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“ヘヴィメタル”でストレス軽減!?音楽が持つメタ認知/リフレーミング効果

ストレス、溜め込んでいませんか?

いま、多くの人が抱えきれないほどストレスと生きています。

適度なストレスは生活にハリが出ていいものですが、

いくら前を向いて、楽しみを見つけて、もしくは自分を磨いて過ごしていても

ちょっと爆発しそうなのは、何を隠そう、このわたし自身です(笑)

ランチを食べながら仕事し、家に帰ってもNetflixをみたりブログを書いたり、スキマ時間はYouTubeやラジオでインプット、ツイッターで情報収集…

目標があるので仕方がないですが、ついついお菓子を食べすぎたり夜更かしをしてしまって、「最近の精神状態と生活、あんまりよくないぞ…」と思っていたところです。

そこで本日のニュースを。

▼ヘヴィメタルを聴くことは血圧を下げ、ストレスを軽減するのに役立つ 最新研究結果

■トルコのイスタンブールの美容整形外科ヴェラ・クリニックが実施した研究によるもの

■18歳から65歳までの1,540人を対象に精神的ストレステストを実施。テスト中、参加者には様々なジャンルの音楽のプレイリストを聴いてもらい、研究者たちはその音楽に反応した生理学的反応(心拍数、血圧)を測定。

■結果、最も血圧を下げ、ストレスの軽減に最も成功したのは、80年代のポップスをミックスしたプレイリスト。この次に効果があったのはヘヴィメタルのプレイリストで、参加者の89%の血圧を下げ、18%の心拍数を下げた

■医師によると、「80年代のポップスのヒット曲は、多くの人にとってポジティブな懐かしさを持っている可能性があり、その陽気でパーティーのようなサウンドは、脳内のエンドルフィンとセロトニンの放出を誘発し、幸福感と落ち着きを高めることができるのです」「怒っている音楽は、リスナーが自分の感情を処理するのに役立ち、結果として、より大きな幸福をもたらすことができます」

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ちょっと意外な結果ですよね。

激しい音楽は、逆に興奮して血圧を上げそうなイメージがあったのですが…

2019年には脳科学者の中野信子さんが「メタル脳 天才は残酷な音楽を好む」を書かれていました。勉強や仕事でパフォーマンスを上げるのに、メタルは効果を発揮するのだそう。例えば、外科医の約半数は手術中にメタルなどの激しい音楽を聴いているというデータもあるそうです。

▼メタル脳 天才は残酷な音楽を好む


また、メンタルといえば!のメンタリストDaiGoさんも、過去にこんな動画をアップしています。

イライラを解消してくれる【ストレス解消音楽】がこちら

クイーンズランド大学の研究で、39人の被験者を10分間①メタルを聴くチーム、②ぼーっとするチームに分けて実験したところ、①のメタルを聴いたチームの方が気持ちが落ち着いていたという結果に。

ここから、激しい音楽は人間のイライラを鎮めてくれるのでは?と言われるようになったのですが、実は被験者がメタルファンだったこともあり、「ただ好きな音楽を聴いたからじゃないの?」という意見もあるようです。

ただ、音楽には

【メタ認知】
−自分の気持ちを客観視し、代弁してくれる機能

【リフレーミング】
−感情を深掘りして置き換える機能

の2つの機能(効果)があるのではないかとDaiGoさんが説明しており、なるほどな〜と納得。

つまり、

イライラや怒りのせいでストレスを抱えている人にはメタルやロックが効果的で、悲しかったり不安感が強い人にはバラードや悲しい歌詞のポップスが効くかもしれません。失恋した時に「失恋ソング」を聴いてしまう、それで少し救われる…、というのと、構図は同じなのでしょうね。


▼DaiGoさんオススメのストレス解消本


▼こちらもおすすめです〜


本じゃなくて音楽を紹介してよって声が聞こえてきそうですね。

すみません、メタルは本当に聴かないもので…!涙

最近聴いたのは3/26に公開の映画『ロード・オブ・カオス』の題材となっているメイヘム(Mayhem)です。初期ブラックメタルシーンの中核的な存在だったバンドで、悪魔崇拝主義、メンバーの自殺、殺人事件まで起きており…知れば知るほどあまりメンタルによくないかもしれないので、積極的にオススメはしないでおきます……(笑)興味のある方は検索してみてください!

メタルに限らず、

自分の気持ちを代弁してくれそうな音楽を、探してみてくださいね。

その点で言うと、いまの私の気持ちを代弁してくれる音楽は

先日紹介した阿部芙蓉美さんの「希望のうた」とコシュニエの「get it back」です。

ブログ・イラストの創作活動のため、たいせつに使わせていただきます!