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ハマグリとニューロンとタワマン


2024年3月2日(土)

ひなまつりイブだ。
そんな名称は無いけども、スーパーに行くとひなまつりムードに満ちていた。
立派なはまぐりが売っている。
三重のはまぐり、千葉のはまぐり。
三重は「その手は桑名の焼き蛤」の桑名のやつだろうか?
大ぶりなものが1個400円ちょっとと、かなり良いお値段がする。
千葉のは一回り小ぶりなものが1個200円ちょっと。
三重のを見た後だとお買い得に見える。

東京に来て、はまぐりがいっぱい売っていることに驚いた。
特に、ひなまつりの時期になると魚売り場ははまぐりでいっぱいだ。
大阪ではこんなことは無かった気がする。
千葉や茨城といった今主要な産地が近いからなんだと思う。
千葉は九十九里浜かなぁと思ってちょっと調べてみたら、東京湾側でも水揚げがあるらしい。
このサイトに詳しく書かれていた。
九十九里浜側で穫れるのは「チョウセンハマグリ」っていうめっちゃ外来種っぽい名前だけども、日本古来種で、漢字は「朝鮮」じゃなくて「汀線」だとか、漁に使われる器具は「マンガ」という名前だとか、面白い。

イブから用意されてる食材って、当日まで売られ続けるんだろうか、とよく思う。
当日入荷した物の方が新鮮そうで嬉しいような・・・とか。
でも当日買い物行けない人もいるだろうから、イブにも売れるのかなぁ。
あのはまぐりたちはスーパーの魚売り場で夜を明かすのだろうか。

はまぐり食べたくなってきたなぁ。
高いけど。
美味しいよなぁ。

お世話になってる東大の池内与志穂先生の繋がりで、渋谷のQWSという所で開催された「培養ニューロンの機能と未来」というイベントに行った。
ニューロン(神経細胞)のバイオテクノロジーの最新事情を研究者が一般向けに話すイベントだ。
脳の機能を体の外で再現したり、コンピュータの代わりにニューロンに計算させたり、最近この分野の発展はすさまじく、マヂでSFの世界どころか「事実は小説よりも奇なり」の通りである。
ソフトバンクが東大にめっちゃお金を投入していて、このイベントもその一環だ。
実用化されて製品が一般の人の目に触れる未来もそう遠くは無い気がする。
楽しみだなぁ。

渋谷のQWSは渋谷駅直結のビルの15階にあって、色んなイベントをやっている。
初めて行ったけど、なんかいっぱいお金投入されてそうで快適だし、高いから渋谷の街が見下ろせて遠くの山まで見えるし、スゴかった。
子どもみたいな感想だけども、いや本当にわ〜ってなった。
わ〜っ!

タワマンとかどうして住みたいのかと思ってたけども、高い所に来てみると、その良さが結構分かる。
でも、それも普段低い所に住んでるだろうか?
収入が増えた未来、自分はどこに住むことを選択するんだろうか?
あさりやしじじみみたいにはまぐりを食べるようになるんだろうか?
高い所ではまぐりをたらふく食べるのは幸せだろうか?
・・・と想像する。
いや、その前に、いや、それと共に、収入増やせるよう頑張ろ・・・。

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