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(読み切り小説)短編集

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「ふらりと立ち寄り、さらりと読める」を目指して。読み切りの短編小説をひとまとめにしました。
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#短編

(読み切り小説)甘酸っぱい僕の鬼嫁

(読み切り小説)甘酸っぱい僕の鬼嫁

えっと、これは何、、?

出逢って10年の長き歳月を経て
ようやく勇気を出してプロポーズ💍

晴れて夫婦となった僕と彼女
嬉しくて狂喜乱舞な僕のスマホに
彼女は検討もつかないアプリを
勝手にインストールした📱

「どこでも鬼嫁といっしょ」
何かそんなゲームのタイトルあったような
てか、そもそも何をするアプリ?

「カウント・システム5000回設定完了」

、、、。

僕のスマホなのに
僕の疑問

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(読み切り小説)雪だるま改のジレンマ

(読み切り小説)雪だるま改のジレンマ

それは明らかに変な出来栄えの
多分悪ふざけで作ったんだろうな。

誰かが1体の雪だるまに
拾った枝かなんかで手のみならず
足までも増やした。

何か、、やっぱりちょっと変だね💧

隣に並んだ仲間の雪だるまが
ぽつりと言った。

うん、何だろ
全然馴染めない、困ったな、、。

かなり広大な手入れの無い更地
いつしか誰かが雪だるまを作り置き
それがひとつふたつと増え
今年は豪雪という事もあり
気付け

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(読み切り小説)絆、キラリ

(読み切り小説)絆、キラリ

その昔、まだ人間が
獣の皮で作った粗末な衣類を身に付け
ようやく松明のようなモノに
あかりを灯せるようになった頃のお話。

あら、また火が消えた。

山肌に沿った洞穴は
夜になると強い風が絶えず吹き込み
何度灯しても火は消えてしまう。
当番を割り当てて誰かしらが毎日
朝まで寝ずに番をする日々。

他の生き物の侵入を防ごうと
知恵を絞り足元の悪い崖に居を構えても
屈強な身体を持つ獣たちが
夜な夜な恐

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(読み切り小説)海底(うなぞこ)ロマンス

(読み切り小説)海底(うなぞこ)ロマンス

浦島太郎に登場する亀って
サイズ的にウミガメっぽいな、と
なんの気なしに思ってたんですよね🐢

スミマセン、ここから
かなり長文で語ります(謝罪から入る)

まぁ、ウミガメ説(仮説)🐢
海から現れて海に潜るんだし
私だけじゃなくて誰かしら
おおよそ見当付くような事を
大発見みたいに思ってました(笑)

そしたら、とにかくウミガメだとしたら
あれって、、陸に上がるのはメスだよね
ウミガメのメスだ

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