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処暑 2024

今日は二十四節気の処暑です。

ひとつ前の二十四節気「立秋」から
暦の上では秋なのですが
まだまだ夏っぽい日が続きます。

でも、ここ数日で
アクセル全開だった夏がギアチェンジしたような
ほんの少しだけ気温が下がった気がしています。

たとえば最高気温でいうと
35℃と33℃ではやはり違いますよね。
日中は暑くても
朝と夕方の肌で感じる空気が少し穏やかです。
そうやって少しずつ
秋へ1歩近づいていると信じたいものですね(笑)

処暑の「処」は収まるという意味。
残暑は厳しいものの
暑さが和らいでいく気配を
感じることができます。

なぁ〜つのおーわぁ〜ひぃ〜♪(๑˭̴̵̶́ꄱ˭̴̵̶̀ )🎤✨

さて、今回も
無事迎えることができた二十四節気と共に
過去に私が学んだ中医学や
心身をすこやかに整えるためのヒントを
書いていきます。

処暑 2022↓

処暑 2023↓

薬食同源やくしょくどうげん

中医学では『薬食同源』という思想があります。

すべての食物には薬と同じような効能があり
間違えたような食事は病気の元となるし
体に良い食事は健康維持する助けになる
という意味です。

そんな風に
食べるものや食べ方で心身を整える「食養生」。

日頃の食事がどのような影響を及ぼしているのか
確認したり見直すためにも
食べ過ぎているものや不足している栄養素など
意識することが大切です。

そして、楽しんで食事をすることも忘れずに。
過不足のバランスを気にかけつつ
好きなものを飲食する時間だって
味わいたいものです。

身土不二しんどふじ

自分が生まれ育った土地の食べ物が
1番体に合っているという考え方です。

その土地で育つ食材
その土地で昔から伝わる調理法などが
その土地に住む人達に必要な効能を持っている
と考えるのは、自然な流れかなと思います。

そして旬の食材は
その季節に必要な栄養素を持っていることが
多いです。

買い物をする時には
旬であるかどうか
産地は遠いのか近いのか、を
是非気にかけてみてください。

実際に私がよく食べているもの

前回の立秋にも書いたのですが
この時季によく食べるもので
書きそびれていたものがありました。

【にんにく】熱性・辛味

残暑の頃は夏の疲れに油断しがちです。
疲労回復や体を温める効果のある
にんにくがオススメです。
抗菌作用のあるアリシンは風邪予防にも。

良質なたんぱく質である豚肉と
血行促進に効果のある酢を合わせて
スタミナ焼きにすることがよくあります。

あとは、オリーブオイルに
鷹の爪&にんにく、塩コショウで
ブロッコリーと海老のペペロンチーノ風炒めは
〝あと1品欲しいなぁ〟という時に
大活躍です。

おわりに

『大いなるものが過ぎ行く野分かな』

高浜虚子

野分のわき」は
野の草を吹き分ける秋の強い風のことで
台風にあたります。

台風はもちろんのこと
近年では集中豪雨なども気にかけたいですね。

雨雲レーダーなどをスマホでチェックできるので
早めに帰宅するとか
雨雲が去るのを少し待ってみるなど
その日の計画をたてることへ
役立てたいものです。

引き続き暑い日が続きますが
どうぞご自愛ください。

今年もあずきバーに救われました😋💞

分かりやすくお伝えできてたらいいなと思いつつ
読んだ方が少しでも心と体がととのって
かろやかに過ごせますようにと願いを込めて…。

最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまたね。


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#処暑
#季節
#エッセイ
#今こんな気分



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2022年3月にスタートしたお試しマガジンです。 かろやかに生きるって何だろう…と、きっと思われるでしょう。 かくいう私も試行錯誤しなが…

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