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子育て中の方にオススメ【推薦図書】心のなかの幸福のバケツ

今回は、最近読んだ本の中でどうしても皆様にご紹介したい本についてお話をさせていただきます。

「心のなかの幸福のバケツ」

これはどういう内容かと言うと、まず著者はギャラップ社の元会長ドン・クリフトンとその孫のトム・ラスです。
私がコーチングをしているストレングスファインダーの生みの親であるクリフトン及びストレングスファインダーの著者でもあります。

実はこの本は最初に出たのは2005年で古い本です。今年になって新装版ができたので読んでみました。

ストレングスファインダーそのものと、元となる考え方は同じです。

ストレングスファインダーとは名前の通り強みにフォーカスしています。ネガティブな内容よりもポジティブな面にフォーカスをして、その強みを最大に活かすという考え方です。

これはポジティブ心理学と言われていてストレングスファインダーの生みの親であるドン・クリフトンが「ポジティブ心理学の祖父」「強みの心理学の父」という称号を贈られていたそうです。

この本はそのポジティブの面にフォーカスをしていて、心の中のバケツというたとえにして、心の持ちよう人との関わり方などをお話をしています。
つまり、全ては人と関わる中でポジティブな面に注目するところから始まるということです。

バケツとひしゃくの理論

ここではもう少し詳しい話をさせていただきます。
それはバケツとひしゃくの理論です。

人は誰でも心にバケツを持っています。
そして、他人に何か言われたりされたりする度にこのバケツの水は増えたり減ったりするんです。

そして、そのバケツの水がいっぱいの時は気分が最高、バケツの水が空になった時は気分が最悪だということです。

また、バケツの他にひしゃくも持っています。
そのひしゃくを使って誰かのバケツに水を注げば、つまり相手が明るくなるようなことを言ったりすれば、自分のバケツにも水が溜まります。

逆にひしゃくで相手のバケツの水を汲み出してしまう、つまり相手を傷つけるようなことを言ったりすれば、自分のバケツの水も減ってしまいます。

並々と注がれたカップと同じように、心のバケツがいっぱい入ってる時は、人間は前向きで意欲にあふれています。

バケツの水を汲み出されるたびに人は傷つきます。

自分と関わる人の心の バケツに水を注ぐのか、それとも水を汲み出すのか、これはとても重要な選択です。

これは、周りの人との関係や生産性、健康、そして幸福にも大きな影響を与える選択なんです。

また、この本には朝鮮戦争時の悲惨な結果も出ています。

戦争で捕虜になった兵士に対してネガティブな感情を植え付けることによって、どんどん生きる気持ちがなくなり、戦意がなくなるだけではなく、自殺してしまうくらい精神的にも肉体的にも完全に降伏してしまうくらい、ネガティブな情報ばかり与え続けると、このような状態に陥るとのことでした。

翻って自分のことを考えてみたいと思います。

自分自身は現在ストレングスコーチとして活動している割には、ネガティブに物事を考えがちです。

周りの人から水を汲み出されることはあまりないのかもしれませんが、自ら水を汲み出してしまうことが多々あるように思います。

今思うと、子育てで子供のバケツから水を汲み出すことが多かったのではないかと思っています。

すでに私の子供は社会人になっておりますので今更感はありますが、これから子育てをする方、また子育て真っ盛りの方には、この本を読んで子どもの心のバケツの中に水をいっぱいに満たしてあげることここに心がけるようにしていただければなあと思います。

自分の行動の 反省とともに、皆様には自分のようにならないよう、この本のご紹介をさせていただきます。

最後に

最後に、私をご紹介すると、ストレングスファインダーのテスト結果を個別に読み解くGallup公認ストレングスコーチとして活動しています。

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