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ありむら
2022年3月28日 16:18
ドストエフスキーの『罪と罰』を一ヶ月かけて読んだ。感想をまとめようと思ったが、気になる要素が多すぎて、一度に文章にするのは容易ではない。よって、日記として書いていたものを掲載することを決めた。一応、日記の背景として。2.12に台湾に渡り、2.26の朝まで子どもと防疫ホテルに隔離中。一歩もホテルの部屋から出られない状況下で書いている日記である。2月22日 火曜日 13:00ドストエフスキ
2021年12月8日 20:36
朝から大雨が降っていた。窓を開けると、凄まじい雨音と、冷たい空気がなだれ込んできた。朝7時、雲に覆われた空は薄暗く、外灯を付けっぱなしにしていても違和感がなかった。 寒い朝は嫌いじゃない。白湯用の湯を白いヤカンで沸かす。その間に珈琲メーカーのスイッチを入れると、部屋を珈琲の香りが満たす。湯気がたつ白湯をそっと口に含むと温度と共に体が整うのを感じた。 朝は古典を読む。というルーテ