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パラレルキャリア3つの誤解

子連れMBAでは、多忙なワーママに向けて、パラレルキャリア(副業・複業)を後押しする半年集中プログラムを試行してきました。そして先日、このプログラム参加者、7人のワーママ兼パラレルワーカーの生の声を聞くイベントを開催しました。
この7人の生の声、なんと学びの多かったったことか

先日「パラレルキャリア」の経験談を書いたところとっても反響が大きかったので、少しでもご参考になればと、7人の生の声からの学びを何回かに分けてお伝えします。

今日のテーマは、パラレルキャリア(複業・副業)についての誤解。これを知ることで、パラレルキャリアの一歩が踏み出しやすくなるかもしれません。

※パラレルキャリアについて: この言葉を提唱したドラッカーは「本業を持ちながら、第二のキャリアを築くこと」と言っています。ここでは「副業」でも「複業」でも、第二のキャリアを築くため or/and 本業がポシャった時のリスクヘッジとして、2つ以上の活動を行うことを「パラレルキャリア」を言います。

誤解1 パラレルキャリアは自分の得意をいかすべき

副業をするならば「得意なことをせよ」と聞いたことはありませんか?例えば、本業が経理の仕事なら経理代行など、人事ならキャリアカウンセリングなど。もちろん、得意なことをやっても良いのです。でも、この固定概念に縛られないでいると、面白いチャンスが舞い降りるかもしれません!

パラレルキャリアとしてボードゲーム製作中、本業は研究職のワーママEさんが言うには・・

「ゲームづくりなんて経験はありませんでした。自分ができないことでも大丈夫なのです。できる人を仲間にするとよいのだから。」

彼女は「ボードゲーム作りのノウハウ」が必要となったので、ボードゲームを作れる仲間を集めました。それによって、ひとりで活動されていた時より、交友関係もグンと広がり、仲間と一緒に生き生きと活動されています。

誤解2 パラレルキャリアは好きなことを選ぶべき

「第二のキャリア」のためのパラレルキャリア、どうせやるなら自分の好きなことや、思い入れのあることをしたいですね!

でも、必ずしも好きなこと、思い入れのあることでなくても良いのです!
んん??と思われますよね。

本業の事務系正社員の傍ら、レースのマスクや雑貨を製造販売しているワーキングマザーSさんの言葉。

「たまたま義実家の商売でレースの端切れが余っていたから、レースでマスクを作ることにした」

彼女は初めからレース小物ラブ❤️だったわけではありません。義実家のお商売という、偶然の環境を利用して、続けていく中で愛着がわき、今では、出産予定日の数日前にインスタライブをされるほど情熱を持って、副業をされています。

偶然の状況からピンと来ることをやってみる。そうすると、やっていく過程から情熱が湧いてくるかもしれません。

目標を定めて一直線のリスク

もちろん、好きなことをやってもよいのですが、それだけにこだわっていると少し危険かもしれません。

例えば、私の周囲のたくさんのワーキングマザーの場合、好きでやりたいことを選んでもらうと、80%の方が「キャリア支援」「子育て支援」「コーチング」となります。これはおそらく、彼女自身の仕事と育児を葛藤経験からでしょう。

経験がもとにあるのは素晴らしいこと。でも、ビジネスの観点で見るとどうでしょう。例えば、noteで「キャリア」をキーワードにクリエイターさんを検索すると6,067人、「子育て」で9,865人出てきます。これらは投稿数ではなくクリエイターさんの人数です。
noteに加え、twitterなど他のSNSをあわせると、これらキーワードについて発信している人はもっと多いでしょう。
つまり、自分の好きなことは人も好き=競争が激しいのです。

もちろん挑戦はしたら良いのです。ただ、「キャリアが好きだからキャリアコンサルタント」という最短距離のゴールだけを目指すのではなく、その周辺にもアンテナを貼りつつ、時にはつまみ食いもしてみて、偶然出会った要素と掛け合わせる。
そんな掛け合わせによって、6,067人や9,865人の競争から抜けだせる希少性がでてくるのです。

こうやって視野広く、つまみ食いしやすい環境に自分を置くには、パラレルキャリアを仲間と一緒にやってみることもよいでしょう。「副業の話って、会社関係の人とはなかなかできない」という声も多く、そんな中、子連れMBAで実施するパラレルキャリアプログラムは、仲間と一緒に勧められるのでよかってようです。

