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47都道府県全てを旅行で制覇した記録 #6 (東海編)

書こうと思ったきっかけ

学生時代から青春18きっぷなどで全国をぐるぐると旅行することが好きで、社会人になり時間が無くなったり海外旅行に行くようになって国内の旅行がおろそかになっていたが、最近ようやく47都道府県を全て訪れることができたのでそこで感じたことを都道府県ごとにまとめようと思った。

この記事では、海に山に、味噌にあんこにいろいろな味が楽しめる東海地方についてまとめる。

・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 1 (北海道・北東北編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 2 (南東北編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 3 (甲信越編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 4 (北関東編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 5 (南関東編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 6 (東海編) ←この記事
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 7 (北陸編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 8 (近畿地方編 その1)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 9 (近畿地方編 その2)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 10 (中国編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 11 (四国編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 12 (北部九州編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 13 (南部九州・沖縄編)

静岡県

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(三島スカイウォークと富士山 / 2016年2月)

・訪問回数:10回以上…
・ステータス:宿泊して観光した
・想い出の味:「魚河岸丸天」の海鮮かき揚げ丼

・美しい景色:城ヶ崎海岸の断崖絶壁

色々と記憶をたどってみたが、静岡で一番訪れた回数が多いのはやはり熱海だった。隣駅の湯河原は神奈川県なので静岡県に入った、もう一つ言うと東海地方に入ったという実感が沸かず、私の中ではある意味熱海は静岡県というよりかは神奈川県の端っこという感覚ではある。鉄道的な感覚でいうと熱海で東京から乗ってきた長い編成の電車を降りて、向かい側のホームに停まっているオレンジ色の帯が輝くJR東海の電車に乗り換え、長い長い丹那トンネルを抜けて函南駅に着くとようやく東海地方に入ったんだな、と思う。

静岡でまずは食べたい名物のトップに毎回挙がるのが「さわやか」のハンバーグ。(御殿場のアウトレットにできると知って驚愕している)確かに美味しいのだが、有名になりすぎて県下一園に沢山の店舗があるにも関わらずどこの店舗も混雑が激しすぎて「行きたいけど、あの行列か…」と毎回頭を抱えていた。店舗についたらウェイティングリストに名前を書いて、そこから駐車場に停めた車に戻り1時間以上待機するというスタイルを行く度に繰り返していたが、とある週末の金曜日、都内を夕方に出て三島のさわやかに22時近くになって到着した際には店内にも客がまばらで、もちろん待ち時間0で案内されてしまい、その時は流石に「あのさわやかがこんなにガラガラなのは少し変な気分だな」となってしまった。贅沢な悩みである。

富士宮は焼きそば、静岡市はおでん、浜松は餃子と手軽に食べられる名物が多いというのも静岡の特徴である。静岡おでんは魚粉をかけて食べるという変わったスタイルで磯の香りがうれしい。清水港にある魚市場はでは1000円ちょっと出せばてんこ盛りのマグロが乗った丼が食べられるので、どちらかというと静岡は海の幸が美味しい土地だ。

愛知県

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(名古屋城天守閣 / 2014年2月)

・訪問回数:4回
・ステータス:宿泊して観光した
・想い出の味:「矢場とん」のみそかつ

・美しい景色:名港トリトン

三大都市圏では東京は今現在住んでいるし、大阪は地元の香川からほど近いので何度も訪れたことがあるが、名古屋は東京からも香川からも結構な距離があるので、遊びに行くぞという気分になかなかならない微妙な立ち位置になってしまっている。

名古屋の観光地で一番真っ先に思いつくのは、名古屋港に停泊している「南極観測船ふじ」隣に水族館もあるしほど近い距離にはレゴランドやリニア鉄道館など強力なライバルがあるが、知り合いなどで「初めて名古屋に行くんだけど何かおすすめの観光地ってある?」と聞かれるとやはりこの南極観測船をプッシュしてしまうのである。やはり実際に使われていた南極観測船だけあった展示されている内容がリアルだし、公共の施設なので入場料も格安なのでコストパフォーマンス的にも優秀なのである。

