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音楽と旅と落語と古い鉄道駅舎を眺めることが好きな高齢者。 書くことも読むことも好き。 …

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音楽と旅と落語と古い鉄道駅舎を眺めることが好きな高齢者。 書くことも読むことも好き。 音楽に関しては、私の携帯プレーヤーのプレイリストを調べてもプロファイリングは絶対にできないほど雑多(笑) http://karikaito.blog.fc2.com/

最近の記事

今年の夏

めっちゃ汗かきなので夏は大嫌い。家で過ごす日々であっても、一日に最低2回は着替えが必要。エアコンは使用しているものの寒く感じるのはこれまた嫌なので設定温度は29度前後にしているから、家事をすると当然汗だく。 今夏の暑さは…ホント身体に堪える。 夏といえばひまわり。 夏が苦手だからかひまわりの花もそれほど好きではなかった私が毎年夏のこの花を撮影するようになったのはロックバンドSOPHIAのおかげ。 そのことは以前に書いた。 暑くても、今年もひまわりを撮影しにお出かけ。 連日

    • 忘れられないあの子のこと

      かなり昔のこと。 遠くに住む知り合いから「引越すので飼えなくなったから、飼い犬を山に捨てようと思うけれど、どう思う?」と電話で言われたことがある。 聞いたときは開いた口がふさがらなかった。 相手は切羽詰まった様子だったことは確か。 ご近所トラブルにより、今まで生活していた土地にはもう住みたくないので、家を処分して遠くへ引っ越すとのこと。引越し先は持ち家ではなく、犬が飼えないので犬の譲り先を決めていたのに、その相手にドタキャンされ、犬の行き場がなくなった、おとなしい犬で人に危

      • トリミング

        どちらかといえば、ここでは日頃感じていることや自分の思いをただただ書き連ねているだけ。 出かけた際などの写真が多い記事等は、ブログ「からっぽの青春 (fc2.com)」の方に記録として残すようにしているのだが…。 以前の私はけっこう重い一眼レフを引っ提げてよく撮影に出かけたものだけど、もうそんな気力も体力もない。 今の私はもっぱらスマホ撮影。 そのスマホももう何年使っているのだろうというくらい古い機種なので、それほどきれいには撮影できないけれど、それでじゅうぶん。 先日、

        • 音楽の好み

          介護職の方のX(旧Twitter)で、高齢者施設で入居者の方々にくつろいでいただく時間に、高齢者のド定番と思われる昭和歌謡の音楽を流していたら、入居者のおひとりが「こんな古くさい音楽ばかり聴いていられない」と怒ったこと、そしてその後は声をあげたその方だけでなく、他にもその手の音楽には不快感を抱く入居者の方がそれなりの数はいることがわかり、そういう方々が好むジャンルの音楽会も定期的に開催するようになったというツイート(ポスト)を読んで、私が人生でいちばん苦痛だった期間のことを思

        今年の夏

          昔ながらの「さぬきうどん」についてのひとりごと

          コンビニの数よりもうどん店の方が多いということでいつのまにか「うどん県」と呼ばれるようになった讃岐の国に長年住んでいる。 本当にコンビニの数よりうどん屋さんの数の方が多いのかは数えたことがないから知らんけど(笑) 近年はゴールデンウィーク中は営業を休むうどん店も増えているけど、今年もこの連休中営業していたうどん屋さんには長蛇の列。たかだか「うどん」に並んでまで食べようと思わない私には異様な光景。 たかだか…と言ってしまったけれど。 少なくとも私が知っているこの地域のうどんは

          昔ながらの「さぬきうどん」についてのひとりごと

          SOPHIA Premium Symphonic Night in 大阪城ホール

          公演日 2024年3月10日 会場   大阪城ホール SOPHIAとオーケストラが共演するLIVEが開催されると聞いて、まず思ったのは、SOPHIAさん、なかなか攻めますな~ということ。今までも新しいことに挑戦してきたバンドだとは思っていたけれど、まだまだそういう「攻め」の気持ちを忘れていないんだ…と。 オーケストラとの演奏ならば、座って聴くことができるということで(しかも会場が私にとっては、それほど遠くはない大阪ということで)今回は迷わず、即エントリー。 私の中では、

          SOPHIA Premium Symphonic Night in 大阪城ホール

          バリアフリーのこと

          X(旧Twitter)で車いすのユーザーさんがイオンシネマでのことをつぶやいたら、それはある意味当然のことだと思うけれど、様々な意見が続々。 その中の、誹謗中傷は言語道断だと思った。 一方、様々な意見の中で、もし避難しなければならない事態が起こってしまったときの安全面についての意見と、介助をする方々への配慮に関する意見の中には、今まで私が気がつかなかったことも含まれており、それについては目からうろこだった。 イオンシネマ側の支配人さん(?)の言葉を直接聞いたわけじゃないの

