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神戸の復興を見学 「あすパーク」子どもリビング

神戸、六甲道駅まで足を伸ばして「あすパーク」さんの地域共生拠点を見学。

ここ「あすパーク」さんは、中間支援の拠点として、自分の「地域に貢献したい」気持ちに寄り添い、その人が自分の力で立ち上がっていくのをサポートします。

そして、セブンジェネレーションでお世話になっている

照さんにお会いしてお話を聞かせて頂きました。

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今日は、子どもたちの居場所「こどもリビング」があり、見学・参加をさせていただきました。

小学校が終わると12人の小学生がやってきて過ごします。

週に1回の子供たちの居場所です。

子どもだけではなく、シニア世代の生きがい活動、学生さん(地域がコロナの影響でバイト先がなくなった学生さんを対象に派遣)が加わります。

宿題タイムが終わると目の前の公園で遊び、

おやつタイム(いつもは手作りお弁当)、

あすQタイム(大人(シニア世代)から遊びや知恵を子供達に伝授し、集う時間)

ありのままの子供たちの姿や声がみられました。

ありのままでいられる場所がここにあってよかったなって ホッとします。

時には、大人も困った顔を見せながら 人生を思い出すように寄り添っています。

あすパークの見学で、お話を聞かせていただく 活動スタッフの皆さんが口にされていたこと。

地域コミュニティが生きがいを感じられ、日常の支えになっていること、

自分の生きがいを見つめたときに この活動があり、計画されたものに沿って活動するだけではなく、自分の意志をもち、自分がしたい事、自分がどう思い、感じているかを言葉にしていることでした。

そして、印象的だったことは 代表の中村さんが阪神淡路の震災を経て、水炊き活動から始まった 草の根の人脈が活動の中に持ち込まれ、願いをもとに個々の地域に対する願いがあること。

それを関わる誰もが 生きがいについて自分なりに模索していること。

それらに価値を感じていることでした。

施される全てに、つながりから持ち込まれる「手」を感じます。

お弁当の食材には、地域のフードロスを減らす意識を持ち込み、料理してくださる地域の支援者がいる。

場づくりを行う先生、活動の準備をするシニア世代、小学生とガチで遊べる学生さんのエネルギー、

それらを子供たちが浴びるように受け取って、元気に帰る姿。

こういった一つ一つが地域コミュニティに持ち込まれたら、どんなに安心するのか。

働くお母さんのサポート、

子育て世代、シニア世代、地域の人の誰もが楽しく参加できる日替わりの催し、ボックス1つ分の手作り商品の展示販売コーナー。個人の願いにより準備され行われる みんなの居場所。

あすパークだけではなく、あすパーク自体も大きな地域支援の一つとして繋がっていること。

今日感じた 質と、この仕組み。

人が個人利益を追求をする、生き残りから 共に生きることへ回帰していく。都市型地域コミュニティ。

活動の中で感じる質を 記憶し、帰路につきました。

福島で 同じ都市型コミュニティまではいかないかもしれないけれど、

福島は福島にしかないもの、その土地土地に受け継がれている「宝」がある。

伝授・伝承され 世代を超えてつながる居場所ができたら、どんなに安心だろうと想像します。

快く 私を含めてくれた 皆さんに そして照さん どうもありがとう。

大風の影響で、予約していた福島直行の夜行バスが走らなくなっていたことを、バスに乗る直前に知り、慌てて大阪まで出ました。

大阪から東京まで夜行で走り、これから子供たちが待っている福島へと帰路につきます。

長かった、関西の旅がもうすぐ終わります。たくさんありがとう!

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