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恒例の 田植えに笑う 子どもたち 横の大人も みんな笑顔に

機械を使えば簡単にできることでも、あえて手作業を行うことでひとつの行事として成立する。先日行われた田植えもそのひとつだ。子どもたちはやや戸惑いつつも、内心は楽しそうな気がする。いつものようなルーティンのような授業ではない。一度きりの特別授業は、泥まみれになることを覚悟のうえで行うのだ。

田植えという単純作業であるが、そもそも足を泥と水が混ざった田んぼに突っ込むことが初めてである。そして水混じりの泥が歩行を大幅に制限することも初体験だ。それでも田植えは同じことの繰り返しだから徐々に慣れていく。そして最後は足が取り返しのつかないレベルで泥まみれになっていることを良いことに、本来汚れない筈の上着すらも汚してしまうのだ。

この日はいつもにもまして楽しいひとときである。最初はやや緊張気味だった子どもたちが笑顔になった。そして子どもたちは、恐らくわかっていると思う。自分たちの様子を見て大人たちもほほえましい表情をしている。だが、内心は子どもと同じレベルで、一緒に参加しながらの泥まみれの非現実体験が嬉しいのだろうと。

恒例の 田植えに笑う 子どもたち 横の大人も みんな笑顔に
(こうれいの たうえにわらう こどもたち よこのおとなも みんなえがおに)

今日の記事「富田林の奇跡の復興米の田植え」を参考にしました。

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