何度も読み返した本『チョコレートコスモス』(恩田陸・著)
天才型の人間に憧れる
はい、天才型の人に憧れています。
もちろん、才能豊かな人でも、努力は必要だと思います。
ただ、どんなに頑張っても、届かない場所まで行ける方って、やっぱりいるように思えています。
そんな天才型の人が描かれている小説、『チョコレート・コスモス』(恩田陸・著 / 角川文庫)を読みました。
文庫の帯にはこのように書かれていました。
最初に読んだとき、大好きな『ガラスの仮面』(美内すずえ・作&画/ 白泉社コミック)を彷彿とさせるストーリーにワクワク!
文庫版あとがきを読むと、やはり、『ガラスの仮面』がきっかけで書いたと知り、納得。
『ガラスの仮面』の主人公、北島マヤちゃんと、『チョコレート~』の佐々木飛鳥ちゃんという、二人の天才。
舞台を一度見ただけで、セリフや動きなどを全部覚えてしまう。
圧倒的な存在感。
そんな二人に魅せられます!
個人的には、東響子さんがお気に入りで、憧れます。
それぞれが舞台にかける情熱、努力、思いに触れながら、(どうなるんだろう)と思いながら、楽しめる作品です。
努力、情熱、個性、持って生まれた天分。。。
様々なことに思いを巡らせ、夢中になれる一冊です。
とりあえず、私は、努力の人でありつづけよう。
そんなことを思います。
この本で、チョコレートコスモスという植物を知りました。
花からはチョコレートの香りがします。
カカオでもないのに、チョコレートの香りがするのが、とても不思議。
写真は、チョコレートコスモスの花
最近家にあるチョコレートコスモスの花が咲きました。
毎日、香りに癒されています。
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