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人生における努力について知見を得た話【シャニマス】

有栖川夏葉にハマった

私はアイドルマスターシリーズが好きで、好きなアイドルも複数人いるのだが、ふと思ったことがある。

「今までに好きになったアイドルの共通項は何だ?」

簡単にまとめてみた。

・顔と声に惹かれる(感覚機能)
・ギャップに惹かれる(認知バイアス)
・信念の強さに惹かれる(自我強度)

実際はもっといろいろ複雑な要因があって好きになるのだが、簡易的に示すならまあ、この3つだな、と。

アイドルによって3つのパラメータの振れ幅は違うし、1つだけでなく複数のパラメータが大きくなった結果好きになるというパターンが多い。

最近、信念の強さに惹かれとても好きになったアイドルがいる。

有栖川夏葉だ。

この間、WINGのコミュを見返していたのだが、こんなにも私が最近考えていたこと合致し、また新たな知見を与えてくれるアイドルだったのかと驚いた。

その一部を抜粋しつつ、私の考え、経験と照らし合わせながら少しだけ今の想いを残しておこうと思う。


目標をなすことには必ず努力が必要である

まずはWING共通コミュ「夢のために」から。

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夏葉は、1番になる人は誰よりも努力をしており、大きなことを成し遂げる人間になるためには何よりも努力が必要であるという確固たる信念を持っている。


私は中学の頃は勉強を熱心にしていた。なぜあんなに勉強を頑張ったのかは今でもあまりわからない。

「テストが近いから勉強をしなきゃいけない」

誰でも考えることだと思うが、気づけばテストは全教科90点以上とらないと気が済まなったし、全教科合わせて3問しか間違えなかったこともあったし、順位表は1番だった。

周りからは「頭がいい」という評価だったと思うが、自分自身で「頭がいい」と思ったことは1度たりともない。

ただ、勉強という努力をし続けたから、それだけだ。

地元の偏差値トップの高校に入ったが、もうあまり勉強をしなくなったので、下から数える方が早かった。私は「頭がいい」人ではないからだ。努力をしていないから、当然の結果だ。

現在においても、中学の頃と同じ熱量で努力ができていないのだ。

大学での研究はそれなりに頑張ったと思っているし、間違いなくスキルは身についた。それでも、あの頃の努力量とは比べ物にならないのだ。

「結果」を出している人はいる。その人たちは必ず努力をしているのだ。

生まれつきの「天才」であるかどうかではない。天才に見える人は、その裏で行ってきた努力がその場で見えていないだけだ。


これから先、「スキルをもっと伸ばしたい」「自分の価値を高めたい」と思うことがおそらくあるだろう。そのために必要なこと、自分も1度は経験していることを、有栖川夏葉は再確認させてくれた。思い出させてくれた。

努力の対象は他人ではなく、自分である

次に、【ストイックトレーニング】有栖川夏葉コミュ「一石二鳥」から。

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夏葉が片時も惜しまず努力を続けるのは、自分が将来後悔しないためであり、努力の対象は完全に自分に向けられている。


努力の対象が他人であるとはどういうことか。

現実で当てはめると、youtubeの閲覧を上げる、RTやいいねを稼ぐといったことであろうか。もっと抽象化すると、他人からの承認欲求を満たすために努力をすることである。

もちろん、これらを完全に否定しているわけではない。閲覧が増えるその先に自分が得るもの、明確なビジョンがあるならば全く問題はない。

しかし、他者のための努力、すなわち承認欲求を満たすためだけに努力を行うと、もしもその行動がうまくいかなかったとき、なかなか他者の共感を得られなかったとき、努力をしたにも関わらず自分に還元されるものが何一つないのだ。そもそも努力が長続きしなくなるという可能性もあるだろう。

私は社会人となる前の学生であるため、「他人よりも成績が良ければ評価される」環境にしかいたことがない。

他人と比較をし続けることで自分のアイデンティティを保つ行為は、自分の人生という長い道で見た場合、本当に有意義なのだろうか。


このコミュを読んだ後、無意識に努力の対象を周りの人々に向けている自分に気が付いた。有栖川夏葉が、気づかせてくれた。


シャニマスという作品

アイドルマスターシャイニーカラーズは文学作品だと個人的には思っている。

それは例えば、この記事のように自分の考え・知見に対して新たな発見を提供してくれる側面が存在するから、というのが理由の一つである。

私は有栖川夏葉の思想のほんの一部に触れたに過ぎない。

これからもシャニマスを、有栖川夏葉を、好きでいたい。





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