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【小説】ダメOL、webライターになる 第1話

今回、自分の事も含めつつ小説っぽく書いてみました。

かなりあたまイカれてるなーって感じですが、仕事で失敗して落ち込んだ脳内を鎮める為に書きました。

もし続き気になる方見えたら、書きますねー。

#BeFree創作部 に参加していまーす。

「なんで、こんなに毎日失敗ばかり繰り返しているんだろうか。」と、仕事が終わればいつも落ち込む毎日。

このまま失敗ばかりじゃいけないし、毎日仕事の予習復習も繰り返す。

でも、次の日はまた別の失敗を引き起こす。なんでまた間違えるんだろうと、自己嫌悪。

ムシャクシャすると、スーパーで板チョコを買ってパクつく日々。

甘いものを食べると、なんでこんなに心がスッとするんだろう。ただ、最近はあまりに食べ過ぎて太ってしまった。

ここ最近は、自己管理も出来ないし仕事も婚活も全部ダメ。

やっぱり、私は仕事辞めた方が良いのかもしれない・・。仕事を辞めるには寿退社だよなぁ・・。

稼ぎも良くて、安定した会社に勤めてて、私を養ってくれる人。私が専業主婦でも文句を言わない人!

このさい、顔はどうでもいいから・・。

神様、あのう。もう私、無理はいいません。このさい顔は諦めます。

どうか、私を養ってくれる人!養ってくれる人何処かにいませんか!

プリーズミー!ギブミー金持ちmen's!


と思って婚活しても、生まれてこの方イケメン大好きな私が条件で恋できると思う?

あーあ。結局、優しさだけが取り柄のイケメンか、安月給で結婚願望ゼロのイケメンか、性格に難ありのイケメンにばかり恋しては玉砕してる・・。

しかも、基本的に片思いで始まり片思いで終わってばかりじゃん?

なんで叶わぬ恋の方が、燃えるし萌えるんだろうか?

私って、同じような事を繰り返しては、ちっとも学習しない。なんでだろ。なんで失敗から学べないんだろうか。もしかして、やっぱり馬鹿なんですかね?

仕事も恋も、学習しない女は何も習得できぬまま死ぬのかもしれないのか・・。

「女は、愛された方が幸せだよ。好きでもない男から誘われた?じゃ、まずご飯行きなよ。

好意を持たれたら、女はだんだん恋するようになるって!」

と何度も言われてきたけど、ろくにマトモに男に愛された事のない私には到底理解できない領域だ。

好きでもない男を好きになる?ん?どうゆう事?

好きでもない男とアレとかコレやるの?目を瞑ってやればいいの?ねえ?

なんかそれって、ベルリンの壁を越えたり、北朝○から脱北するより厳しいんじゃないの?

好きでもない男と結婚して、家事、夜のアレ、男の親の介護、子供を産む、子育て、老後の介護。

なんか、想像しただけで目がグルグルと回るんですけど。

「おい。ちょっと待てよ。

あんたなんか、今仕事辞めたら辞めたでもう就職なんて出来ないよ。

だいたい、あんた今幾つだと思っている訳?もう、35歳だぜ?

普通なら、この歳なら既にバリバリのキャリアウーマンにでもなって、責任重大な仕事だって任されている筈!

あのさー、責任のある仕事どんどん外されてるよね?

それ、どういう意味かわかる?

つまり、社会的にあんたは35年経っても認められてないっていう事なんだよ!」

うわー。

私が弱音を吐くと脳内に決まって出てくるのが、毒舌野郎の片桐君。

ちなみに片桐君は、私が作り上げた架空の人物。

(そうなんです。実は私、腐女子なんです。)

勿論、架空なんで超自分好みのイケメンに仕立て上げられている。

性格は、ちょっとイジワルなドSキャラなんだけど、実は優しいみたいな感じ?

「あんたさあ、今仕事辞めたら条件もグッと悪くなるよ。

ん?でも待てよ?

もしかしたら、お前が会社を辞める事で会社の利益になるのかもしれない!

お前、会社の貢献よりも自分を保守する事ばかり考えていなかったか?

おい!「仕事辞めた方がいいのかな?」と、ボンヤリ考えながら、気がつけばズルズル15年も勤務とか詐欺だぞ!

やる気がないなら、辞めろ!
やる気があるなら、働け!

それが、会社の為というものだろ!」

なんでこんな所で、片桐君に叱責されなきゃいけないのよー。

仕事で失敗して落ち込んでる時くらい、優しく励ましてくれてもいいのにさ。

もうっ。
イジワルなんだから。

と私が頬を膨らましていると、今度は若干焦り出す片桐君。

性格に高揚感の強いmen'sって、実はビビりが多いのよね・・・だから、強い人になろうと自分自身を威嚇してるの。

でも、そんな片桐君を私は可愛いと思ってしまう。ああ、今日も変態だ私。

私は、片桐君に

「そろそろ、私。仕事もダメ。婚活もダメ。

35歳にもなって、これといって胸を張れるものが一つもないの。

なんかもう、私って何のために生きてるのかわかんない。もうね、限界だと思うの。」

と、泣き言をいうと「ババアの癖に、泣き言を言うナァァァァ!」と、オラオラオラオラァァァっと、ビンタ連発される私。

い、痛い。痛いよ。片桐君。

「目を覚ませ!
泣き言を言ってる場合か?!

お前の人生は、ちょうど折り返し地点!

今から辞める事も、始める事も何でも出来るだろうが!

すべて、人生の結果は自分自身で決めるんだよ。

婚活が上手くいかないのも、仕事で失敗を繰り返すのも、結局は全部自分自身が引き起こしているんだよ!

それがわからないなら、これから先何を始めても結果は同じ!」

い、いやぁぁぁぁ!と、耳を塞いで泣き叫ぶ私に、片桐はこう言った。

「お前、泣き言を俺に言った罰だ!

今日から、俺のことをブログに書け。いいから書け。

あんた、人に言われてする事は理解力ないからダメだけど、妄想癖は強いから面白いブログが書けるかもしれない。

まあ、まずやってみろ。恥ずかしがっちゃだめだ。まず、匿名で行け!

ウケが良くなってきたら、今度はあんたのクズ過ぎる婚活ネタをブログに書け!」

えー。何で私が・・・。

と、ブツブツ言っていると片桐君が勝手にブログのアカウントを開設。

「嫌とは言わせないからな!
継続は力なりだ。

まず、諦めずにコツコツ続けること。
これが大切だ。

もしかしたら、ブログを開始後に嫌なことを人に言われる事だってあるかもしれない。ネット民なんて、ストレス抱えた輩ばかりだからな。

お前は、どうせすぐに嫌になって辞めたくなるだろう。

お前は、嫌なことがあるとすぐ辞めるからな。だから、何やってもダメなんだけど。

でも、それでも一生懸命やり続けろ!わかったか?」

そういって、片桐君はすうっと消えた。

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