名古屋めしと言えば味噌かつ!味噌煮込みうどん!小倉あんトースト!番外編で喫茶マウンテンの規格外スイーツもあるが、残念ながらまだ訪れたことはない。名古屋めしを色々と食べたいのであれば名古屋駅の駅ナカにもある程度の店舗が揃っているが、空港も負けていない。以前セントレアで国内線から乗り換えてヘルシンキへ飛んだことがあるが、矢場とん(味噌かつ)や味仙(台湾ラーメン)、世界の山ちゃん(手羽先)など、有名どころのチェーン店はだいたい揃っており、ヨーロッパに飛ぶ前に危うく名古屋めしで満足してしまうところであった。(機内食も出ると思って我慢した)

東京から関西や地元の香川まで友人が運転する車で何度か移動した事があるが、その度に必ず訪れるのが刈谷ハイウェイオアシス。知る人ぞ知る「えびせんべいがエンドレスで食べ放題のサービスエリア」である。「えびせんべいの里」という会社の試食つき売店があり、いろいろな種類のえびせんべいが試食し放題で、もちろんお土産で買うのだが試食だけでもそこそこ満腹になるレベルである。(ただし、トングでつかんで直接試食するというシステム上、これからのコロナ時代では厳しいシステムだと思う)

岐阜県

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(大垣駅 / 2008年1月)

・訪問回数:****
・ステータス:駅やサービスエリアの周辺を散策した
・想い出の味:養老SAで食べた「オリエンタルの焼きスパ」

・美しい景色:伊吹おろしで雪化粧した冬の東海道線

飛騨高山や下呂温泉など、強力な観光地を抱える岐阜県であるが実のところ私は観光らしい観光をしていない。岐阜県の地を踏んだ、という回数だけカウントするとおそらく10回以上は訪れているのだが、その殆どが駅のホームや名神高速のサービスエリア。要は青春18きっぷで東京から関西や四国を目指した際に必ず大垣駅で乗り換えが必要だったり、同じく東京から大阪の昼行バス(中央道昼特急)に乗ると養老SAで休憩が入るので、「移動途中の経由地」なのである。そういう意味でいうと自分の中では「旅人のオアシス」という位置付けになっているのが岐阜県である。

ただ、「まともに観光していないのは47都道府県制覇したうちに入らない!」というお叱りの声があるのも重々承知しているので、まずは高山本線に揺られて飛騨高山を観光し、富山に抜けるというベタなルートで岐阜県をじっくり知りたいという気持ちは強い。(高山市は地元の香川県より面積が広いというのも単純にすごいと思う)

三重県

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(伊勢神宮内宮 / 2018年12月)

・訪問回数:1回
・ステータス:宿泊して観光した
・想い出の味:作りたてが食べられる伊勢神宮の「赤福」
・美しい景色:賢島に沈む夕日

三重県もあまり縁がなく、危うく電車で通過したことがあるだけの県になりかけていたが、ようやく最近になって伊勢志摩を観光する機会に恵まれたので三重県についても正式に制覇。

賢島の温泉旅館に宿泊したが、賢島単体だと英虞湾クルーズと賢島駅の上にある伊勢志摩サミット記念館を見学するぐらいしかやることがないので、賢島は1泊2色付きの旅館でのんびり過ごし、翌日に志摩スペイン村に行くなり鳥羽水族館に行くなり伊勢神宮に行くなりしたほうが満足度が高いということがわかった(結局伊勢神宮に行った)

「元」うどん県民的に気になる存在なのが「伊勢うどん」極太でもちもちの麺をだし醤油をかけて食すという讃岐うどんに慣れた身からすると少し身構えてしまうスタイルなのだが、これが意外と腹持ちもよく美味しいので見直してしまった。(ただ、毎日となると味が濃くて飽きてしまうかもしれない)

旅行の最後に帰りの特急に乗るために立ち寄ったのが近鉄の宇治山田駅。何でも昔は(今も?)お伊勢参りの拠点となっていた駅で、皇室の方々や総理大臣クラスの人が伊勢神宮を参拝する際にもこの宇治山田駅まで特別列車でやってきて、帰りは駅の貴賓室で休憩してから帰るらしい。駅の建物は戦前時代を感じるような重厚な造りとなっており、感動して思わず何枚も写真に収めたのは言うまでもない。

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