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「電車がきます♬」日常が日常である事の有り難さ

「電車がきます♬」日常が日常である事の有り難さ

電車がきます 歌 竹中直人

NHK Eテレの番組に0655と言うのがある。文字通り6時55分から始まるたった5分の番組だ。

時報替わりに以前よく見ていた。朝が明るい気分になる前向きな歌や気分転換になる短い面白コーナーがあって、平日は毎日放送している。

みけ子はこの番組が結構気に入っていた。今は朝寝坊なので見てない。少し前のまだ早起きしていた頃の話ね。

その0655の中で、割と好きだった曲が

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夏目漱石の「二百十日」/毎年この時期になると読みたくなる名作中編小説

夏目漱石の「二百十日」/毎年この時期になると読みたくなる名作中編小説

二百十日って、立春から210日目の日のことを言います。9月の今頃の台風が襲来し風が強い日だと言われています。今はあまり使われない季節をあらわす言葉ですが、この「二百十日」という題のついた夏目漱石の中編小説があります。私はこの小説が大好きで夏の終わりになると読みたくなるのです。

九州の阿蘇登山に都会(熊本)から来た若者2人。登山の途中、悪天候で道に迷い遭難寸前になって麓の宿に戻ってくる、という話で

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ロック雑誌「rockin`on(ロッキングオン)」を読んでいた

ロック雑誌「rockin`on(ロッキングオン)」を読んでいた

中学〜高校にかけて、夢中になって聞いていた洋楽ロック。もう45年も前の事だ。そのロック少女だったワタシが熱心に読んでいた雑誌がロッキングオンだった。今思い出してもかなりとんがった雑誌だった。

その頃一番売れていたロックの情報誌は「ミュージックライフ」だ。写真も情報も満載で当時の洋楽ロックの情報No.1がミュージックライフ。一番メジャーな雑誌だった。

だけどミュージックライフ誌は洋楽ロックの本質

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