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47都道府県全てを旅行で制覇した記録 #5 (南関東編)

書こうと思ったきっかけ

学生時代から青春18きっぷなどで全国をぐるぐると旅行することが好きで、社会人になり時間が無くなったり海外旅行に行くようになって国内の旅行がおろそかになっていたが、最近ようやく47都道府県を全て訪れることができたのでそこで感じたことを都道府県ごとにまとめようと思った。

この記事では、住んでいる期間も長く第二の故郷と言ってもいい、南関東の県について思ったことをまとめる。

・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 1 (北海道・北東北編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 2 (南東北編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 3 (甲信越編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 4 (北関東編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 5 (南関東編) ←この記事
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 6 (東海編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 7 (北陸編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 8 (近畿地方編 その1)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 9 (近畿地方編 その2)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 10 (中国編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 11 (四国編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 12 (北部九州編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 13 (南部九州・沖縄編)

埼玉県

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(秩父ハープ橋から見た荒川 / 2012年5月)

・訪問回数:10回以上…
・ステータス:日帰りで観光した
・想い出の味:「山田うどん」のパンチ定食
・美しい景色:夜のさいたま新都心

都内でもほぼ埼玉寄りの場所に住んでいるので、観光行くぞ!という気分にはならないが、土曜日の昼下がりに少し電車に揺られてぶらぶらしたり、気分転換にスーパー銭湯へ行ったりすることが多いぐらいの立ち位置が自分の中での埼玉県である。

四国出身の私としては、進学で関東にやってくるまで埼玉のイメージといえば「クレヨンしんちゃんの舞台がある春日部があるところ」ぐらいのイメージしか無かったが、進学、そして就職して生活の拠点を関東に移してからは気軽に行ける観光地がたくさんあること、そして友人や会社の同僚などで埼玉出身の人とたくさん知り合うことになり、子供の頃はぼんやりとしたイメージしか無かった埼玉について、肩肘張らずに遊びに行ける身近な土地となったのであった。

大宮や川越近辺のスーパー銭湯は日常的に行っているのであまり特別感は無いが、観光地!ということであえて挙げるとしたら、秩父を推したい。きっかけは例にもれずアニメの「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」にハマり、舞台である秩父に行ってみよう!というのが動機である。だが、実際行ってみると池袋から西武線の特急で小一時間移動し、現地ではSLも乗れるし川下りもできるし、温泉もあるし、という割と王道の観光ができることを知り、それからアニメの舞台だったことは関係なく何度か訪れている(ただ、宿泊は未だにできていない)

千葉県

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(犬吠埼と太平洋 / 2014年9月)

・訪問回数:****
・ステータス:住んでいた
(学生時代の4年間)
・想い出の味:JR我孫子駅ホームの唐揚げそば
・美しい景色:成田空港展望デッキから見る飛行機

大学生だった4年間、千葉市内のアパートに住んでいたので、地元の香川、今住んでいる東京の次に思い入れ深い「第3の故郷」が千葉県。

大学で進学するまで私の中での千葉のイメージは「ディズニーランドや成田空港がある、都内にも近いベッドタウン」のイメージがあり、その気分で夢に見た都会での生活に浮かれながらいざ大学に入学すると、千葉の市内というの確かに四国と比べると圧倒的に東京に近いが、それでも何だかんだで都心に出るには電車で1時間ほどかかるという距離と時間、交通費の壁という現実を突きつけられた。また、大学には私のように地方から出てきて下宿生活を送っている人もいたが、大半は千葉県内の実家から通ういわゆる「地元民」実家組はそれなりに千葉県内を長距離移動して通学している人もおり、房総や成田・銚子方面など、山や海が連なる長閑な風景を横目に通っているという事実を知った時は驚愕であった。

