食べて楽しむ!つなぐ棚田遺産認定、周南市中須の棚田米フェスタ2022
棚田清流の会による産業文化祭「棚田米フェスタ」
こんにちは、orange です。山口県周南市中須地区には、清流が育む❝やすらぎの里❞があります。段々に連なる美しい棚田の風景は、人の力により維持され、美味しいお米を作ってきました。
農山村地域における「このまま自分たちは取り残されていくのではないか」その不安感から発足した『棚田清流の会』では、いろいろなイベントを企画し、中須地区の特産品をアピールすると共に、地元の活性化に繋がるような、人と人の輪を大切にするイベントを行っています。
農林水産省が認定する❝つなぐ棚田遺産❞にも選ばれた美しく優良な棚田がある中須地区で、11月12日(土)と13日(日)と開催されたイベント『棚田米フェスタ2022』(主催:棚田清流の会)もその一つです。
イベントでは、地元アーティストのステージイベント、地域の皆さまによる飲食販売、もちつき実演・販売、農産物競り売りなどが行われました。
イベント会場『棚田米フェスタ2022』
まずは会場をぐるりと歩いてみます!
ステージからは賑やかな歌声が聞こえてきますが、今はグルメを堪能したい!
まず目に留まったのは、「うんまぁ~い」と書かれた看板!
「焼き芋」や「スティックフライ」を売っているお店でした。販売員の方が『10日寝かせて、低温でじっくり焼いているから美味しいよ』とおっしゃっていました。ホクホクです。
残念ながら現物を撮るのを忘れ、焼き芋の写真はなし。
しょぼ〜ん。
ですが、残骸しか残らないほど美味しい焼き芋でした!
ふるさとのお米「泣かす米」
私は中須地区出身なのですが、気温の寒暖差が大きいこの地区で採れたお米「泣かす米(なかすまい)」や、そのお米で作る「泣かす酒(なかすさけ)」はレア物です!
『泣かす米』は、化学肥料や除草剤、防腐剤などの農薬を一切使用せず、昔ながらの❝はぜかけ❞天日干しの農法で作られています。
「泣かす酒」は超レア物で、幻のお酒です。収穫と同時に売り切れになってしまうこともあり、すっきりとした味わいの美味しいお酒です。
地域の方達が心を込めて手作りしている郷土の自慢です。
そして杵で作るこのお餅も、伸びやモチモチ感があり、日数が経ってもとても美味しいお餅です。
これは食べた人にしか分からない、滑らかな舌触りと弾力です。
最後に、会場中央での豚の丸焼きをご紹介!
会場の中央では、じっくりと炭火で焼かれた「豚の丸焼き」があります。午後から行ったので、豚の丸焼きの全体像は分かりにくいですが、あったとしても少しグロテスクかなぁ。
この豚は、中須北にある権現原農場の豚で、油が炭火にしたたり、香ばしい匂いとこんがり焼けたお肉の色合いがとても食欲をそそります。これは、絶品!
販売もしていますが、試食をさせてもらえます。口の中が幸せになりますよ!
では「棚田米フェスタ2022」、来年を楽しみに、中須の特産品を見て食べて楽しんで下さい!
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