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DMM英会話日記

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広告ではありません! オンライン英会話で出合った異文化と心に残る英語表現を綴る国際交流日記。
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2020年6月の記事一覧

アイルランドの結婚式は派手らしい。【 #DMM英会話日記 】

アイルランドの結婚式は派手らしい。【 #DMM英会話日記 】

DMM英会話の先生は、政治や歴史に詳しかったり、日本人顔負けのアニメオタクだったり、わりと一芸に秀でている人が多くて、話していると楽しいのだけれど、時折自分の無知蒙昧が恥ずかしく思えたりもする。

そんな刺激的な講師陣の中で唯一癒し枠に入っているのが、今回紹介するアイルランド人先生のJさんだ。
もう見るからにいい人という雰囲気で、世界の不穏や地球温暖化、ウィルスの猛威など、彼と話している間はすっか

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イギリスの凄まじい不動産バブルの話。【 #DMM英会話日記 】

イギリスの凄まじい不動産バブルの話。【 #DMM英会話日記 】

今日の先生はイギリス南部の町に住む青年。彼は、イギリスで家を買うというのは、昨今若者にとっては無理ゲーになっているのだと嘆く。

「僕の住んでいる地域の平均住宅価格を教えてあげようか。£561,524だよ。
Average house price of my town is £561,524.」

ええと、日本円に直すと…74,985,084円…、な、7千5百万円! ちなみにもちろんイギリスなので

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今の世論と文化財返還問題がなんとなくリンクした話。【 #DMM英会話日記 】

今の世論と文化財返還問題がなんとなくリンクした話。【 #DMM英会話日記 】

BLACK LIVES MATTERのデモが盛り上がるつれ、アメリカでコロンブス像が倒されたり、イギリスで奴隷貿易を手掛けた資本家の銅像が海に投げ込まれたりと、こと欧米では過去の歴史を大いに反省する流れが加速しているようだ。

この流れを受けてか、今日のイギリス人の先生は、帝国主義時代の自国について複雑な思いを語っていた。
「イギリスのミュージアムは、かつての植民地だった国々の美術品や、モアイ像、

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怒れるイギリス人青年の、カラフルすぎる罵倒英語。 【 #DMM英会話日記 】

怒れるイギリス人青年の、カラフルすぎる罵倒英語。 【 #DMM英会話日記 】

実はこのレッスンを受けたのは、アメリカでジョージ・フロイドさん事件に関するデモが激化する直前だったのだが、結果的に今思うとこの日のイギリス人先生の話は予言的であったなと思う。

この日彼はとても怒っていた。イギリスがヨーロッパの中で突出してコロナの死者数が多いことに、というか世界でもトップレベルに多いことに、心底腹を立てていた。 "I am angry." と言ってから、一呼吸おいて、" I am

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バンクシー展に行った話をしたら、アメリカのデモと政治を熱く語られた。【 #DMM英会話日記 】

バンクシー展に行った話をしたら、アメリカのデモと政治を熱く語られた。【 #DMM英会話日記 】

やっと美術館が開き始めたのでバンクシー展に行ってきたんだよ、という話をしたら、文化系オタクでアートにも関心の高いアメリカ人の先生からどの作品が良かった? と聞かれた。

「この"Stop and Search"が結構好きだった。オズの魔法使いのドロシーが警官に職質されているの、笑ってしまう」というと、「ああ、彼は警察や軍隊に対して常に批判的だからね。しかし、これは今の御時世にぴったりだな。」と笑

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