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人類学者と言語学者が森に入って考えたこと/ 読書感想文。資本主義が改めてよくわかった話。

読書感想文シリーズ今回はこちら。
人類学者と言語学者が森に入って考えたこと



人類学者と言語学者がプロ奢を推す例の本読んだら、資本主義が改めてわかった。


なんで読んだの?

・伊藤雄馬さんに体癖(たいへき)診断をしてもらったことがあり、その後の活動をどうしてるのかなと思って。

・プロ奢レイヤーの話がよく出てくると聞いたので。どんなもんかな?と。

体癖診断の話はこちら


どんな本?


奥野克巳さん人類学者&伊藤雄馬さん言語学者の2
人@東京・下北沢でのトークイベントの対談+α
(2022年7月)

映画「森のムラブリ インドシナ最後の狩猟民」(金子優監督)の話もちょいとでてくる。
・プロ奢の話も出てくる。


感想とメモ

※独断と偏見の意訳まとめなので、詳しくは本読んで!



・プロ奢ラレヤーの話は1/4→1/3くらい
プロ奢を推してる感じがした(笑)
「話をもどして〜」って言ったのにまた出てきちゃう。


・社会には何も不満がないというスタンス。強い圧がない。ピュアな感性。
だが、来る人たちは社会的にうまくいっていない人が多い。


・空間ビジネス。広告が空に出るかも?
→嫌すぎる。
だが、今の土地所有制度と何が違う?

・お金は生えてくる?
頑張ったから、苦労したから得られるものではない。あるとこにはある。

・プナン流「マイルドなカツアゲ」
・「ありがとう」もない。返報・贈与がない。ある人が出す。どちらも当然。
→ほぇ~。
「ありがとうくらい言ったら〜?」と思うし&私「ありがとう」って言っちゃう。言いまくっちゃうなぁ。

・所有がない世界。できる人がやる。当番、分担もない。
あるモノをわけるのは当然。あるからつかう。
(誰かが使って)無くなっても、「あっそ」という程度。奪う?ように見えるが、循環してるだけ?

→生命活動・生存に関するものは自給自足できているからできることかも。
→貸し・返して って考え方自体が、所有(私のモノ)ベースなのね。所有まみれやん。
この辺の話、読んでるだけでもハラハラしたもん。
日本でコレ目指そっ!っとしても、理想論のような、モヤッとする部分もあるな〜。


・have/not have +太陽視点


・資本主義
所有と専有ベース。

・研究対処と一体化?
with、as

・すり鉢構造


まとめ


・普通って誰かの非常識
・生き方って何でもアリだな
って思いました。

(資本主義じゃなくて森で生きてて)とんでも話に聞こえるけど、そーゆー生き方でも生きていける。
し、
人類学者、言語学者、さんも研究しすぎて対処と一体化してぶっ飛んでる感じが。
※奥野さんが、帰国後の大学の授業でアレコレした例がウケた。 生徒さん側だったら嫌だけど。


まぁどっちの環境が良いとかじゃなくて、うまいこと楽しく幸せに生きていきたいもんですね。

・日の出とともに起きて、森で獲物とって食べて寝て…の生活もいいけど

獲物取りに行きたく無いときもあるし、
森の生き物以外も食べたくなる時あるもん。
その獲物とる、電気起こすの手間を「お金」で交換出来るってのは便利なわけで。

便利さを知らなければ何とも思わないんだが、
「知ってる」のを全て自給自足!
って変に修行僧みたいなことしないでもいいんじゃないかなぁ~

などと。



おまけ、資本主義って?

この本には書いてないけども
この本の「資本主義じゃない世界の話」を読んで、改めて資本主義がよくわかったのでメモを。

資本主義とは?

・個人が所有していいゲーム。自由に儲けていいゲーム。 
 
●資本を出した人が偉い(勝つ)ゲーム。
 

・資本がなくなる。リスクを取った人がえらい。
→実行した人は偉くない。

例)
株式会社
→頑張って働いた従業員(労働者)ではなく、資本出しただけで何もしてない株主にリターンが行く仕組みが株式会社。
寝てても株主にはリターンが入る。

コレな!それなんよ!!!

こんなに頑張ったのに!!じゃないのよ。
こーゆールールのゲームに、アナタはどのイチで参加してるん?って話で。

従業員スタンスとってませんか?

昔の私、めっちゃやってました(笑)

苦労してプロジェクトなんとか上手く回して「こんなに頑張ったのに〜」ってやってた。
ちゃうねん、従業員やってたらそれしか取り分ないのよね。
そういう契約結んだんじゃんね。

資本→お金が全てなの?
って訳ではなくて

お金以外の資本(知・経験・所有物 エトセトラ)
って観点を広げてって
ってことで、

出せる「資本」(知・経験・所有物 エトセトラ)
だして、お金生えてきたらいいなぁ

そして、生えてきた分で再投資すれば、資本は減らない。循環。資本出しすぎるから減る。

ヨソを知ると解るなぁ。


この辺の話はまた別でまとめましょーかね。


おまけ


この記事の7割は音声入力で書きました。

スマホ(Android)の音声入力機能。
が、

打つより簡単だけども…

・漢字の間違いが多いこと多いこと。
・記号、みやすさの工夫とかが上手く伝わらない
・外から見たら怪しい人、一人でぶつぶつスマホに言ってる人になる


う〜む。楽だったけど、手直しはパソコンでしたいかなぁ。



それではまた〜


我慢よくない…ってわかってるんだけどねぇ…


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