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からだが固くなる3つの理由

からだってなんで固くなるかわかりますか?

元々固かった、最近固くなった、気がついたら固くなってた…いろいろあると思いますが、この記事ではからだが固くなる3つの理由について、私がたくさんの人のからだを見てきた経験から感じたことを書いてみようと思います。


その1  からだの真ん中がグラグラ


元々足首が固い、肩こりしやすい、そんな方に多いかもしれません。

猫背とか、ずっと立っていると腰がつらいとか、つい姿勢が悪くなってしまいやすい人に多いのがこの真ん中グラグラタイプ。

真ん中というのは、体幹やお尻のあたりを指します。

グラグラするというのは、姿勢を支えるインナーマッスルが上手に働くことができず、安定しない状態を指します。

体幹がグラグラしていると安定しないので、手を使うような作業では肩や腕に余計な力が入り、長く続くと固くなってしまいます。

また、立位や歩行などでの姿勢保持でもインナーユニットと言われる体幹のインナーマッスルが上手に働けていないことで、背中の筋肉を頑張らせたり、お腹のアウターマッスルで支えようとしたり、お尻で支えようとしたり、他の場所が代わりに頑張ろうとします。

それぞれの筋肉には役割があるのですが、代わりに働くとオーバーユースになりやすく、固くなることが多いんです。

それから、股関節周囲が安定しないと上半身を支えることが不安定となり、膝や足首に余計な力が入ります。

からだの真ん中が安定しているから、手足が自由に動かせるんですね。

安定に必要なのは、体幹のインナーユニット、肩周囲のインナーマッスル、股関節周囲のインナーマッスルです。

グラグラな方はここら辺を高めるようなエクササイズがオススメです!

重りを持って1、2、3・・・なイメージではなくて、インナーマッスルを使いやすい姿勢で、筋肉の収縮を意識しながら、長く姿勢を支えるようなエクササイズになります。

バランスボールで姿勢を保持しながらの手足の運動もオススメです!

バランスボール座位


その2 痛みからからだを守るため


からだってよくできているので、からだのどこかに痛みが生じた場合、からだを守るために筋肉を落としてしまったり、筋肉で関節を固めたりします。

すごいでしょう?

こういう時に、固いからってマッサージやストレッチなどでほぐすと逆効果になります。

多くの場合、痛みが増したり、もみ返しのような痛みが出たりします。


心における問題でも同じですけど、見える行動の困り感って直接的な原因もあるけど、もう少し奥に根本的な要因があったりしませんか?

子どもがスーパーでお菓子を買ってってねだってきたけど、買わなかったら大泣きした、というエピソードがあったとしますよね。

直接的な要因は「とてもお菓子が欲しくて悲しかった」なのですけど、

 ① 眠くて機嫌が悪かった

 ② 幼稚園で嫌なことがあって、気持ちがナーバスになっていた

 ③ 明日の〇〇に不安があって、気持ちを受け止めて欲しかった

 ④ ママならいうことを聞いてくれるはずという期待に対して、思い通りにならなかった無念さ

 ⑤ お腹が空きすぎてとにかく食べ物が欲しい

みたいに、何かその奥に理由があったりして、状況やその子の性格・思考によって違ったりしますよね。

実はからだも同じで、痛いよーーといっている部分の問題もあるのだけれど、その奥の状況を把握してあげないと変わらないんですね。

どこかの組織に炎症が起きている場合、その場所はあまりいじらない方が賢明です。

例えば、肩が痛くて、固まってしまっている場合、肩が動かなくなると思って一生懸命肩を動かすと悪化してしまいます(全く動かしてはいけないわけではなく、加減が必要です)。

痛い肩はいたわりながら、その他の関節をよく動かしながら回復を待つ、回復してきたら徐々に軽負荷で動かしていく、インナーマッスルを働かせて安定させてあげる、などの過程が大事になったりします。


何が言いたいかというと、痛みが伴っているときは、固さには要注意っていうことですね。

固いから痛いのではないことが多いので、単純にゆるめる、伸ばす、は禁物ですよ。

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その3 単純なオーバーユース


筋肉は自分の持っている力以上のことをすると、もう頑張れないよーーって固くなります。

固くなると血流も悪くなるので、回復も遅くなります。

この状態で有効なのが血流の改善。

温めたりマッサージをしたりして、筋肉の回復を促すと楽になるのが早いんです。


オーバーユースが起こりやすいのは、

① お仕事でからだを使っていて、負荷のコントロールが難しい人(医療・介護職、運搬業など)

② 運動しないと太る、運動しないと歩けなくなる、運動し続けないと健康的でいられない、という想いを強くお持ちの人


また、例えで心のことを出しちゃいますが、自分のキャパを超えることをし続けると心って不安定になったり、イライラしたり、頑張れなくなったり、感情的になったりしますよね。

からだも同じで、自分の筋力や体力以上のことをし続けると、筋肉って固くなってしまいます。

こういうタイプの方は、体が固い=筋肉のSOSと思って欲しいです。

スポーツ選手の人はからだを鍛えますが、無理な鍛え方はしません。

自分の筋力や体力などの能力の少し上を狙っていきます。

自分の限界を知った上で、その限界を少しずつ広げていったり、他の能力を高めることをしたり、からだの声をちゃんと聞いています。

どの人にも当てはまる健康法はありません。

いろんな情報の中から自分に合うこと、自分がやり続けられそうなこと、からだが悲鳴を上げにくいこと、それが大事。

自分の能力を遥かに上回るようなことをしてからだを使い続けても、その運動に見合うからだになる前にからだを痛めます。

楽しいと思えること、長く続けられること、無理なくできること、運動の後からだがしんどくないこと、を考えてみてください。

あんまり筋力がなかったり、腰を痛めているのに、毎日1万歩歩いてます!なんていう方は、結構からだがガチガチだったりするんですよー。

気持ちはわかるけど、もっと自分のからだに向き合って欲しいな、と思います。

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からだの固さが伝えてくれること


こうして固さについて考えていくと、結構深いなーーって思いませんか?

からだって正直です。

固さが何かを訴えてくれていると思って、ぜひからだと向き合ってみて欲しいと思います。

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