起業家向け占星術講座①:双子座的コミュニケーションと射手座的コミュニケーション

(※この投稿は占星術的思考パターンに馴染むための占星術的雑考です。べつに起業家でなくても読めます。無料です)




9月くらいにね、
あたしにしては珍しくセミナーに参加したのよ。そのセミナーの講師兼主催者は『駆け出しの』スピリチュアリスト、とでも言えばいいか。




スピリチュアルをビジネスにしたいのだけれど、夢と希望はあっても現実がついてこない。そんな、アメブロ界隈にはたくさんいそうな、零細起業家の人が主催するセミナーに、わたしとしては珍しく参加してみたのです。
コネではないので料金も正規料金を払いましたよ。






でね、
参加してみたら、
当日の参加者はあたしだけ!
講師の先生(=主催者)とふたりきり!!
(※女性です)





まぁ人にもよるだろうけど、
1対1の状態で、
講演会らしく演台の上から演説したり
セミナーらしくきちんと黒板書いたりって、
まぁできない人はできないんだよね。





そんなわけで、
(形だけは)
セミナーに申し込んだのに、
(実態としては)
主催者兼講師の先生と、
まるまる3時間雑談して終わった感じになりました。






先生、
と言ったって、
実態はまぁ、駆け出しのひよっこ起業家なわけじゃんか??
講演慣れしていないし
教え慣れてないし
ビジネスにも慣れてない。





だからまぁ
このセミナーを採点するなら赤点。
参加費ぶんの価値はありましたか?
ノー!
次回も参加したいと思いますか??
ノー!!










じゃあ、
こういうセミナーには
『価値がない』のかといえば、
それも違う。






売り手がいて、
買い手が付けば
ビジネス成立ですからね💖





つまりね、
特定の誰かと3時間雑談するのが、
『とても楽しい』
という人には、
これはじゅうぶん価値があるわけですよ。






アイドルグループの握手会とかはさ、
握手券持って並んでも、
たったの1分とかで終わっちゃうじゃん。
握手して、
ちょっと喋って、
はい終わり!!!






それに比べたら、
講師(という名のその人自身)を
『まるまる3時間独占できる』のなら
サービスとしてじゅうぶん成立するわけです。





なのでね、
そのイベントを主催した彼女の立場から言えば、
『たった1名しか来なかった』
とか考えるのがもぅまちがい。
実際に1名来たんだから、
大したもんでしょ?
ちゃんとニーズがあったんだから。






だからね、
イベントが終了したら、
その日のうち、もしくは次の日に、
きちんと挨拶文を送るべきなのよ。





『本日は(昨日は)私の講演会にご参加くださいまして誠にありがとうございました。宜しかったら感想を聞かせてください。宜しかったら次回もまた参加を御検討ください』ってね。




ほんとうに、
物の見方によるし、
そう思うかは人それぞれだけど。




『3時間まるまる独占できるなら安い』
という見方はじゅうぶん成り立つし、
ならば利用者にそれを提供できたことを誇りに思うべきなのだ。





なので、
駆け出しのひよっこ起業家のあなたは
たった1名の参加者様に、
きちんとお礼の手紙を送ること!
もちろん郵便じゃなくてもメールでもLINEでもいいですから。






そういうところにまで気が回らない。
それどころか
『たった1名しか来なかった』
ことに囚われる。
そこがシロウトなんでしょうね。





世の中には、
孤独を持て余しているヒマ人は
たくさんいるから。
そーゆー人達に向けてビジネスをするなら、講座で教えている内容が何であれ、
講師兼起業家が力を入れるべきポイントは、
仲間っぽさ、
お友達っぽさを作ることですよ?
ね!参加者様を『仲間として大切にする』センスがあれば、教えている講座の内容なんて平凡でいい。





分かりますかね?
いま、求められているのは
『居場所』なんですよ??
そこから考えたら、
教えてる内容なんてぶっちゃけどうでもよくて、
『講座で教える』
という体裁をうまく利用して、
『居場所を与える』
ことが大切なの。
ほんとうにそんな時代。





いわゆる
『水瓶座の時代』とか
『風の時代』とか言われるものが
この先どんどん本格化してゆくとね、




あのね、
『水瓶座の時代』
『風の時代』
は、少しもラクではありませんから!
(※別記事参照)





そんな“過酷な”時代を生きる人々にとって、もっとも切実に必要なものは、たしかにその場所の一員だと思える『居場所』なのです。





それを考えたらね、
1回でも参加してくれた人には、
マメに連絡入れて、
『お友達っぽさ』
『居場所っぽさ』
をちゃんと作らなきゃね!
顧客は『人数』じゃなくてさ、
それぞれ『ひとりひとりの人間』なんだよ??!?






※※※※※※※※※





さぁて。
そんなことを説教しておいてアレですが。わたしは自分のところの参加者へのアフターケアなんて全くしていません。





わたしは自分のメンバーシップを開設してから2年4ヶ月経過しました。
サークル、という名前だった頃の2020年7月に開設した占星術研究サークルがそのまま継続して2年4ヶ月。





やってみると分かるけど、
サークル/メンバーシップの運営って
ものすごく大変ですから!
サークル/メンバーシップの開設を
note運営がしきりに勧めてくるから、
ついうっかり始めてしまった人なら、
たくさんいるでしょうけど。




それを継続してゆくことは、
ほんとうに、ほんとうに、
難しいです。




なんとか継続してゆくためには、
サークル/メンバーシップの主催者に
(この場合はわたしに)
できるだけ負担をかけずに運営してゆく方法論が、ほんとうに、どうしても必要になります。




はっきり申しますが、
メンバーシップの運営は、
参加者から毎月安定してお金(参加費)を徴収できる、
なんてことだけでは、
まったく釣り合わないくらいに
『負担が重い』です。