          バリアフリーのこと

          思い出

          四国犬が人やペットの犬を噛んでしまったという先日のニュース。 その翌日だったかには、別の四国犬が逃げてしまったという報道も。 逃げてしまったワンコの方は無事に保護され、よかった、よかったなんだけれど…。 最初に報道された犬に噛まれて亡くなったペットの飼い主さんや、自分が噛まれた方、そして犬が苦手な方にはショックな出来事だろうと思う。 その後、犬の登録と狂犬病の予防接種は義務だというのに、噛んだ犬の飼い主がそれらを怠っていたということを知り唖然。 また、このことで意見を求められ

          2024年

          新年のめでたさはないけれど、三が日を過ぎた頃に初詣には行ってきた。 今年は辰年。 撮影日 2024年1月5日 場所   大宮神社(香川県まんのう町)

          クリスマスケーキ

          かなり昔のことになるが、12月24日にケーキを食べられないことが5年続いたことがある。 夫の父が脳疾患で倒れ、私は2年間遠距離介護の日々。 介護の中心は母であったが、次男の嫁という立場の私が月の1週間から10日間ほど母と交代して介護を担うことになった。 入院直後の約1ヶ月と、その後も父の状態が悪いときは母と2人がかりで一日中付き添う必要があり、お互い1ヶ月近くまったく家へ戻れないということもあった。 12月の始め頃に入院した父はその病気とは関係なく、元々耳が不自由だったことも

          クリスマスケーキ

          パワハラ

          報道で目にした某歌劇団のパワハラ、それ以外にもハラスメントに関するニュースを見聞きすることが増えた。 パワハラもセクハラも、今の時代では絶対にあってはならないことだけど…。 そういうことが昔からずっと続いていた集団の中の独特の空気感を私は知っている。 その中にいると、そういう理不尽なことがけっしてあたりまえとは思わないものの(それはおかしいことだという正常な思考はできるのだけれど)その理不尽さを外部に向けて発信しようというところまでは考えが及ばないし、あるいはそこまで考えて

          パワハラ

          SOPHIA LIVE2023 獅子に翼Ⅴ  

          公演日 2023年10月9日 会場  Kアリーナ横浜 私がSOPHIAというバンドを知ったのが2006年。 その後ライブへ行くようになったのは2007年以降のこと。 ファンの間で獅子翼(シシツバ)と言われている伝説のライブに、当然ながら参加していない。 最後のシシツバは、18年も前のことだったらしい。 遅れてファンになった私は、過去のシシツバライブの一部を映像で見たことはあるものの、古くからのファンの方々のように獅子に翼というライブに対し、期待も思い入れも特別に大きくはなか

          SOPHIA LIVE2023 獅子に翼Ⅴ  

          9月が終わる

          日中は暑くてまだ衣替えする気にはならないからか、明日から10月とは思えないのだけれど、気がつけばもう9月末日。 このnoteを始めたのが、昨年の9月初めだったはずなので、あれから1年が確実に過ぎたということらしい。 けっこう張り切って始めたはずなのに、月に一回書くのが精一杯みたいな日々。 けっして時間がないわけではないのだけれど…。 日々、こころに思うことは溢れるくらいあるけれど、それを文章にはなかなかできないというか、文章にする技量がないというか…。 後先を考えずに溢れ

          9月が終わる

          ダイヤモンドクロス

          撮影日 2023年9月23日 場所  松山市 伊予鉄道大手町駅踏切 松山生まれなので、長らくこの光景は当たり前のことだと思っていた。 路面電車(市内電車)と郊外電車が交差する場所。 郊外電車が近づけば、警報音が鳴りはじめ遮断機も降りる。 人も車も郊外電車の通過待ち。 もちろん路面電車も、人や車と同様に郊外電車の通過待ち。 線路が交差しているから、電車の通過時にはガタゴトというちょっと大きめの音。とくに路面電車に乗ってここを通過するときは振動も感じるから居眠りしていてもすぐ

          ダイヤモンドクロス

          共通語

          自分の使う言葉が「万人共通」のものではないらしい、ということに気づかされたのは4~5歳の頃。 この世に生まれて最初の記憶は、たぶん2歳半くらいの頃のこと。 そのとき住んでいたのは徳島県の西部地区。 2歳になったばかりの頃に、父親の転勤で生まれ故郷の愛媛県の松山から徳島県に引っ越したのだけど、幼かった私は、そのことは覚えていない。私の人生の始まりの記憶は、引っ越し先の徳島の池田という町で暮らしていた頃のこと。 引っ越し後、母方の祖母が松山から池田までやって来てしばらく滞在し

          今は読むことができない

          今、noteでとても人気のある作家の岸田奈美さん。 私もnoteで彼女の文章を読んでファンになり、出版されている本はすべて購入し、noteの記事も定期購読していた。 一般的な概念だと、それらは有無を言わさず「不幸」という分類箱に入れられてしまうだろう日々の出来事を、巧みな文章により、泣き笑い状態で読んでいる数多くの人々の姿が目に浮かぶ。 その文章は本当に素晴らしい。 読者からすると、書き手の彼女には相当過酷なことが次々と起こって、きっとそれを乗り越えるのは非常に大変だった

          今は読むことができない