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47都道府県全てを旅行で制覇した記録 #11 (四国地方編)

書こうと思ったきっかけ


学生時代から青春18きっぷなどで全国をぐるぐると旅行することが好きで、社会人になり時間が無くなったり海外旅行に行くようになって国内の旅行がおろそかになっていたが、最近ようやく47都道府県を全て訪れることができたのでそこで感じたことを都道府県ごとにまとめようと思った。

この記事では、かつて愛媛以外の3県に住んだことがあり思い出深い四国地方についてまとめていく。

・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 1 (北海道・北東北編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 2 (南東北編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 3 (甲信越編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 4 (北関東編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 5 (南関東編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 6 (東海編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 7 (北陸編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 8 (近畿地方編 その1)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 9 (近畿地方編 その2)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 10 (中国編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 11 (四国編) ←この記事
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 12 (北部九州編)
・47都道府県全てを旅行で制覇した記録 # 13 (南部九州・沖縄編)

香川県

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(ゴールドタワー / 2019年5月)

・訪問回数:-
・ステータス:かつて住んでいた(9歳〜18歳)
・想い出の味:「三ツ輪精肉店」の唐揚げ
・美しい景色:せとしるべ(高松港の灯台)

かつて青春時代を過ごし、今の実家がある場所でもあるので今住んでいる東京と肩を並べる「第一の故郷」が香川県。香川県といえばまず思い浮かべるのは「うどん」であるが、実家がある高松市内は有名なうどん店がたくさんあるものの、父方の実家がある香川県内の東側(俗に言う"東讃地方")は有名店がほどんどなく、本当に細々とやっている穴場のような店がたまにあるぐらいで基本的に有名な店は香川の西側(西讃地方)にある事が多い。それ以外にも有名な観光地は西側や瀬戸内海の島しょ部に集中しており、いまいち地味なイメージがある東側のエリアであるが、そんな中でも個人的に思いつく観光地といえば、とらまる公園、引田の町並み、津田の松原…やはり地味なラインナップである。

瀬戸内国際芸術祭のおかげでその場を直島や小豆島に譲った感はあるが、やはり香川県で一番メジャーな観光地は「こんぴらさん」こと「金刀比羅宮」785段の石段を登ってようやく参拝できる体力勝負系の神社で、香川県の小学生ならプライベートで行くことはなくても遠足で必ず登る聖地のような場所である。上級者にはプラス500段ほど登るとボーナスステージの奥の院も参拝できるが、学生の頃は余裕で登れたが体力的にきつくなってきた最近は奥までは遠慮して手前止まり、というのがいつものパターン。

徳島県

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(末広大橋 / 2017年5月)

・訪問回数:-
・ステータス:かつて住んでいた(4歳〜9歳)
・想い出の味:徳島駅の近くにあったセルフうどん「とば作」
・美しい景色:香川県境から鳴門市街へ向かう国道11号沿いの景色

四国の中では「阿波おどり」のイメージしか無く、全国の中では割と地味なイメージのある…と言ったら失礼だが、幼稚園から小学校低学年の頃まで住んでいたので思い出が沢山ある都道府県である。大きなリニューアルもせず昭和の雰囲気を残していた徳島駅前のデパート「そごう」や、シャッター街にも程がある商店街、何かあれば高速バスで2時間ちょっとの神戸や大阪に遊びに行く人も多いという地理的な関係もあって、徳島から隣県の香川へ引っ越した後も「なんだかパッとしないなぁ」と思っていたが、2010年代に入ってから私も小さい頃に何回も訪れた思い出の「末広ジャスコ」が大変身し「イオンモール徳島」にパワーアップし、徳島空港は建ててから20年ちょっとしか使用していないターミナルを早々と捨て「徳島阿波おどり空港」に改名し、なんと香港との国際線が就航、寂しかった商店街はアニメイベント「マチアソビ」で有名になるなど、頑張ってるな徳島!感がある。

