笑いながら歳を重ねたい〜健康長寿への第一歩〜
人は必ず老いる
私はおばあちゃんっ子で、おばあちゃん大好きで、仕事相手として自然と高齢者を選んでいました。
高齢者、という言葉を使うのは違和感があるくらい。
人生の大先輩であり、その人らしさが生きてきた年月の分、積み重なっていて、その人となりがにじみ出ている・・・いいなぁ、と思って接してきました。
言葉にも深みがあるし、「人」の素晴らしさをどんな人にも感じました。
そんな感じで「老い」にあまりネガティブなイメージのない私ですが、日々老いている・・・と考えると、10年後の自分の姿はあんまり想像したくないですね。
どんな人にも同じようにやってくる「老い」。
あなたにとっての「老い」ってどんなイメージですか?
怖い?不安?なりたくない?
ワクワク、なんてポジティブな言葉って出てくるものでしょうか。
「老い」ってどんなこと?
正直なところ、40歳を目前にしている私は年々体力が落ちているような・・・という自覚くらいで、まだ自分が年老いた姿をイメージなんてできません。
いつまでも若々しく過ごしたいな、っていう漠然とした思いだけで、「老い」っておばあちゃんになる、くらいのイメージしかないです。
私はからだの機能の専門家として仕事でたくさんの高齢の方と接し、からだを見てきました。
そのおかげで、からだの機能の老いに関してはイメージでき、その大変さを具体的な言葉にして相手をいたわれる機会があるんですね。
お話をしていく中でからだの感覚で温度差を感じるのは、ご家族ですね。
息子さんや娘さんはなかなかイメージできないのもあるでしょうし、親の老いそのものもなんとなく受け入れ難かったりもするのでしょうね。
また、年々できていたことがだんだんできなくなってくるからだに対する受容って、思っているよりも難しいです。
「5年前の〇〇ができたときの自分に戻りたい」という気持ちから、なかなか抜け出せない人は多いですし、気持ちもよくわかります。
そんなふうにご本人や家族の話をたくさん聞いてきて思います。
「老い」はなってからでないと本当の意味で実感できないものなんじゃないかな。
つまり、どれだけ色々考えて、対策してても、老いてからじゃないとわからないことがたくさんある!と思っているんです。
だけど老いてからでは遅いこともあるわけで・・・今から積み重ねていけることってなんだろうって思いませんか?
目指せ!健康長寿!!そのために大切な〇〇とは?
noteの読者層って働き盛りの方が多いですよね。
そんな中で「老い」について、こんなに熱く語っている私って・・・(笑)
でも、語らせてください!!
健康長寿を目指すのに、私が大切にしていることがあるんですよ。
老いていくといろんな機能が低下していくのはご存知かと思います。
老眼、耳が遠くなる、歩くときのバランスが悪くなる、白髪になる、飲み込みが悪くなる、記憶力が落ちる・・・。
でもね、年齢問わずやればやるだけ機能がアップするものもあるんですよ。
聞いたことあるかしら・・・筋肉です!!
使ったら使った分だけ筋肉はつきます!
ここで筋肉って何に大切なのか、一言で説明すると・・・
加齢による関節の変形を防ぐのに必要なのも筋肉だし、心臓から足に向かっていった血液が心臓に戻っていくのに必要なのも足の筋肉のポンプ作用、呼吸するのも筋肉が必要だし、動作するのに必要な筋肉がなかったら自由に動くのも大変になります。
筋肉って大事!!!そんなのはなんとなくわかってる。
でも「運動苦手だし、続かないんです。」
「何やったらいいかわからなくて。」
「楽しくないから続かない。」
そんな声をよく聞きます。
「もっとよく動いていれば、変形性膝関節症にはならないで済んだのよね。」なんて後悔の言葉だってよく聞きました。
ではどうしたらいいと思いますか?
みかんのアンチエイジング
筋肉を使い続けることが大事、それを踏まえた上で、みかんが老いていく人生の中で「これだけは大切にしよう」と思っていることを言語化しようと思います。
それは「自分らしく楽しむ」です。
そんなのよく言う言葉じゃん、なんか薄っぺらーい!!!
そうそう、私もそう思っていたんですよ。
しかも自分らしくってどうすればいいかわからない!とも。
今のみかんの考えはこうです。(数年後には変わっているかもしれないけれど)
自分らしさは感じる、考える、行動する、つまりインプットとアウトプット、その間にある脳での思考、これの繰り返しの中でわかってくるもの、そう思っています。
でね、からだのことはからだを動かしてみて感じて、知識を得て考えて、やってみて、その中で「自分のからだってこうなのかも!?」が見えてくると思うんです。
この世に生まれてから、からだを使うことって無意識なことがほとんどで、目的に合わせて勝手に動くものって認識ですよね。
でも衰えてくるとそういうわけにはいかないんです。
ある筋肉が弱くなると、弱い筋肉って動作の中ではうまく使えなくなっていって、強い筋肉や他の筋肉が代わりに頑張って働くことになります。
痛みやトラブルが起こる部分というのはこういう部分だったりします。
つまり、弱くなって鍛えた方がいい部分は隠れていて、代わりに頑張ったところが悲鳴を上げるっていうことですね。
そういうのをまだ軽いうちにキャッチして整えていく、そういうことができるようになったらいいんじゃないかって思います。
まとめると、健康長寿における「自分らしく楽しむ」とは、「自分のからだの状態を知り、からだの声を聞いて整えることを楽しむ」ってことです!
大切なポイントはもう一つあって、それは「環境を整える」ことです。
自分が勝手に動いてしまう環境を設定することです。
今の世の中は便利な家電がたくさん開発されていて、昔だったら自分のからだを使ってこなしていた家事が、ボタン一つで済むようになっています。
例えば我が家は共働きでヤンチャ盛りの男の子が3人いるので、洗濯はドラム洗濯機にして、毎晩乾燥まで回しています。
洗濯機のある脱衣所がオンシーズンのみのプチクローゼット化をしてまして・・・朝起きたら仕分けるだけ(子どものお手伝い)で、本来は「干す→取り込む→たたむ・しまう」なのが、仕分けるだけというワンステップで済んでいるんです。
我が家の時短家事の最たるもので、時間が足りない今は必須なのですが・・・時間ができたら洗濯物は干そうと思っています。
洗濯物を干す動作って筋トレですもん(笑)
時間に余裕ができたら時短を手放し、からだに必要な労力と失っていた電気代を得る、そう思っています。
健康のためにウォーキングをされている方が多いですが、ウォーキングだけではなく、からだのいろんな関節をいろんな方向に動かすことが大切です。
なので家事も筋トレ!!
こういう考え方もそうなんですが、知っていれば選択できるし、今の自分に合わせて考えられると思うんです。
みかんのブログでは、自分にピッタリの選択をするための知識をバンバン記事にしていこうと思っていますよ。
また、ぜひいらしてくださいね!!
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