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マーケティング22の法則:売れるもマーケ 当たるもマーケ(書籍)#1

お勧めされている本を読み進めているのですが、今回はこちらについて読んでいきます!22の法則があるとのことで、5法則ごとにまとめてます。


マーケティングには、さまざまな手法があるがそれ以上に
変えられない「法則」があるとのこと、それを理解してリスクを回避していくことに役立てることができればとのことです!

一番手の法則

何よりも大切な法則。
自分自身で、先頭を走ることができる分野を作る。
競合に勝つよりも、新しい分野を作りお客さんに最初に認知されること。
日本一高い山は「富士山」だが2番目は?3番目は?
最近のAIに聞いても微妙な答えが出る。

先に生み出されたブランドは、カテゴリの総称にもなるのです!
マーケティングは、良い商品を作る戦いではなく顧客の「思考占有率」を奪い合う戦いなのです!

カテゴリーの法則

カテゴリの中で1番になれないのであれば1番になれるカテゴリを作る!

似たような商品でも、何が新しいのか?他の会社がやっていないことは?
カテゴリは?を見つけて実行することが大切。
優れていることよりも、新しいことの方が顧客は興味を惹く心を開くのだ。

チョコザップもジムではなく、「コンビニ」ジムにして新しいとなったのか!
ということを今更ながら理解できましたね、、、!

心の法則

一番手の法則の補足となるもの。
市場よりも顧客の心に一番最初に入ることが大切。
顧客の心の中を変えるために、広告などにお金を使うとすでに構築されている心・考えの中には認知を獲得することはできないということ!
そして、人は自身の考え・心を変えたがらないので動く時は一気に動かないといけない。行動するタイミングでブランド・方針が変わったことを認識されないと意味がなくなってしまうのです。

知覚の法則

この世の中にベストな商品なんて存在しない!
世の中の商品は、商品の良いところで戦っているのではなくて大衆がどのように思うか・イメージになるか?によって素晴らしいかが決まる。
「周知の事実の法則」自身の知覚のみでなく、他の人の知覚をもとに購入決定しているという法則が大きく関わっており、誰もが知っているメーカーだから買うという事実に基づいて決定しているということなのです。

「周知の事実の法則」
自身の知覚のみでなく、他の人の知覚をもとに購入決定しているという法則

集中の法則

見込み顧客の心の中に1つの言葉を植え付けることができれば、成功する。
その言葉は誰でも引っ張り出せる簡単な言葉がベスト!
「集中の法則」により、ただ一個の言葉、コンセプトを顧客の心の中に刷り込み・焼き付けるのが大切。

・クレスト→虫歯
・メルセデス→技術
・ボルボ→安全性
・BMW→走行性
・ドミノピザ→宅配

マーケティングの基本は焦点を絞り込む、集中させることである。
そのため、同じようなものがある場合は方向性を変えて刷り込む。また、その言葉は商標登録しないようにして他社に自社のコンセプトを使わせることでより自分の立場を強固にする!

「集中の法則」
商品のコンセプトとなるキーワード=焦点を絞り込むことにより、製品・サービスの特徴を消費者に刷り込み、売上増を達成する法則

「ハロー効果」
ある対象を評価するときに、目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象


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