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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(21/06/19-20)

どーも! #見守り太郎です 。メジャー邦画の初土日興行だけを、興行収入を見守りたいから見守る記事を毎週お送りしております。

今週は、2019年に17.7億円の大ヒットを記録したアクション大作の続編「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」を見守りたいと思います。

① 作品紹介

最強の殺し屋、最大のミッション――誰も殺さず、希望を守れ。ハッピーな笑い×世界基準アクション そして衝撃のラスト! とのこと。

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② OP興行

まずはこちらを確認します。

ファブル 2

販売数:11万6,090席
座席数:51万9,444席
回数 :2,402回
館数 :248館

稼働率  :22.3%
平均キャパ:216席
平均回数 :4.8

続いて、こちらを確認します。

興行収入を見守りたい! との齟齬を修正すると、以下のようになります。2019年公開の前作と比較します。

ファブル 2

初土日興収 :2億3,300万円
初土日動員数:16万8,000人
実質座席数 :68万4,912席

★最終興収=(327館×216席×4.8回×24.5%×1,387円)×◯◯倍
ファブル 1

初土日興収 :3億1,000万円
初土日動員数:22万9,000人
実質座席数 :85万9,218席

★17.7億円=(328館×253席×5.2回×26.7%×1,354円)×5.7

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※縦軸が座席数、横軸が動員数。

※薄緑が最終興収10億円未満、緑が10〜15億円、水色が15〜20億円、青が20〜30億円、紺が30億円以上。紺色作品のみタイトルも記入してます。

※赤点が「いのちの停車場」「地獄の花園」「るろうに剣心 最終章 The Beginning」「キャラクター」「ヒノマルソウル」と本作「ファブル 2」です。

最終15億円に到達圏内というところでしょうか!

③ まとめ

「ファブル 2」は、1館あたり216席キャパで4.8回を327スクリーンで上映、平均して100席あたり約25人を動員。「ファブル 1」は、1館あたり253席キャパで5.2回を328スクリーンで上映、平均して100席あたり約27人を動員。

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興収比較で前作比75%、座席比較で前作比80%ということですが、この週末は緊急事態宣言下の映画館で夜帯の時短要請がありました。

以下を参照して、時間別で興収比較してみます。

すると…

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19時までは、土曜日で前作比90%水準、日曜日も80%弱水準でした。ところが19時以降は、土曜日で30%、日曜日は23%まで落ち込んでおります。

これは、単純に映画が上映されていないことと、お客さんの心情として夜に出歩きたくないことが影響していると考えられます。

じゃあ、時短要請がなく、前作同様の推移だったらどうなのか? 検証してみました!

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OP興収2.6億円、前作比84%くらいまでいけたのではないかと。

#見守り太郎としては、アクションもドラマ性も大きく前作超えしている「ファブル 2」。どうにか前作以上の最終興収を記録する大ヒット作品になってもらいたいと思っております!

以上、「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」でした。

なお、各用語に関しては、こちらからご確認くださいませ。

#見守り太郎

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