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行列の価値


3ヶ月くらい前に

情報番組で「台湾カステラ」のお店の中継を見ました。

カステラが焼きあがる時間が決まっていて、

その時間に購入するためには整理券をもらったり予約をしたりしたほうがよいと。

行列もできていました。

焼きたてで、ふるんふるんの台湾カステラ。

それは予約してでも、行列してでも食べたい!と思いましたが、

まぁ、わざわざ買いに行く元気もなく、

そのまま今日まで忘れておりました。


しかし今日、たまたまそのお店の近くを通りがかって、

(そういえばあの台湾カステラのお店、開いてるだろうか?)と気になって行ってみたのです。

行列しています。

(おお!やはりそのままこんなにも人気は続いていたのか!!)と私もテンションがあがり、

その列の先頭まで行ってみると、

行列はカステラのお店の隣のブラウニーのお店でした。

(あれ?)

カステラは…

なんと焼きたてが買えるようです。

テレビの中継から3ヶ月も経っているのですから当然のことかもしれませんが、

そうか、並ばずとも買えるのか…。

少し気持ちがしゅんとしました。

私はあまり行列に並ぶのが好きではありませんし、

食べたかったものが行列なしにすんなり買えるなんてこんな良いことはありません。

しかし…

なんでしょう。

隣のブラウニーの方がおいしそうに見える。


これって「行列の効果」ですかね。

たとえば同じおいしさの同じものを売るお店があったとして、

行列している店とそうではない店があったら、

行列店に入りたくなりますね。

行列に並んでまで購入したものがイマイチだったら最悪ですけど、

なかなかそんなこともないでしょうし、

特に飲食店での

「行列店」というのは、

香りや味覚の他に「視覚」においしさや価値を訴えかけてくるのかなぁと思いました。


こんなに熱く行列について語りましたが、

そのまますんなり買えることも嬉しかったので、台湾カステラはちゃっかりゲット。

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並ばなかった分、ひろ〜い心で食べることができます。今から、ふるんふるんさせて食べまーす。


#至福のスイーツ

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