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レッスンの自分反省会はほどほどに・・・

お久しぶりです!ミミです。最近あたらしい生徒さんが増えたり、かと思いきやグループレッスンを解体したり、ちょっとバタバタしていました。

最近「なんだかレッスンのクオリティーがあまり良くない気がする。もっと頑張らなきゃだめだ!」とちょっと焦っていました。ひよっこ日本語教師なので、技術不足、知識不足を感じることも多々。

こんな感じでモヤモヤしていたのですが、最近ありがたい言葉をいただきました。私が「最近自分反省会を毎晩開いてしまって、それのせいで辛くなることがあるんですよね」と漏らした時に、ある人に「自分反省会って、実はめちゃくちゃ無駄なんですよ」って言われたんです。そのお話を今日はここで共有してみます!

部分的なハイライトと全体的な印象

というのも、そういう自分反省会って往々にして建設的じゃないらしいのです。失敗してしまったことや、うまくいかなかった、反応が微妙だったところって自分の頭の中でめちゃくちゃハイライトされて、何度も再生されるんですよね。

でも、生徒さんはそこの部分だけを覚えているわけではなく、きっと全体的な印象を持っていますよね。もしかしたら、他の部分で楽しく話ができたことを覚えているかもしれないし、「できた!」の感覚を強く覚えているかもしれないし。

再現性があるかどうか、考えてみる

そしてそして、これは教え方の部分ではなく、生徒さんとのスモールトークなどの部分に言えるのですが、多分そんなに再現性ってないです。その人と全く同じようなやりとりをしたり、他の生徒さんと同じやりとりをしたりすることってまずない!

「あの時ああ言っとけば盛り上がったのに・・・」とか、そういうことは考えても仕方ないのです。

建設的な反省会は◎

ということで、私は自分反省会のルールとして、「教え方でうまくいかなかったことだけを建設的に振り返り、改善する」というのを意識するようにしました。

説明が上手じゃなくてうまく伝わらなかったことや、使った教材があまり良くなかったとか、そういうことだけに集中して自分を振り返れば、落ち込むことってすこーし減るんじゃないかな、と思っています。それは自分自身の問題、というより、自分が作ったPPTや、上手くいかなかったその説明に問題があったのであって、それをちゃんと改善してあげれば済む話。そういう風に思うと、ちょっとだけやる気が湧いてくる!

教える技術と、生徒さんとの相性はまた別の課題であって、教える技術は私たち先生の課題、そして生徒さんとの相性は先生だけの課題ではないはず。これを分けて考えて、自分の課題だけにフォーカスすることが大事だそうです。これを「課題の分離」と言うそうですが。

ということで、反省会は「建設的であること」が何よりも重要だと気づいた、というお話でした。今日もメゲないで取り組もう!



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