徳島市内に住んでいたので、徳島といえば「海!」のイメージがあるが、徳島県自体は大半が山間部。徳島の山の方に有る観光スポットといえば「祖谷のかずら橋」や「大歩危峡」。イメージ的には何となく高知県の雰囲気があるが立派な徳島県の領土。実際に訪れたことはないが、みかんの収穫に使うような荷物運搬用のモノレールを観光用に開放した「奥祖谷観光周遊モノレール」が気になっている。10分程度かと思いきや、1時間以上も急な山の斜面をギリギリの角度で乗れる、乗り物好きにはたまらないアトラクションなので一度乗りに行ってみたい。

愛媛県

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(下灘駅 / 2019年8月)

・訪問回数:6回
・ステータス:宿泊して観光した
・想い出の味:「白楽天」の焼豚玉子飯
・美しい景色:四国中央市近辺に並ぶ製紙工場の煙突

愛媛県といえばやはり道後温泉。自分自身日本各地を旅行しているだけあって、様々な温泉に浸かった経験があるが、道後温泉(とりわけ、本館)は雰囲気にとても重厚感があり特別な体験ができる。確かに水風呂もサウナも無いので「ととのう」こともできないし、風呂自体も決して広くないのだが、明治時代の面影を残す味わい深い建物で入浴する事自体が旅行しているという感じがするし、追加料金を払うと利用できる2階の休憩処で出してもらう茶菓子が風呂上がりにまたうまい。2020年現在は改修作業が進んでおり休憩室が利用できなかったりと規模を縮小して営業しているが、改修が終わったら雰囲気そのままによりパワーアップして帰ってくることを期待している。

四国4県の県庁所在地にあるJRの駅、徳島駅、高松駅、高知駅は新しくきれいになったものの、松山駅は未だに昭和を感じるどこか懐かしい造り。そもそも松山駅以外3県の駅はどちらも比較的街の中心地に建っているが、松山駅だけは街の中心地(伊予鉄の松山市駅)から少し外れたところに建っており、周囲に観光できるようなところもないためあまり盛り上がらないのかもしれない。ただ、駅構内のレストランは昔ながらのカレースタンドや、なぜか今治名物の焼豚玉子飯が食べられる喜多方ラーメンの店、エビフライが名物のステーキ屋など毎日通いたくなるレストランが集まっていて、下手にスタイリッシュな都内ターミナル駅の駅ナカ施設より好感が持てるのである。

高知県

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(ひろめ市場 / 2014年12月)

・訪問回数:*
・ステータス:かつて住んでいた(2歳〜4歳?
)
・想い出の味:ひろめ市場で食べたアイスクリン
・美しい景色:アンパンマンミュージアム(土佐山田)

かつて本当に小さい頃に高知市内へ住んでいたらしいが、小さすぎてほぼ記憶にない。

高知で有名なのがひろめ市場。大昔からあるのかと思いきやオープンしたのは1998年と意外と最近だった。1度だけ訪れたことがあるが、年末休みの時期だったので観光客でごった返しており、21時過ぎに訪れても全く席が空かずに結局泣きながらアイスクリンを買って立ちながら食べた思い出がある。その日のうちに同行の友人が車を運転して移動する予定だったので、いずれにせよお酒は楽しめなかったものの、雰囲気だけだと少しもったいないな…と。(余談だが、その日は朝に高松を出発して高速道路で移動し昼は松山を観光、夕方から夜にかけて松山から高知まで延々と国道を移動し高知で夕食、その後また高速を飛ばし深夜に高松に帰ってくるという割と無茶なコースで移動したので、結局夜の人っ子一人いない桂浜を散策するという謎の小旅行になってしまった)

もし次に高知に行くのであれば、まず行きたいのは室戸岬。徳島から牟岐線とDMVになる阿佐海岸鉄道、バスを乗り継いで海を見ながらのんびり旅してみたい。

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