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『比較しない』から『比較することを切り離す』イメージを娘に伝えたら涙が溢れたお話🌸

今回はストーリー的に書いてしまったので、結論が後半になっております😵‍💫🙏ご了承ください┏○ペコッ💦



娘は最近、学校へ行く事がより辛くなっている様だ。娘に理由を聞くと、

自分でも分からない

という。環境は悪くなくて、学校に行けば仲がいい友達も笑顔で迎えてくれる。それは娘自身も理解している。

でも娘はどうしても、"周りとの比較"をしてしまうらしい。例えば、「みんなはテストで100点なのに自分は100点が取れなくて悲しい」とか。これが『最大の理由』にも私は思える。

そうは言えども、娘は授業の出席率が低い割に80、90点は取って来たり、時には100点もあるから、私的には「逆に凄くないか⁉️」と驚くのだけど😳❗️❗️それを伝えても本人は納得し切れず?その時は「そっかぁ」と理解しても、学校へ行けばまた"比較"の繰り返しになってしまうようだ_( _ *`ω、)_ *゚クタ💦


また、支援学級の先生とお話しをして客観的に感じた事は、

『物理的にも精神的にも
スピードについていけない』

という点が、辛さに繋がっているんじゃないかな?と。

あと、娘の中で『理想と現実の差が大きい』というのもあるかなと考えている。

「みんなと同じように出来るようになりたい、でもついていけない」

この葛藤が苦しみへ、辛さへ変わっているんじゃないかなと。なんか察するものがある。


物理的・精神的スピードがついていけないというのを書いていくと、

まず前提に「娘の処理速度IQ値がとても低い」というのが根底にあり原因になっている。この処理速度IQというのは、要は"行動のスピード・物事の取り組む速度"を表していて、主治医からは「改善することはほぼない」と言われている。

簡単にイメージすると、「超〜マイペース」みたいな感じ。だから周りのスピードに合わせる事が出来ない。学習障害もあって書くスピードも遅いので、板書はあまり出来ない。


小学校低学年の時は全体的にゆっくりだったからそんなに気にならなかったが、今は小5。小5にもなると周りは成長と共に行動もテキパキしている。自分で考えて授業の準備や移動、給食の準備や後片付けなど、全てにおいてみんながスピーディーになっているのだとか。

しかしながら、娘は周りと同じように準備や行動が出来ない。それを娘自身も肌で感じ取っているようだ。

『頑張りたい、でも出来ない』

精神的スピードは、みんなに追い付きたいけど追い付けない焦りからの落ち込み、そして悲しみ、というような感じ。


私も娘を見ていて、「辛いだろうなぁ」と胸痛む。私自身もマイペースで行動は遅いから、何となく理解出来る所はあって。

でも、私の時と娘では劇的に違う所がある。それは

『環境』

私は行動が遅かったり、勉強が出来なかったりでからかわれたり虐められたりもした。

でも娘の今の環境の中では、むしろ周りが助けてくれて、みんなが優しく先生も理解を示してくれる。

環境としてはこの上ない程恵まれていて、本当に感謝している。


ただ、学校って

『みんなが同じように出来なければならない』

というところがまだ根強く残っている。だから先生も通知表を付ける上では、授業態度とか提出物とかテストとか、全体的視点から比較されてしまう。

そこが娘の辛さでもあるんだろうな、と。娘は結構『完璧を求めるタイプ』なので、学校でも完璧でいたいという理想はあって。

だけど完璧を求めるあまり、ずっと集中しなければならない。1日集中して、それを平日継続して、というのが娘には難しいらしい。過集中タイプでもあるので余計。

だから学校へ行くと、上手く息抜きが出来ないのもあり、とんでもなく疲れるみたいで。だから辛い、行きたくない、となる。

授業のスピードが早いのも原因にはあるのだが🤔娘の学校は小中一貫校な為、5年生から中学生と同じように"教科担任制"になっていて。教科ごとに先生が違うと、やはりそれぞれどんどん授業が進んでしまうみたいで。


今までずっと学校や主治医と連携を取りながら本人を支えて来たけれど、この『スピード問題』がどう解決したら良いのやら分からなくて…毎日悩み倒しております(笑)_( _ *`ω、)_ *゚クタ💦


だから娘に強く伝えたのは、

『比較することを切り離す』

ということ。最初は『比較しなくて良い』と伝えていたけど、人間、誰かと接していたらどうしても比較してしまう。ましてや学校でも比べられちゃう訳だから。

そこで、上の言葉を思い付いた。

比較してしまうことは仕方ない。だけど、「比較してしまうこと」と「そこで抱く感情」はせめて切り離せば良いのではないか?と。

あとは、「悲しい想い」とか、「泣きたい気持ち」は抑えなくても良いとも伝えた。人間気持ちの浮き沈みは誰だってある、落ち込むことってみんなあるよ、って。

「それをダメと思わないで」
「どんな気持ちも包み込んであげよう」

そんなふうに伝えた。

すると娘の目からポロッと涙がこぼれた。そして、「ママが伝えたいことは分かった、もうこれ以上は大丈夫」と言ってくれた。


「辛いけれど乗り越えて欲しい」

「比較するなら自分の良い面に焦点を当てて、自分の才能を、可能性を潰さないで欲しい」

そんなふうに私は常々思う。


ママはいつも気持ちに寄り添ってあげれる存在でいたい。

そしていつだって"対等"に。


クリエイティブな思考、発想力、そして思考の深さ、ママは尊敬しているよ。

自分はダメなんて思わないで。


必ず輝ける日が来るって信じてる。

すでに素敵な『個性』を持っているのだから。


少しずつ、少しずつ、輝ける方法を探して行こうね。


一緒に1歩ずつ、前に進もうね。


約束だよ?


ママのこといつも「大好き」って言ってくれてありがとう。


ママも大好きだよ。



おわり

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