旅行が好き、とりわけ鉄道や飛行機など空港が好き、という私にとって成田空港は旅行へ行く際の第一ステップ。都内から急いでいない時は東京駅からの格安バス、仕事終わりの弾丸海外はスカイライナーに乗車し、旅立つ前にまず60分の小旅行。確かに羽田空港の方が自宅からも会社からも近いので利便性は高いのだが、これから海外に行くぞ!という旅気分を上げてくれるのは、その距離をや少し時代を感じる雰囲気のターミナルビルといった雰囲気を含めての成田空港なのである。(ただし学生時代は海外に行くような金も無く、今のように国内線のLCCも無かった成田空港には1回も訪れなかった)

東京都

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(オタア・ジュリアの十字架(伊豆大島) / 2018年5月)

・訪問回数:****
・ステータス:今現在住んでいる(就職してから)
・想い出の味:「スパゲッティーのパンチョ」のナポリタン
・美しい景色:都庁展望ホールから眺める新宿副都心

まさにいま住んでこれを書いているのは東京都だし、生まれてから2歳ぐらいまで住んでいたのも東京都。地元は香川県であるが、親が転勤族だったので香川県に実際住んでいたのは10年ほどであり、地元を差し置いて私の人生の中で一番長く住んでいる都道府県になってしまった。

一番長く住んでおり、数え切れないほどの想い出があるのは言うまでもないが、都内に住んでからは東京タワーには登ったことがないし、スカイツリーに至ってはふもとまでは何度も行ったことがあるものの、実際に登ったことは1度もない。(都民ならあるあるの鉄板ネタらしい) 映画「男はつらいよ」シリーズに最近ハマっているので、10年以上前に訪れた柴又の帝釈天を再度訪問してみたいと思っている。(自宅から電車で1時間かからない距離なのになかなか重い腰は動かないものである) 今働いている会社は渋谷にあるので、109前やスクランブル交差点は平日であればほぼ毎日通っているのだが、これも東京から遠く離れた地元に住んでいた頃を考えると信じられない生活である。

東京といえば上記のような大都会をすぐ想像してしまうのだが、実は伊豆七島や小笠原諸島などの島しょ部も東京都。一度伊豆大島へ遊びに行ったことがあるが、コンビニどころか信号機も殆ど無いのんびりとした離島という雰囲気なのに、走っている車は全てが品川ナンバー、パトカーには「警視庁」の文字があり、公共の案内板には「東京都 大島支庁」と誇らしげに書いてあるのを見て不思議な感覚になった。

神奈川県

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(みなとみらいの夜景 / 2018年5月)

・訪問回数:10回以上…
・ステータス:宿泊して観光した
・想い出の味:「ニュータンタンメン本舗」のタンタンメン
・美しい景色:横須賀沖に浮かぶ無人島「猿島」

大学を卒業し就職してから最初の5年は、大田区の多摩川沿いにあるアパートに住んでいたので都心に出るよりは神奈川県側に出たほうが時間的に近いという事もあり、歩いて20分ほどに場所にある川崎駅周辺や、電車で15分ほどの横浜駅周辺でよく買い物したり食事したりしていた。なお、川崎市は縦に、横浜市は横に大きいので同じ川崎でも登戸や多摩センター周辺など山側のエリアには殆ど訪れたことがない。

箱根は言うまでもなく有名な温泉地であり、じっくりと観光したことも何度もあるが、最近は思いつきで1人でお昼過ぎに都内を出発して小田急線の急行で箱根に向かい、夕方に到着した後は日帰り温泉に浸かった後に、帰りは早く帰りたいのでロマンスカーで1杯やりながら帰宅、というのをやったことがあり、あまりコストがかからない割にはいい気分転換になるのでこれからハマリそう…と思ってしまった。

箱根の他に有名な観光地といえば江ノ島や鎌倉があるが、面白かったのは横須賀。無人島の猿島に遊びに行くために横須賀を経由したのだが、米海軍の基地がある街だけあって京急の横須賀中央駅の近辺にはやたらと体格のいいアメリカ人を何人も見かけ、特に回転寿司(どこにでもあるようなチェーン店)の前には行列ができていたのが印象深かった。その他にも、久里浜から東京湾フェリーに乗れば東京湾を横断しいきなり千葉の房総へワープできてしまうため、不思議な感覚が味わえる。


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