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「脳は否定形を理解できない」と心得ておく

脳は否定形を理解できないと言われています。

これは、脳が「〜しない」という指示をそのまま理解できずに、むしろ「〜する」という指示に変換してしまうというものです。

この脳の風変わりな特性を理解して、日常生活や目標設定に活かすことで、より効果的な行動ができるようになります。

今回はこの否定形の罠にどう対処していくかをお伝えしていきます。

否定形の変換


まずは、簡単な方法として

夜更かししない→早く寝る
お菓子を食べない→ナッツを食べる
運動をサボらない→駅まで早歩き
テレビを見すぎない→パズルをする
寝坊しない→早起きする

という風に、否定形が頭に浮かんだら、否定形を使わない言葉に変換することです。

これは、目標を設定するときにも役立ちます。

例えば、「ミスをしない」ではなく「正確に〇〇をする」と設定することで仕事の質が上がったり、ポジティブな結果が得られやすくなります。

具体的な変換の流れ


次に、具体的な実践ステップについてです。

■意識する

まずは、いつも自分がどんな言葉を使っているかを意識するところから始めます。

そして、否定形の言葉に気づいたら、否定を含まない言葉に置き換える準備をしておきます。


■リフレーミング


否定的な状況や感情をポジティブにとらえ直す練習をします。

例えば、「失敗した」と感じた時は、「新しい学びを得た」と考えます。


■具体的な目標設定


目標を設定する時は、できるだけポジティブな言葉を使いましょう。

そして「◯◯しない」→「◯◯する」と考えます。


■ポジティブなセルフトーク(自己対話)

日常的にポジティブなセルフトークを行い、脳にポジティブなメッセージを送り続けます。

これは、自己肯定感や自信を高めることにもつながります。

セルフトークの効果については、こちらの記事にまとめています。


まとめ


「脳は否定形を理解できない」という特性を理解して活かすために、日頃から意識的に否定形を含まない言葉を使うことで、日常生活や目標達成がスムーズになります。

そして、否定形の罠に陥らず、ポジティブな方向に脳を導くことで「否定形から自分を遠ざける習慣」が身につきますので、ストレス軽減、メンタルヘルスの改善なども期待できます。


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