Mikawa&Co.合同会社

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元日経新聞記者の代表・Mとワンマン社員・Yの2人でやっているMikawa&Co.合同会社の「地方移住や二拠点生活を考える&楽しむ」がテーマのnoteです。メディアへの記事執筆や広報支援、官庁・企業のオウンドメディア記事制作支援、採用関連のライティングなど事業を手掛けています。

マガジン

  • 萩暮らし、4週間のお試し移住【準備編】計5回

    地方で「お試し移住」を実践しよう! 第1弾は山口県萩市で、2024年春に4週間、暮らしてみました。事前に、どのような準備をしたかをまとめました。

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萩暮らし7日目【明倫学舎を訪問】萩市の「豊かな暮らし応援課」で懇談(4月25日)

ずっと曇り空や小雨がぱらつく日が続いていた天気でしたが、昨日に続いて青い空。この日は萩市中心部にある「明倫学舎」を訪れ、昼食の後で施設内にあるコワーキングスペースでリモートワークをしてから、萩市役所の「おいでませ、豊かな暮らし応援課」を訪問します。 路線バスを使って萩中心部へきょうはJR三見駅前、つまりお試し移住の専用施設である「さんちゃんち」の前にある停留所にやってくる路線バス(運営は山口県周南市に本社を置く防長交通)に乗って、萩の市街地へ向かいます。JR山陰線の列車内で

    • 萩暮らし6日目【三見の星空】静かな夜に響くフクロウの声(4月24日)

      喉に刺さった甘鯛の骨が取れたことで、昨夜はぐっすりと眠れました。 「さんちゃんち」の内部と日常 朝起きると、まずリビングの窓を開けて換気し、前日に干した洗濯ものを取り込みます。そして、代表・Mが前日に「道の駅 センザキッチン」(長門市、5日目参照)で買ったパンを温め、コーヒーを淹れます。その間に、私・Yは和室に置いてあるベッドマットレスを3つ折りし、ソファにします。 旧JR三見駅舎をお試し移住用の住宅にリノベーションした「さんちゃんち」は、約60平方メートルの1LDK。

      • 萩暮らし5日目【朝から病院へ】快気祝い?で「センザキッチン」へ(4月23日)

        朝から「骨取り」決行 昨夜の晩ごはんで甘鯛の骨が喉に刺さったままだったため、あまりよく眠れなかった社員・Yです。 目が覚めても、病院に行ける喜びで「ウキウキ」……とはならず、相変わらずの喉の痛みでゲンナリとしていました。しかし、代表・Mは「7時台の早い電車で、病院に行ったほうがいいかも!」と、なんだか浮かれた様子。 「少し早いんじゃないかな。受付は8時半からですよ?」 「ちょっと駅の周りを散歩してから行ってもいいじゃん〜」 ……どのみち食欲もないので、M氏に促される

        • 萩暮らし4日目【移住先で仕事開始】“甘鯛の骨”で早くも暗礁に…(4月22日)

          いよいよ今日から山口県萩市のお試し移住施設「さんちゃんち」(リニューアルした旧JR三見駅舎)でリモートワークで仕事を始めます。4週間に及ぶワーケーションの、「ワーク」部分。車もないし、天気も悪いし、ある意味で仕事するのに持ってこいの条件が整いました。 ネット速度は快適! こちらに来る前はネット環境に少しは不安を感じていたのですが、今までのところ特に問題を感じません。画像のダウンロード、アップロードも案外早いので、Zoomなども普通に使えそうです。 私はいろいろと仕事の予

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        萩暮らし7日目【明倫学舎を訪問】萩市の「豊かな暮らし応援課」で懇談(4月25日)

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        • 萩暮らし、4週間のお試し移住【準備編】計5回
          5本

        記事

          萩暮らし3日目【山陰線に乗る】ランチ&カフェから人口問題を考える(4月21日)

          萩に来て3日目の朝も、鳥のさえずりと共に目覚めました。ここにいると、いかに東京が人工音で騒々しいかを改めて感じます。もともと山奥の電車や車がろくに通らないような場所で育った私(社員・Y)にとって、風が木の葉を揺らす音や雨音、鳥の声以外に何も聞こえないことは日常でした。早くも「東京に帰ったら萩が恋しくなるんだろうな…」と、ちょっと寂しい気持ちになります。 車を返却する前に移動、移動 きょう21日はレンタカーを返却する日。朝ごはんを食べたら、早目に買い出し(水、米などの重いも

          萩暮らし3日目【山陰線に乗る】ランチ&カフェから人口問題を考える(4月21日)

          萩暮らし2日目【萩市三見の朝】漁港で買った天然鯛で鯛茶!(4月20日)

