星合文

日本文学を勉強する大学生

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最近の記事

私がメイクをする理由

元々メイクが嫌いだった 朝の貴重な時間を取られるのが嫌 顔に何かを塗りたくるのが嫌 可愛く見せようとするのが嫌 メイクをすることで自分がお姉さんになっちゃったのを自覚するのが嫌 だったのに、最近はメイクを好きになりつつある 何故メイクを楽しめるようになったのか それは、メイクは他人のためではなく自分のためだと気づいたからだ 少しでも可愛い雰囲気を作り、相手を喜ばせる 一緒に過ごす人のために会う前から時間を使っている メイクをする「常識」のある人と他人に見せる こんな

    • 同窓会へいざ行かん

      渋々同窓会へ1月のはじめ、成人の集いを直前にして高校の同窓会があった。 およそ2年ぶりに顔を合わせる元同級生たち。 「高校の同窓会」とはいうものの、中高一貫校なので、実のところ内部進学メンバーとは同じ学び舎で6年間過ごした。 パーティードレスやスーツに身を包み、髪の毛を染めたり、ピアスを開けたり、とちょっとした変化はあるものの、思いのほかみんな変わらない。 卒業式の日に担任の先生によるご指名で、私はクラスの同窓会委員だった。 任命された当時は、正直に言うととんでもなく嫌だった

      • 課題とMTGにまみれる大学生の私が上手くいった手帳術

        日々の雑事(もちろん大事なこともあったけど…)に忙殺されるうちに、あれよあれよと今年もあっという間に過ぎ去っていき、2023年も残すところ1ヶ月。 日々、大学のレポートと発表準備、予習に追われ、所属する団体では毎晩のようにZoomミーティング、さらにバイトやらなんやらで、忙しない毎日を送る私が、今年1年間上手くいった手帳術をまとめておきたいと思います。 表紙・裏表紙にはお気に入りのステッカーを貼っています。わざわざステッカーを買うのではなく、その年に食べたり飲んだりしたお

        • 初の朝マック

          初めて朝マックを食べた。用事があっていつもよりも遠出をしたが、まだ到着するにはちょっと早かった。見計らったようにしてお腹がぐぅと鳴る。腹ごしらえになにか食べようと思い、うろちょろしていると、真っ赤な看板に黄色いMの文字、マクドナルドを見つけたのだった。 「そういえば、マクドナルドは地域によって呼び方が違うとか聞いたな…、私は『マック』と呼ぶけれど」なんて考えつつ、入店し、迷った挙句、エッグマフィンの朝マックを注文した。 食事が運ばれてくるまでの間、以前、BRUTUSのWe

        私がメイクをする理由

          ガラスペン

          今日は久々に「自己嫌悪大会」をしてしまった。我慢してたのに。一度始めるともう止まらなくて、ついには小学生の頃の自分に対しても自己嫌悪しだす始末。あーあ。 こういう時は外に出るに限る。狭い室内でぐるぐる考えるからよくないのだ。 ということでたどり着いたのは本屋。いつでも私を温かく迎え入れてくれる、大好きな場所。目的もなく、本棚の周りをくるくる、くるくる。最新作も文豪の作品も、画集も料理本も見て、手に取ったのはガラスペン。幻想的な箱がおしゃれで、すっと手が伸びた。自己嫌悪のこ

          ガラスペン

          言語化できない私の性質に答えをくれる。「楽よりも素敵を。自由を。」

          「楽よりも素敵を。自由を。」「楽よりも素敵を。自由を。」(「リデルハウスの子どもたち」『河出書房新社』佐原ひかり(2023年4月)) 良いことばだ、好きなことばだ、と思った。これは、河出書房新社の雑誌『スピン』の第3号、佐原ひかり「リデルハウスの子どもたち」で、主人公・アモニカが心の中で思ったフレーズだ。 『スピン』は、河出書房新社創業140周年カウントダウン企画として、2026年まで計16号出版する新雑誌である。紙にこだわった雑誌で、毎号異なる紙が使われているのも、紙好

          言語化できない私の性質に答えをくれる。「楽よりも素敵を。自由を。」

          ChatGPTにカップ焼きそばを作ってもらう

          ChatGPTとは  ここ最近、一気に名前を聞くようになった「ChatGPT」。初めて聞いたという方に向けて簡単に解説しておくと… アメリカの人工知能研究所OpenAIが2022年11月に公開した人工知能チャットボットのこと。大量のテキストデータから学習しているため、自然な文章を作成することができる。 らしい…。未来感半端ない。  さらにすごいのは、ただ文章を書いてもらうだけでなく、使いようによってはイベント企画のアイデアやペルソナ設定を考えてくれる点だ。私も最近は自分

          ChatGPTにカップ焼きそばを作ってもらう

          「人間関係」で人間関係を考える

           「人間関係の悩み」。学校や部活、アルバイトや会社など、誰かと関われば必ずといって良いほど絡む問題。そしてコイツを乗り越えるのはなかなかの至難の業ーー  某月某日、渋谷に行ってきた。 渋谷に来るのは、2年とちょっと振り。この日は友人たちと午後から会う予定だった。せっかくなので、少し早めに着いて、以前から気になっていたカフェを訪れた。  スペイン坂をてくてく歩いていくと、「人間関係」の文字。ここが、お目当てのカフェ「人間関係 cafe de copain」だ。1979年から

          「人間関係」で人間関係を考える

          好きな時間は「家族と過ごす特別朝ごはん」

           某月某日、就職活動に向けた自己分析のワークショップに参加する機会があった。その際に「自分の好きな時間」について考えてみた。  1日の中だったらどの時間帯が1番好きだろうか。今の時期なら間違いなく朝だ。冬の朝が好きだ。かの有名な『枕草子』でも「冬はつとめて」というフレーズがある。キンッと冷える外に出て、寒さで縮こまった寝起きの体に、澄んだ空気を取り込んで充満させる、この瞬間の為に早起きしていると言っても過言ではない。ちなみに夏はもちろん、夜が好きだ。清少納言とはなかなか良い

          好きな時間は「家族と過ごす特別朝ごはん」

          どうも、素人のライターです。

          「アカウント放置族」からの「中の人」へ  先日、ものすごく久しぶりにnoteのアプリをインストールしてみた(noteのロゴが自分の知らないものになっていて驚いた)。どうやらnoteのアカウントを作成してから早2年と3か月。書いた記事は2本(書いてすぐに削除してしまったが)、読んだ記事は20本あればよい方。とどのつまり、noteをまったく活用できていなかった。そして、これから先も「アカウント放置族」のままだと思っていた。だがしかし、人生わからぬものである。所属している団体が、

          どうも、素人のライターです。