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大丈夫になりますように。

1年間という期限付きではあるがこの春から働くことになった。

大学卒業後1年間無職で過ごしてきた。その大半は家に居たのだが、途中職業訓練に通ってみたりした。それに関する資格もとってみたりした。自信が1ポイントくらい増えた。(全部で100ポイント。道のり遠し。)
でも結局働くことが出来なかった。理由を挙げると、

・社会に出ることに対する圧倒的な不安感に支配されていた
・過去のアルバイト経験によって自信がほぼ消失していた
・失敗することで自分がどうなってしまうのか怖かった

こんなかんじだ。
実際に文字に起こすと本当に恥ずかしい気持ちになる。そんな理由で??
23歳の仮面をかぶった赤ちゃんか?赤ちゃんなのか??え??
・・・というように自分にツッコミまくった挙句自責を始めてしまうのが自分のよくない部分だ。ここらでストップしよう。


先に挙げた不安要素は今もまだ自分の中にある。きっとこの先も何かにつけぶち当たるであろう課題だと思う。

でも結局は「大丈夫」になっていくだろうとも思う。

突然ではあるが、先日親知らずを抜いてきた。
4本とも元気に生えて来やがったのだ。しかもその奇妙な生え方で手術の難易度を格段に上げた、全く腹立たしい奴らだ。わたしは4本の歯を同時に抜くために入院をさせてもらった。わたしにとって何本もの歯を同時に抜くのも入院するのも初めてである。その前段階のPCR検査も初めてである。
おまけにわたしは医療行為に恐怖心がある。鼻に綿棒を入れられるのも麻酔の注射も嫌である。絶対に避けたい。でも避けられない。そこまでかと思うかもしれないが、わたしは絶望を感じていた。だって怖いんだもん( ;∀;)

怖すぎて逆に冷静になっていた自分だったが
結果的には
PCR検査、点滴の装着と一つずつ終えていた。
麻酔や抜歯も
気付けば全て終わっていたのだった。


恐怖を感じていたことは、結果的に大丈夫になっていたのである。
「やってみないと分からない」という言葉でも説明出来るかもしれない。


仕事の話をするのに手術を引き合いに出すのは自分でもおかしいと思う。でも新しい仕事が不安だなと思ったとき、過去のどんな体験より先に思い出された。あれだけ怖かったこともちゃんと逃げずにいたら乗り越えられたじゃないか。そう思うのだ。

なんか、出来そうかもしれない。
・・・こんな記事を書いておいて明日になれば
「自分に出来るはずなさすぎる久しぶりの社会復帰なのにやったことない職種に挑戦するなんてなんでそんなことを考えたんだ冷静に考えて無理ゲーすぎる職場の人間関係上手くいかないかもしれないこんなニートの自分が受け入れられるのかなそもそも自分のことをどう説明すれば位 (( 」
という具合にネガティブモードに陥るかもしれない。

私自身とっても面倒くさい性格だ。追い詰められると白黒思考になってしまうし自分を全否定してしまうこともある。自分にとって日々は地続きなのではない。毎日新しく発生する嵐によって一日一日リセットされてしまうのだ。先に書いたようにネガティブに考える自分の姿が簡単に想像できる。

そんなときはこの記事を書いた自分自身を思い出すことにする。
こんなことを考えた自分がいたんだなと。
本当に大丈夫かもしれないなと。

記事がその証人になってくれると思う。






追記・・・
こうやって記事に書いてみてはじめて
自分との付き合い方が少し分かった気がするなあ。
ありがとうnote様


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