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LinkedInで転職を


15年前、私はシリコンバレーに本社があるIT企業の日本法人で人事の責任者をしていました。常に最先端を行きたいシリコンバレーの企業では、今でいう「ダイレクト・リクルーティング」を当たり前のようにやっていました。ダイレクト・リクルーティングとは、企業が転職エージェントや求人サイトを通さずに、直接、候補者にアプローチして面接、採用する手法です。


日本法人でもやるようにと、本社から指示されましたが15年前です。企業が直接声をかけるような時代ではなく、候補者から怪しいと思われメールの返信がないこと続出でした。弊社の採用担当は、エージェント出身の優秀な人でしたが、候補者が相手にしてくれない土壌では本当にどうにもならず、彼の評価が下がるのを食い止めるのに必死でした。


3年前に、某キャリア・フェアにスピーカーとして登壇した時に、マイクロソフトの採用担当マネジャーがダイレクト・リクルーティングについて、当然のように話されているのを聞いて、「隔世の感あり」という日本語はこういう時に使うのだとつくづく思いました。


早かったのですね。時代の先取りは、ほんのちょっとの時は良いですが、先に行きすぎていると空回りするのでしょう。


ダイレクト・リクルーティングの波はこの先、さらに波及するでしょう。日本は転職エージェントのフィーの%が他国と比べると高いので、企業が採用コストを真剣に考えたら、自分で行うのが良いという結果に当然なります。もちろん、人事の素人が急にやってもうまくいかないので、社内で訓練したり、転職エージェントを社内の人として採用したり、何より、会社のブランディングを社長以下みんなでやる必要もあります。採用には会社のイメージが大きく関わるからです。


これから転職したい人は、転職エージェントや求人サイトへの登録の他に、LinkedInにアカウントをきちんと持つことをお勧めします。LinkedInは、もともと転職活動と親和性が良いようにできています。2021年になって英語だけでなく日本語でも盛んに投稿されているので、外資・日本企業関係なく、転職の機会を増やしたい人は、アカウントを持つと良いでしょう。


外資に行きたい人は英語ができないと誤解されるといけないので、英語でアカウントを作成してください。とりあえずの適当アカウントではなく、英文履歴書を書くときの真剣さをもって、丁寧に作成して欲しいです。多くの情報があればあるほど、転職エージェント、ダイレクト・リクルーティングをする企業が正しい「判断」ができ、面接に呼ばれる可能性も高まります。


候補者が転職の機会を探す選択肢が増えるのは、素晴らしいことです。





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('O'*) 右脳の女王からおまけ ('O'*)


8年使ったプリンターが壊れてしまい、買い替えました。無事に届いたのですが、電源に差せば動くんじゃありませんでした。ネットワークに繋ぐためWiFiのPWを探し回ったところで休憩。このまま放置しそうな予感ありあり。
右脳の女王は今日も行く〜




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