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萩暮らし16日目【萩焼まつり②】かわいい萩焼皿ついに買う(5月4日)

山口・萩のお試し移住「萩暮らし」は、GW中に16日目を迎えました。前日に様子見した萩焼まつりで、「これは…!」と見定めた皿がありました。

GW後半が始まった、きのう5月3日。「萩焼まつり」の会場で見かけた楕円形の皿が忘れられない代表・M。そこで翌4日も再びバスで萩中心部の萩焼まつり会場に向かいます。


萩かまぼこ「バーガー」「ロール」でランチ

ただ、直接会場には向かわず、まずは「萩バスセンター」で降りて、目の前にあるスーパー「サンリブ」の横にあるコインランドリーで、シーツや布団カバーなどを洗濯。旧JR三見駅舎を改装した萩市のお試し移住施設「さんちゃんち」にも洗濯機はありますが、シーツなどの大きな洗濯物は乾燥機にかけたいので、コインランドリーを利用しました。

その間に、きょうも“萩市民のソウルフード”と呼ばれるうどん店「どんどん」でランチにしよう! と向かったのですが、既にかなりの行列ができていました……。さすがの大人気です。

どんどんを断念して、どうしようか?
――ガイドブックで見て目をつけていた、萩市の交通の要所である萩バスセンターの裏手にあるパン屋yuQuri(ゆくり)を訪問しました。小さな店先ですが、おいしそうなパンがたくさん並んでいます。

「クルミチーズパン」と「クリームチーズパン」(夏みかん砂糖漬け入り)を買って食べ、小腹を満たして後、コインランドリーに戻って洗濯物をピックアップしてから、徒歩で萩焼まつりの会場に向かいます。

会場のひとつである明倫学舎の敷地内では地元の特産品が販売されています。私たちの目当ては忠小兵衛蒲鉾(萩市)の萩かまバーガー萩かまロール

「萩かまぼこバーガー」も「萩かまロール」も、ここで購入

萩かまロールは、薄くスライスした食パンの白い部分に魚のすり身を乗せ、くるくると巻いて揚たもの(らしい)。私はプレーンではなく、チーズ入りをチョイス。たぶん揚げたて……ではないと思うのですが(混んでいたので、その場で作っていたのかどうかはよく見てなかった)、外側に巻いてあるパンのサクサク感、かまぼこの旨味、とろけるチーズのコクがスゴイ!

あと2~3本食べたかったのですが、口内炎がひどく(パンが刺さる笑)、店にも行列ができていたこともあって断念しました(あっという間に食べてしまったので写真を撮る余裕もなし)。

そして、Mが食べたのが「萩かまぼこバーガー」。サクサクのかまぼこカツとキャベツの歯ざわり、チーズのコク、温かいバンズが一体となっています。

萩かまバーガーはこんな感じ

Mは肉を食べない人なので、普段はハンバーガーを食べません。しかし、これは想像をはるかに上回るおいしさだったようです。

「普通のハンバーガーのようにバンズ、キャベツの千切り、チーズ、ソース、かまぼこのカツが渾然こんぜん一体で……食べやすいし、すごくうんめぇな!」なまりながら絶賛しています(青森出身なので感動するとたまに素で訛る)。これらは忠小兵衛蒲鉾店の中にあるカフェ「はちのたね」でも食べられるようです。

萩焼まつり会場でオーバル皿を購入

海が近く新鮮な魚介類が豊富なせいか、萩はかまぼこが有名です。東京にいると「かまぼこ=量産品」という印象で、なんだか混ぜ物が多そうなイメージもあります。

しかし、萩で売っているかまぼこは、どれもプリっとして身がしっかりと詰まっており「ああ、魚の美味しいすり身を食べてるんだなぁ…」という印象です。生臭さはもちろんなく、“魚感”を感じられる味。歯ごたえもしっかりしてて、パスタの具などにしても満足感があり、オススメです!

小腹が満たされたところで、きのうも訪れた萩市民館に出展していた萩焼のお店へ。Mが気になっていた楕円形(オーバル)のお皿を売っているのが陶の杜 でした。

こんな感じの、やや深めな楕円形の皿を購入

主にパスタ皿として使うつもりのようですが、JR三見駅舎の「さんちゃんち」に帰ってから改めて見て、「あれ? 大きすぎた?」と戸惑うM。確かに大きめなのですが、案外深いので適量を盛って余白を活かせば、オシャレなカフェ風の盛り付けにも見えそうです。スリムでかなりの長さなので、パスタでもカレーでもサンマの塩焼きでもいけるかも?

駅から遠いな「ゆめマート」

その後はバスで東萩駅に出て、駅の東側にある「ゆめマート東萩店」で軽く買い物して電車へ。ここのゆめマートには、地図で見る限り直線で行けば駅から5分くらいで着きそうなのですが、東萩駅は改札が1カ所しかありません。ぐるっと回って15分くらい歩きます。

萩駅や三見駅は改札に人がおらず、電車内で精算するので必ずしも改札を通る必要はありません(それが公式に“良し”なのかはわかりませんが)。どちらの駅も真ん中に線路が2本あり、その外側に上りと下りのそれぞれのホームがあるのですが、萩駅は上りホーム側に改札があり、下りホーム側では獣道のような細い通路(?!)が“出口”の役割を果たしているようです。ある時、下り電車を降りた人がそこから家に帰っていく様子を目撃しました。

三見駅も同様で、下りホーム側に改札と『さんちゃんち』、上りホーム側には道路に降りられる階段があります。

東萩駅も非公式でもいいから、ゆめマート側に出口を作るべきではないか、そうすればもっと人が訪れてもうかるはずだ――と2人で話ながら歩いていたのですが、どうも線路のすぐ横は、ある建設会社の土地のようです。いろいろと事情があって叶わないのかもしれません(そういえば萩駅、三見駅の場合は改札がない側のホームは道路に面しています)。

早めに帰れたので、ゆめマート東萩店で買ったケーキでおやつにしてから、作り置きおかずを作るなどして、東京での休日と同じようにゆっくりしました。

【コメント by M 《2024/5/4》】  萩焼「使い始め」の注意点

萩焼まつりの会場には、萩の窯元でつくられた器・皿・壺・置物がたくさん並んでいて、しかも大きさもそれぞれあるので現地で比較すると「これは小さいのではないか」「この器に料理を盛っても、おなかいっぱいにならなさそう」……と思って大きめの皿を買ったのですが。

いざ「さんちゃんち」に帰って改めて見ると――デカい。パスタなら200グラムは余裕で入りそうなサイズです。やってもうた感。「これだから痩せないんや…」と、しばし落ち込んだのでした。。。

しかも萩焼は、素材である土の目が粗めで、表面に塗った釉薬にも「貫入」という細かい「ひび」があり、器に盛った料理の水分や油分が染み込みやすい性質があるそうです。萩焼を購入すると、「使い始める前に」と注意書きがついています。脂分の多い料理や、スパイスの多い料理(カレーなど)だと、油やスパイスが染み込んでしまい、後で他の料理を盛るのに使いづらくなる、といった面があるようです。

これが茶器なら、お茶の葉の細かい渋などが釉薬面の貫入に浸透していって“見た目の味わい深さ”になるのでしょうが、萩焼の皿や器によそう最初の料理には、油やスパイスの多いもののは避けたほうがよさそうです――。

せっかくの萩焼ですので大事に使っていこうと思っています。

◆次回は再び予算編「お試し移住2週間で、いくらかかった?」です。


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