釣り合う場合があるとしたら、
①メンバーシップ運営を本業にする、
と定めて、
②それが可能になるくらいの収益が上がった場合。
だけだと思います。




それでね。
『希望者は誰でもご参加できます』
という方針だと
主催者のわたしにとっては
あまりにも負担が大きすぎるため、
たぶんnoteの運営側は全く想定していない使い方だと思いますが、
ウチのメンバーシップは
新規メンバーを募集していません。




現在在籍しているたったの数名が
『さいごの』会員です。
今後も新規メンバーを募集する予定はなく、占星術研究会としてその使命を終えたらメンバーシップは閉鎖するつもりです。






では、
自己紹介はこのくらいにして、
さっきの話に戻ります。




教えている内容じゃなくて、
『居場所を与える』ことが大切だ。




わたしがコンサルタントなら、
もぅとにかくそこを力説しますね。





教えている内容なんて、
どう頑張ったって、
ほとんどの場合は、
他の人が教えていることの焼き直しです。
それ以上のものを作ることは、
ほとんどの人間にはできません。





でも、
そこじゃなくて、
参加者様に、
『自分はそこに参加している』
という所属感を与えることのほうが、
いまの時代は、
じつははるかにニーズが高いのです。





で、
そんなふうに力説しておきながら、
わたし自身は
(自分の講座では)
そんなことは絶対やりません笑





これはどういうことか??




はい。
これがまさしく、
双子座的コミュニケーションは雑談的
射手座的コミュニケーションは専門的
という話です。





講座を開いて、
自分の名前でなにかを教える。
サークル/メンバーシップを開いて
自分の名前で小集団を持つ。





いや、切実に。
じつに切実に、
いまの時代はこういう知識が必要とされていると思います。





ね、あたしがわざわざ再論する必要もないくらい、大企業に就職しようと公務員になろうと安定なんて全く無い時代だもん。
『せめて副業でもいいから』
起業してお金を稼ぎたいって人は、
ほんとうに、今の世の中、
ほんとうに、たくさんいると思います。




なので、
この方面の知識は、
いまや誰にとっても必要なものなのですが。




セミナーを開いて、
自分の名前でなにかを教える
サークルを開いて、
自分の名前の小集団を持つ




どちらの場合であっても
(両者を併用する人も多いかと思われますが)




それとは別の軸として、
『そこで行われるコミュニケーションは』
双子座的か、
射手座的か。




ここをはっきりと認識しなければなりません。



老人たちが集まる将棋クラブは
将棋を上達させるためというよりは、
将棋を媒介とした社交場です。




子ども向けのお教室は
場合によっては
ママたちの社交場かもしれない。



であれば、
上達よりも居場所感ですよね??




双子座的コミュニケーションを求めてやってくるお客さんたちは、
じつは居場所を求めているのだから、
提供すべきものはじつは蟹座です。





なので、
セミナーでもサークルでも、
教えようとしている内容よりも、
蟹座的『居場所感』を与えられる人が成功することでしょう。




双子座→蟹座。



占星術の基礎知識がおありなら、
このテーマについては
じゅうぶん研究してみたらいいと思います。





※※※※※※※※※



でね、
それとは正反対の路線もあります。
射手座的コミュニケーション。



わたしの主催する占星術サークルは、
難易度において妥協するつもりはないのです。



『難しくしたい』という意味じゃなく
(占星術のなかでの)
まだ研究されていない分野を
わたし自身が仮説を立てながら
探求してゆき、
わたしにとっての
『最先端の仮説』が
そのまま授業内容になったりします。




そうなると、
何も知らない初学者がやってきても
面倒を見るのは不可能なのです。



なので、
新規メンバーは募集しない。




いま残っている数人のメンバーは
いずれも『プロとして通用する』
(=自分の名前で有料鑑定できる)
人だけなので。



そうなると、
その人たちに教えているわたしは、
矛盾があれば遠慮なく突っ込まれることになるし、
でもわたし自身も、
矛盾を遠慮なく指摘されて修正できたほうが良い、という立場です。





そういうわけなので、
わたしのメンバーシップは
小規模ながらも専門家集団なので。
わたし自身は
自分でいまも研究しながら、
その研究がそのまま授業。
という感じです。




そうすると、
双子座的コミュニケーションからの
蟹座的居場所感とは、
だいぶ異なる場所になりますよね?




射手座的コミュニケーションから始まった小集団は、
その先はどこへ進むかと言ったら、
図形的には山羊座のはずなんですけど、
どうにも実感としては水瓶座っぽいですね。




山羊座へ進むとしたら、
わたしの見解をほかの占星術師が引用する場合、などかな?
サークル所属者にかぎらず、
全く見ず知らずの占星術師が
自分の鑑定文を書く時などに、
わたしの見解を引用して
『板谷ミミィ先生の見解によれば』
───は━━━である。
こんなことが起こるようになれば
山羊座に到達しています。




でもそれはサークル/メンバーシップとは直接関係ないから。
所属メンバーたちに与えられるものといえば水瓶座的な普遍的知識でしょうね。占星術とは無関係な場所でも十全に使いこなせるような。




そんなわけで。



ひとことで
セミナーを開いて
自分の名前でなにかを教える
サークルを開いて
自分の名前の小集団を持つ
と言っても、



そこには


双子座→蟹座路線と
射手座→水瓶座路線




まったく異なるふたつの道があるわけです。両者を混同することなく。まぁ多くの場合は双子座→蟹座のほうがニーズがあると思いますが。自分がどちらの道を進みたいのか、はっきり自覚してから起業されるのが良いかと思います。おわり✨✨✨





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