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「横浜トリエンナーレ」へ行きました│1つのシンプルな気づき…

第8回 横浜トリエンナーレに行ってきました!

前売り券を紛失したので、現地にて再購入。
横浜市に貢献するワタシ……。(それも良し)
 



│横浜トリエンナーレ@横浜美術館

大規模リニューアルを終えて
3年ぶりの横浜美術館へ!

「ヨコハマトリエンナーレ2014
華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」

「ヨコハマトリエンナーレ2020
AFTERGLOWー光の破片をつかまえる」

につづき、3回目の参加となる横浜トリエンナーレ。


今回のテーマは「野草:いま、ここで生きてる」

2フロアに分かれた展示、パッと見こんなかんじ。

さすが前衛的な作品群です。

基本的に、本展示は撮影可(動画はNG)


彫刻や絵画作品といった、いわゆる
"見て感じて、楽しむアート" もありましたが、

どちらかというと

映像や音を用いた作品、
そして捉えどころのない空間展示など
インスタレーション系の展示が多い印象。

考えさせる作品がズラリと並びます……。

インスタレーションとは、空間や場所全体で体験するアート


奢る人間の姿、
地球上のさまざまな争い、
抑圧されたものたち……
 
そんな、重たいメッセージを含んだ作品
今回はとても目につきました。


│1つのシンプルな気づき、それは……

「トリエンナーレとはこういうものだ!」と
わかった上で参加したつもりだったのですが、


正直、今回は途中から
メンタル的に少ししんどくなってきてしまって……。 



美術館をあとにして、
落ち着いた状態であらためて思ったのは、

人の心に残る作品というのは、
 必ずしも「プラス」の感情に働きかけるものだけじゃないんだな、
「マイナス」方向に感情を揺さぶる作品もあるんだな、

ということ。


もちろん人によって、受け取り方は様々でしょう。

プラスがあればマイナスがあるのも、
当たり前といえば当たり前。


ただ、
noteで創作をする際など、自分は基本的に
「プラス」のベクトルで作品を生むことしか考えてなかったんだな〜
……と美術展を観たあと、身に染みて思ったのです。


プラスもマイナスも表裏一体で、地続きのはず。
「片方しか見えていないのは、前提がズレているよね」という。


そんな気づきをくれた、トリエンナーレでした。

もしもこれから
今回の横浜トリエンナーレに行かれる方がいたら、

・哲学 とか
・歴史 とか
・現代社会  とか

……の勉強をするつもりで(?)参加すると
感触的にはちょうどいいと思います♡ 

音がすごい作品などもあるので、HSPの方などは
無理なさらずに鑑賞されてください〜!


でもやっぱり、アートに触れる機会は、いいです。

本展示、中には「これは狂気?」と思う作品も。

アーティストの方々の現代社会への"まなざし" に、
尊敬と畏怖の念を感じずにはいられません。



行ってよかった! 



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