          目覚めは自然の中で 萩暮らしが始まって最初の朝、目覚めて最初に気づいたのは鳥の鳴き声でした。 「代表・Mが大音量でインスタ動画でも観てる…?」 と思ったのですが、リアルの鳥です。 何種類もの違う鳥が、それぞれ思い思いに歌っていて、にぎやかなのですがとても心地良い。鳥の声で目が覚めるなんて、一体いつぶりでしょうか。なんだかじっとしていられなくなり、朝食の前に散歩に出ることにしました。 「さんちゃんち」は海まで近く、歩いて5分ほどの距離です。静かでひと気のない道を歩いてい

          萩暮らし2日目【萩市三見の朝】漁港で買った天然鯛で鯛茶!(4月20日)

          萩暮らし1日目【地方移住】山口・萩で4週間のお試し、いよいよスタート(4月19日)

          4週間の「お試し移住」の始まりは? 早起きして東京・羽田空港から何とか飛行機に乗り込み、山口宇部空港に到着したのは昼過ぎでした。ここから4週間の「お試し移住」が始まります。 目指すは山口県の萩市。その萩市が移住支援策として用意した施設を利用させていただき、約1ヵ月のワーケーションを通じて「今話題の『地方移住』を試してみる」を記録していきたいと思います。 昼過ぎに着いた空港でレンタカーを借りると、お腹を空かせた私たちは空港の近くにあるイタリアンレストラン「アンコーラ」に立

          萩暮らし1日目【地方移住】山口・萩で4週間のお試し、いよいよスタート(4月19日)

          地方の交通事情に心の準備――萩暮らし準備編⑤ 

          歩いて行ける距離にお店がまったくない 私・Yはそもそも電車好きでもあり、東京でも車は持たずに生活しています。重いものは配送を頼めばいいし、萩暮らしでも「まぁどうしても」という時だけレンタカーやカーシェアでも借りれば……と考えていました。 しかし出発前のある日、JR三見駅周辺のGoogleマップを見て気づきました。 飲食店も食料品店もコンビニすら、歩いて行ける距離(徒歩15分以内など)に全くありません。というか、歩いて30分くらいの距離まで含めても、ひたすら住宅しかない、

          地方の交通事情に心の準備――萩暮らし準備編⑤ 

          4週間のお試し移住、準備にいくらかかる?――萩暮らし準備編④ 

          「4週間、山口県萩市でワーケーション」を決めた当社。事前にもっとも心配であり疑問だったのは「お金がどれくらいかかるか?」ということでした。というわけで今後の記録のためにも、コスト面について具体的に記していきたいと思います。 準備段階でかかったお金 実際に、出発前の段階までに支払った交通費や宿泊費について、以下に記してみます。 ■航空券  羽田空港~宇部山口空港(往復・2人分、スーパーセール利用):4万1,864円 ■宿泊費  旧JR三見駅舎「さんちゃんち」利用料:2万

          4週間のお試し移住、準備にいくらかかる?――萩暮らし準備編④ 

          お試し移住4週間でミニマリスト暮らしをデザインする――萩暮らし準備編③

          モノをどこまで減らせるか? 4週間地方で生活するにあたっては、オフィス移転の下見や将来の田舎暮らしに備える以外にも、もう1つ目的がありました。 それは「モノを減らすこと」です。 私・Yが育ったのはバブル景気もあってブランドブームやらなんやら、なんでも持っている「マキシマリスト(多くの気に入ったモノに囲まれて暮らす人)が当たり前!」とされていたような時代。 そういう風潮(?)に流されて、今思えば不要なもの、余分なものにかなりのお金を使いました。 そんなに持ち物が多い方で

          お試し移住4週間でミニマリスト暮らしをデザインする――萩暮らし準備編③

          4月~5月を選んだわけ――萩暮らし準備編②(山口・萩で“お試し移住”)

          もし1ヵ月ワーケーションするなら、いつがいい? 私たちが一番悩んだのは、実はこの「いつ」でした。 気になった理由は、当然仕事です。 前回も書いたように、私たちの仕事はリモートワークでできることも多いものの、顧客などを訪問する取材・打ち合わせもゼロではありません。 とはいえ、4週間に何度も東京と行ったり来たりするのは、コスト面からも現実的ではない。弊社代表のMは、東京に限らず仕事で全国へ出張することがけっこうあるのです。 その中で、もっとも出張が発生しにくいのが3〜4月

          4月~5月を選んだわけ――萩暮らし準備編②(山口・萩で“お試し移住”)

          山口・萩で“お試し移住”へ――萩暮らし準備編①

          4週間のワーケーション、始めます! Mikawa&Co.合同会社のYです。当社は代表と従業員1名のみの超々零細企業で、主にビジネス系のライティング(記事・文章制作)や、PR・ブランディング・採用支援などの事業を手掛けています。 ふたりとも「“組織の決まりごと”には、とらわれずに働きたい」という想いから独立したこともあり、自由な働き方を希求するタイプです。その中で、ずいぶん前から東京以外の場所で働くことを考えていました。新型コロナウイルス感染症の最中に、テレワークやオンラ

          山口・萩で“お試し移住”へ――萩暮らし準備編①