こっくりさん

こんにちは。
不思議なことが大好きなみかんと申します。

まだ6月半ばですが毎日暑すぎるので、今日は私が体験した少し涼しくなるお話を…。

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皆さんこっくりさんってしたことありますか？
最近はめっきり減っちゃいましたが、夏といえば昔はテレビで心霊番組や怪談番組がよく放送されていて、私が小学生だった頃、"学校の怪談"というコンテンツが映画をはじめ一大ブームになりました。

そんな中、クラスの１人の女子が
「こっくりさんせーへん？」と言い出しました。
「しよしよ！」「え～…やめといたほうがいいんちゃう？」クラスは２極の意見に別れましたが、結局する方向になりクラスの全員が放課後教室に残りました。

そして放課後、言い出しっぺの女の子と、してみたい派の勇気ある他女子が2人、合計3人の女子が席に着きました。
こういうとき女子は強しですね(笑)
こっくりさんの図表を書き、事前に持ってきていたのか10円玉を置いて、こっくりさんが始まりました。
その3人を囲むようにクラス全員が見守ります。

3人が１つの10円玉に指を乗せ、
「こっくりさんこっくりさん。いま教室に居ますか？」
図表に向かって問いかけます。
すると ……

【【は……い】】

10円玉が、"は"と"い"の所にスススーと動いたのです。

「う、動いた!!!!」教室に動揺が広がります。

質問内容は忘れてしまいましが、そのあとは誰が最初に結婚する？などなんてことない質問が続いたと思います。

10円玉に指を乗せていた3人のうちの誰かが動かしていのかもしれませんが、ただはっきり覚えているのは10円玉はどの質問にも迷いなくスススーと動いていたように思います。

その後、最終下校時間が迫ってきたので解散。
家に着くといつもより帰ってくるのが遅かった為、母親になんで遅かったのか聞かれ、ばか正直な私はこっくりさんをしていた。と話すとこっぴどく怒られ、油揚げを持って稲荷神社にいけ！となったので友達数人と行くことに。すると、私と同じことになったのか地元の小さな稲荷神社には油揚げを持ったクラスの子たちが集結していました。

こっくりさんをしたのはその１度きりですが、今でもその光景ははっきりと覚えています。
本当にこっくりさんが来てくれていたのか、真意は10円玉に指を乗せていた3人のみ知ることですが…私が体験した不思議体験の一つです。