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4. 通い出した幼稚園

ミュンヘンの日本人がいる幼稚園へ娘を通わせ始めました。
「子供は子供と早く触れ合った方がミュンヘンに早く馴染めるんじゃないか!」とひそかに期待し、娘はミュンヘン到着後3日目から登園。

初日の朝、私も心配で一緒に行く。
少し戸惑ってた娘だったが、1時間程するとすっかり打ち解けて楽しそう。やっぱり子供同士ってイイよね、と微笑ましく思う。
元々、日本にいる時から「人見知りゼロ👌」の娘だから、やっぱりどこでも大丈夫!と私もすぐに一安心。

しかし、当の私は戸惑いっぱなし。
帰りは親がお迎えに行くシステム。
息子をベビーカーに乗せて、園の前で待っていた私。
遅れたら大変だから、少し余裕を持ってそこで待機。

もちろん他の父兄はみんな初めましての人ばっかり。
だれが同じクラスのママなのかとかもわからないまま、誰も知り合いのいないところで、私1人➕ベビーカーの息子の2人ぼっちで娘が出てくるのを待ってる。

遠くの方で輪になって話しているママ達。
上から下まで私を舐め回すように見ている視線を至る所から感じる。
痛いわー、この視線。そしてコソコソ話。

きっと値踏みされてるんだろう。
誰も話しかけてはくれず、遠巻きに見ている。
何なんだ!これは。
日本人同士で仲良くしようっていう気はないのか!

同じ時期にミュンヘンに来た上のクラスの奥さんをやっとのことで見つけ出し、その人と世間話を少し。
そして、1日目のお迎えの時間が終了。
結局、誰からも声はかけられず。

隙間なく「円」、いや「円陣」になってるママ達の輪にベビーカーを押した私は入って行けるわけもなく、元々私も人見知りではないけど、ここまでウエルカム感のない雰囲気に空気を読めない感じで入っていく事なんて出来ず。

あー、これはしんどいなぁ😓

それから何日間か、誰からも話しかけられない日々が続く。

来る前に居た山梨では、みんな気さくでカラッとした感じの成熟したママが多かったから良かったけど、なんなんだ、このジメジメ感は!

ミュンヘン生活、異国での大変さ以外にこんな事も乗り越えて行かないといけないのか。
いやぁ、これはしんどい😢

ヴィクトリアンマルクトの花屋さん

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