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自分より年下の人に、躊躇なく頭を下げることができるか

※このnoteは1と2があり、今日は1です。


あなたは自分より年下の人に、躊躇なく頭を下げることができるのか。会社編。

頭を下げる、というと色々な場面が想像できるかもしれないが.…
このnoteの場合は、「おわびする」「謝罪する」「許しを乞う」「失敗を正直に認める」、、、などの場面を表しているとする。


あなたは自分より年下の人に、躊躇なく頭を下げることができるだろうか。
この問いはこんな風にも言い換えられる。

あなたは自分より年下の人の前で、自分の非を(間違いを)認め、謝ることができるか。
あなたは自分より年下の人の前で、自分のミスや失敗を認め、素直に頭を下げることができるか。
あなたは自分より年下の人の前で、頭を下げるというその「行為」に抵抗はないのか。


まぁ言いたいことは、誰に対しても躊躇なく謝り、自分の非を素直に認めることができる人って素敵だよね、という話なわけで。

最近?でもないかもしれないけれど、よく聞くと思わないですか、「実力主義」という言葉。
私のインターン先の部署も、実力主義(+本人のキャリアの希望)でポジションが決められていると言って良いように思う。チームリーダーがそのチームの中で1番年上とは限らないし、社歴の長い人ほどマネジメントをしている、ということもない。


自分より年下の人がリーダーになり、自分が部下になる….という状況が生じるような企業・部署はこの世にたくさんあるわけである。
終身雇用や年功序列…..という言葉からジョブ型・実力重視・成果報酬型、、、とかへの変化など色々あるけれど、
働いている年数に関係なく 個人の能力とそれに伴う結果で その人のポジションやキャリア、給料が決まっていくのである。


こいつは私より年下だから、こいつは私より社会人歴が短いから、、、なんていうふうに"年下の人"を一括りにして下に見ている人は、きっと頭なんて下げられないのだろう。頭を下げることを、とても屈辱的に感じるのだろう。



以前車校(教習所)に通っていた時に、おそらく50代であろう指導教官の方がおっしゃっていた。
「君のようなこれから免許を取得する若者だけではなく、
老人(高齢者)にも運転の講習をすることがもちろんあるんだけれど、おじいちゃんっていうのは頭のかたい人が多いんだよ。自分より年下の人間の言うことなんて聞かん!っていう態度を取ったり。危ないって言っているのに素直に聞いてくれなかったり。」

まぁ60以上であろう高齢者の方が自分より10以上年下のおじさま(?)に運転の仕方を教わると言うのは、穏やかでない空気を感じる(ような気がする。)
もちろん老人全員が偏屈だとかそう言うことが言いたいわけではなく、
「自分より歳が若い人に教わると言うことを素直に受け入れられない、嫌なプライドの高さ」
を持つような大人にはなりたくないな〜〜という話であった。


やっぱり自分より下だと見なしている人間に対して"頭を下げる"という行為をすることで、プライドをへし折られたように感じてしまう、、、
そういう人には、いわゆる「ひと昔前」の人が多いように感じる。


ありがとうもごめんねも、相手の立場や年齢に関係なく、素直に言える人になりたいな。
相手がミスをしたり失敗をしたりした時は責めるくせに、謝罪を要求するくせに、
自分がしたミスはまるでなかったことのようにする—— そんな人間には、決してならないようにしよう。



1はこれで終わり。