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パリ逍遥遊

赴任した先は芸術・科学・哲学が入り混じる、真理の交差点だった。
「たゆたえども沈まぬ」パリを起点に、異分野の境界線に潜む深淵を体感した筆者が、フランス、ヨーロッパを独自の視点で切り取る新感覚ワーク・ライフ・バランス論。誰しもが輝ける時代に驚きと感動をもって触れた何か、そしてそれが何であるかついぞ発見できなかった何かが、ここパリにはある。

筆者について

樹 菩尊 (みきほぞん)

大学卒業後、某中央官庁で医療・福祉系の業務に従事。
ハーバード・ケネディスクールで公共政策修士プログラム入学、同修士号を取得して帰国。再び日本の官庁に戻るも、ケネディスクールで学んだことは生かせず、国会対応に追われる日々であった。その後、パリの経済協力開発機構(OECD)に出向。そこで、フランス人のワーク・ライフ・バランスや生産性の高さは、自国の芸術・科学・哲学等に裏打ちされた経験であることに気づき、OECDシニアエコノミストとしての業務の傍ら、欧州の根底にある深淵をめぐる旅に出る。
帰国後、外資系コンサルティングファームに転身。コロナ禍で疲弊した数々の日本企業に対し、欧州で体得した芸術・科学・哲学等に裏打ちされた経験に基づく、新しい働き方を提唱するコンサルティングを生業とする。


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