嫌なものは、嫌!「譲れないこと」を明確にした方がいい数字たち(2・4・9・11)
「思いをその場で言えない」というお悩み
みなさん、こんにちは!みっこです。
今日は唐突に、「嫌なものは嫌」と言う練習をした方がいい数字もあるよ、というお話です。
というのも先日、facebookのプライベートグループ「数秘ラボ」の方で、メンバーの方から質問をもらいました。
その質問に対する私なりの答えを、noteをご覧のみなさんにもシェアしたいと思います。
まわりのペースにのみ込まれて、ついつい譲れないことを譲っちゃいそうな2・4・9・11の方たちは特に(もちろん他の数字の方も)!要チェックでございます。
ちなみに、ご自身の数字をサクッと知りたい方はこちら↓
さて、質問をくれたSさんは、LP5・D9・S8の持ち主。
Sさんの質問を私なりの言葉で書き換えると、こんな内容になります。
自分の意見を会話の中でしっかり伝えたいと思うような機会があったけれど、その場では思いがなかなか出てこず、次の日になって自分の思いに気づき、「ああ言いたかったのに」と後悔することがあった。
もっと早く自分の思いや意見が出てくるように、工夫できることはないか?
さてさて、身に覚えがあるぞ?という方、いらっしゃるでしょうか。
これぞ9あるある!
【本音が出てくるまでに時差がある】
9を持ってる方のお悩みトップ3に入るであろう、「本音が出てくるまでに時差がある」問題。
これは、誰かと会話している最中には自分の思いや本音が出てこないのに、後で一人になってみて、「ああ!本音はこっちだ!なんであのとき出てこなかったんだ!」と、モヤモヤするパターン。
というのも、9は1〜8の全部を持つ数字。1から始まってぐるっと一周、最後の最後に自分の思いがくる、というポジションに位置してるんです。
つまり、自分の思いに到達するまでに、ちょっと時間がかかっちゃうタイプなんですね。
しかも、本音までの道のりには1〜8という数字が……(長いっ!)。
あー、1も分かるなぁ。2もいいなぁ。3も素晴らしい。4も……といった具合に、異質なものも全部受容していっちゃうのが9のサガ。
そうなるともう、9の頭の中はカオス状態。もう、どれでもいいじゃんね!だって、全部正解なんだもの〜!となってしまう。
そして、「自分の思い」である9のポイントまでたどり着く前に、「それでいいと思います〜」と、自分の思いは置いてきぼり&相手の提示するものに同意しちゃう、という現象が起こるわけです。
本音にアクセスする習慣を持とう
こうして見るとお分かりかと思いますが、9は意見がないのではないし、自分がないわけでもありません。ちゃんとあります、頑固なほどに。笑
自分の思いにアクセスするという習慣があまりない、というだけ。ですから、これを意識的かつ習慣的にやってみようぜ!というわけです。
何をやるのかというと、単純に「自分の思いを感じてみる」だけです。
自分は何を感じているんだろう?
何を大切にしたいんだろう?
本音はどんなものなんだろう?
どうしても譲れないものは?
どうしても受け入れられないものは?
会話の中では相手のペースがあるので、一人のときにやってみましょう。
実際に思いを言えなくて後悔した過去の事例を題材にしてみてもいいし、今感じることでも十分です。ノートに書き出してみるといいと思います。
はじめはよく分からないかもしれません。
モヤのような、霧のような、もや〜んとした感覚であったりとか、色んな色が入り乱れて混じってる中から、ひとつの色だけ抽出しようとしているような感覚かもしれません。
でも、ここは根気よく。じっくり、粘り強く、自分の内面に問いかけ続けてみましょう。
自分の本音に通じる道を作っていくイメージで、少しずつ、少しずつ、この作業を重ねていきます。
そうやって日常の中で練習していくうちに、最初は雑雑としていたケモノ道も、なんども通っていくうちに、立派な歩道になっていくはず。
それが習慣化されていくと、いざ人と話す中でも、比較的短い時間で自分の思いにアクセスできるようになると思います。
「嫌なものは嫌」を明確に
本音にアクセスするためのもう一つの小技として、「嫌なものを明確にする」というのがあります。
嫌なものを明確にする。これは言い換えると、「NOを言う」ことです。
「〜〜したい」「〜〜が好き」といったベクトルの本音を出していくのもいいのですが、
逆に「〜〜はしたくない」「〜〜は嫌い」というのを出していくと、自分の軸はさらに明確な輪郭を持ち始めます。
ただし、ここでポイントがあります。
それは、ネガティブに思える感覚や感情に対して、ジャッジをしない、というもの。
9を持っている人の中には、ネガティブなことを考えるのはダメ、言ってはダメ、というブレーキがある方も多いです。
ただ、それは本来の自分の性質と逆をやっているとも言えます。
なぜなら9という数字は、「すべてがそのままでよかったのだ」と悟る数だから。
好きも嫌いも、美しいも醜いも、役に立つも立たないも、ポジティブもネガティブも、すべてはそのままにあっていい。
そんな世界を体現するのが、9の性質なんです。
ですから、綺麗なもの、正しいもの、清らかなもの、美しいものだけではなく、自分の中に生まれる、怒りも悲しみも憎しみも、排除するのではなく、ただ居場所を与えてあげること。
そんなことを学んでいけばいくほど、心の器が広がっていき、安堵感と共に力が抜けていくはずです。
さいごに
先月末に『そらのいろ は うみのいろ』というオンライン音楽劇を上演したんですが、その中でも私のお気に入りのセリフをひとつ、最後にご紹介します。
私が海なら あなたは空
海は空であり
空は海
9はまるで、海のよう。向き合う相手に合わせて、自分の色を変えていく。
そんな存在が身近にある人は幸いです。受け止められ、受け入れられ、己のありのままを表現して良いのだと知れるのですから。
そんなふうに感じさせられる人というのは、そう多くありません。
まずはあなたの器の大きさを知ってください。自分の意見をはっきりさせなくては、と焦る必要はないのです。
ただ、ときには他者ではなく、あなたという空の色を映す海であってもいい。
そんな気持ちで少しずつ、あなたの中の思いと出会っていってくださいね。
みっこ
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