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保育士のお話

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2021年4月の記事一覧

長時間、保育園で過ごす子ども達

長時間、保育園で過ごす子ども達

今日、子どもの可能性は無限だな、と思う出来事があった。

🐥🐥🐥

保育士資格を取って早4年目になるけれど、私は保育士になってもまだ、幼い乳児が親と離れて誰も知らない場所に連れて来られ、離れたくないママやパパと離れ、親を探して泣き続けている0歳児や1歳児の4月の光景を迎える時、これで本当にいいのかな、と思っていた。

今の時代はこれが当たり前で、保育士にとっても毎年当たり前の光景だけれど、そ

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今の保育園に必要なこと

新しい保育園に勤務し始めて1週間が過ぎました。過去の2園は社会福祉法人でしたが、今回は、株式会社の保育園を選びました。色々と違いを感じています。
私は福祉を学んで来なかったし、教育分野での学びしかなく、社会的養護に興味を持ってからは独学や勉強会で学んでいるだけなので、福祉業界に関しては新参者です。

平成30年に保育士免許を取って、気付けば保育園も3箇所目の経験になりますが、保育士の古くからある奉

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子どもが主人公。

赤ちゃんは泣くものだから、では割り切れない。
いつも安心感を感じて欲しい。

泣くのには理由がある。赤ちゃんも子どもも同じ。

大事に扱われていると子どもは落ち着き出す。

大人は言葉で表せないメッセージを受け取る。それは勝手に決めつけるものではない。あらゆる想像をしながら対話する。想像力を働かせる。

その為にその時にわたしが出来ること。
それを積み重ねるのが私の生き方の軸。子どもが主人公。

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最低人数の配置基準と現場の保育士たちの意識

最低人数の配置基準と現場の保育士たちの意識

私はパート勤務の保育士なので、フリーで動くことが多い。今の保育園を含めて3ヶ所の保育園勤務での共通点だ。保育士の数が少ないところへ入ることが多い。

そんな時、どのクラスも人数が満たされていて、他の仕事を任されることがある。それが例えば急いでいる作業なら理解出来る。でも仕事を探すことも稀にある。

そんな時いつも思う。

配置基準でさえ最低人数、異常に少ない人数だと思うのに、現場の保育士もその最低

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日本人気質と保育士業

日本人気質と保育士業

保育士のお仕事に2回目の復活をして2日。

今の体調をかんがみて、午前受け入れ(7時15分出勤)から11時半までのわずか4時間強のパートタイムですが、保育園で再び働くことになりました。

平成30年に保育士資格を取って、既に3カ所の保育園で働いているのですが、それぞれに特徴があって、とても勉強になっています。

180人の大規模保育園、120人の中規模保育園、そして今度は60人程度の小規模保育園。

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