愛する女性へのラブレター〜生まれ変わるほどの恋をして〜

いまからもう、3年くらい前のこと。
あなたに会いたいと言われて
あたしはすごく嬉しかったんだ。



(※その時点ではまだ恋愛的な意味は無く、
会ってお話ししましょうか、
くらいの感じだった)



でもね、
ひとつだけどうしても気にかかったのは
わたしの容姿がひどく醜かったこと



これはね、
ふつうの意味での醜さとはちがって
まぁあまり口にしにくい話題ではあるけど、
あたしは底辺生まれの底辺育ちで
職業もド底辺産業だったりするからね。



そうすると、
避けようのない事実として、
顔も身体も動作も言葉遣いも
それ相応の汚らしいものになるのです。



貴女はきっと、
じゅうぶんまともな環境に育ってきた(はずだ)からね。
たぶん、
生涯で一度も遭遇したこともないような
野卑で低俗な人間だったでしょうよ、
当時のあたしは。





わたしは地球とは別の星からやってきた。
故郷の星での記憶も鮮明に保持している。
そんな話をしても、
まぁ誰も信じないだろうし、
まぁ信じてもらう必要もないのだが。



わたしにとって故郷の星の記憶についての
『動かぬ証拠』だと思えるもののひとつが、
『高貴さの記憶』とでも言うべきもので。




現実世界では底辺に生まれて
底辺に育って
底辺の職業しか知らないはずなのに。




だから
下層民特有の汚い言葉遣いしか
知らないはずなのに、



ネットで自分の書きたいことを書くときには
じゅうぶんな品性と品位のある言葉を紡げる。
ネットだけに限定すれば
じゅうぶんな品性と知性を持った
わたしでいられる。




それは言い換えれば、
ひどい底辺に生まれながらも、
まわりの人間が全く興味を示さないような書物をたくさん読み、まわりの人間には理解が及ばないようなテーマをたくさん研究してきた、ということでもある。




ネットのなかにいられれば、
自分の知性と品性をそのまま表現できて、
それに相応しい相手と出逢えて、
それに相応しい相手と交流できる。



『だからこそ貴女にも出逢えた』




なのにさ、
現実世界でのわたしは。
あの頃は、
底辺層の貧民そのものだったんだよ!?
問詰するような喋り方、
睨みつけるような目つき、
誰にも決して気を許すことのない、
警戒心に満ちた身体の動き。



だから会いたくなかった。









でもさ、
ネットのなかだけで
どれほど親しくなったとしても。
絶対にネットでしか会えないのなら、
現実世界で直接会うことは許されないのなら。


この関係は
いつか
かならず
終わる。


そんなことに気づいてしまって。
貴女を失うことを恐ろしいと感じたときが、
もしかしたら、
恋の始まりだったのかもしれない。














いまでも場末の工事現場にいるのは
ちょっと意外でもあるけど。
あれから3年、
あたしね、
ほんとうにほんとうに努力したよ!?



いまでは
あたしはあたしの顔に自信がある。
こんな顔は貴女には絶対に見せられないと思っていた、あの凶暴さは、どこかへ消えて。
いまのあたしはすっかり穏やかで。
話し方、発声の仕方も、そうとう研究したからね。
わたしと話していて、すくなくとも、
怒鳴られてる、問い詰められているとは
感じないだろう。
(※あたしの声についてはYouTubeにサンプルがたくさん上がってますよね。こんな声です💖)



あたしの身体。
男から見て魅力的かどうかは何とも言えないけど。
あくまで女の子同士という前提でなら、
かなり魅力的だと思う。
身長が170センチ近くあるので、
そこらの男どもより背は高いし。
身のこなし、汚く見えない&弱そうに見えない身体動作もかなり研究しましたから。
自分で言うのもアレだけど、
恋人同士として見ても、仲の良い友達同士として見ても、わたしとふたり街を歩くのはじゅうぶん絵になるし、誇らしいと思う。
本当の本気で努力を重ねて、
『ミミィさんっていうの』って貴女のまわりの人に紹介されても恥ずかしくない顔と身体を、わたしは創った。




容姿ってビミョーな話題でもあるからね。
これが生まれつきのものだったら、
こんな手放しで喜んでいたかどうかは分からない。



けど、あたしのこれは、
本当の本気で努力に努力を重ねて
(どんな努力をしたらいいのかの知識も含めて)
自分で勝ち取ったものだから。



貴女のとなりに置いておくのが
『恥ずかしくない』自分になれて、

わたしは

ほんとうに

ほんとうに

誇らしい──────。





















ここ数年、
わたしはこんなふうに生きてきてしまったのです。



だからね、
貴女を失ってしまうかもしれないことだけは、
ほんとうに、ほんとうに、恐ろしい。



これだけのことができたんだから、
いわゆる『どこへ行っても通用する』のだろうけど。
わたしはそういう考え方をしたくない。



わたしが全力で努力して創りあげたわたしは
ただひとり、貴女だけのもの。
どぅか、受け取ってほしい。
どぅか、ずっとそばにいさせてほしい。



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#愛する女性へのラブレター
#女の子同士の恋愛
#最愛のあなたへ

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