誤解3 パラレルキャリアでお金を稼ぐべき

「副業規定があるから、副業なんてできない」
そんな声もたくさん聞きます。副業解禁の会社がどんどん出てくる中で、うちの会社だけは副業禁止。隣の芝生は青く見えますね。
でもおそらく、副業規定に規定されているのはお金を稼ぐ副業でしょう。私は、パラレルキャリアは必ずしも「お金を稼ぐ」ものでなくて良いと考えます。

なぜなら、3つの誤解の全てに通じることですが
今あなたの始めるパラレルキャリア(副業・複業)が、そのまま第二のキャリアになることは非常に稀だから

実はこれも経営学で証明されています。一つのゴールだけを見て事業をつくる。(コーゼーションという理論)これがやりやすかったのは、少し前の時代です。洗濯機がない、食器洗浄機がない、といった、まだまだ生活する上でのに不便が多かった時代です。

そんな「不便」のない今、一つのゴールだけを目指して事業を成功させている会社は滅多にありません。なので、今の時代は、興味やピンと来たことからまずは始める。そして、ゴールを固定するのではなく、いろんなチャンスを柔軟に活用しながら、自分なりのゴールをやりながら作っていくことが大切です。(エフェクチュエーションという理論です。またnoteでも書きます。)

パラレルキャリアからは「資産」を得ることが大切

先日のnote(上のリンク)にも書きましたが、パラレルキャリアから学びがあることは経営学でも証明されています。

実は先日のnoteでお話しした以外にも、たくさんの「資産」がパラレルキャリアを経験することによって得られるのです。第二のキャリアとして、または本業がだめになった時にあなたを助けてくれるのは、あなたの今始めるパラレルキャリア(副業・複業)自体ではなく、その経験を通して得る「資産」(リソース)なのです。

つまり、パラレルキャリアに挑戦する最初の目的は、まずは将来を生き抜くための「資産」を得るため、必ずしも一発ホームランを目指さなくてよいのです。上の3つの誤解のような固定概念は振りほどいて、軽やかに一歩を踏み出そうじゃありませんか!

パラレルキャリアから得られる「資産」については、また次回詳しくお話しします。

パラレルキャリアで最大の「資産」を得るには

私のnoteではことある度に言っている「経営学」は、つまり先人の知恵です。先人の知恵である「経営学」に、パラレルキャリアという生の経験をかけ合わせることで、得られる「資産」が最大になります。

逆に言うと、先人の知恵を生かさずに経験だけを繰り返しても、進歩は本当に遅い。例えば、先人の編み出したレシピ(クックパッド含む)やノウハウには全く見向きもせず、自己流で砂糖、小麦粉などをこねくり回し何十年がんばったとしても、街中で売られているお菓子を超えることはできないでしょう。
※マニアックな例ですみませんが、お菓子づくりは科学なので、素人が材料を量らず作るだけでも大失敗するのです。経験者は語る(笑)

ただ、学びのために何も大学院に行く必要はないのです。経験者の私がオフレコで言いますが、学位取得のための必要単位が決まっているので仕方がないのですが、大学院は無駄が多いのです。特に多忙なワーキングマザーにとっては、他に優先したいことがたくさんあるはずです。
子連れMBAでは、子育て世代が、経験と共に必要な学びを、最小の労力得られるプログラムを走りながらつくっていますので、学びの選択肢のひとつとしてご参考に。

パラレルキャリアの一歩を踏み出したい人へ

ここまでで今日の話はおしまいです。読んでいただきありがとうございました😊
ここからはお知らせ。今年度末頃、パラレルキャリアを始める集中プログラムの参加者を募集する予定です。募集開始について知りたい方は、こちらのnoteでも、Facebook公式(「子連れMBA」で検索)をフォローされるとスムーズです。


最後に、このnoteの生の声を引用させていただいたおふたりに興味を持たれた方は、ぜひこちらをご覧ください!

○ボードゲームづくりを進めるえいこさん、仲間募集中です!

○さえさんの端切れを使ったエコで素敵なレースのマスク、ぜひ手にしてください!
インスタグラムアカウント: livrer_129
https://livrer129.thebase.in


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