとって、気持ちを落ち着けるようにしています。

好きな映画を観る。好きな音楽を聴きながらお風呂に入る。家族や友達と電話してバカ笑いする。

こんな時間が最高に愛おしく、私の心を癒してくれます。


皆さんにとってのHyggeな時間が、心にも少しでも安らぎを与えてくれますように・・・Hav en god dag(素敵な1日を)☺︎

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