ミゲル

やる気のないルーク。日々の出来事、過去の出来事を時々書いていきます。映画と漫画とレザボ…

ミゲル

やる気のないルーク。日々の出来事、過去の出来事を時々書いていきます。映画と漫画とレザボア・ドッグスの冒頭が好きです。よく喋ります。

マガジン

  • 食べた物シリーズ

    自分の日々食べた物を書きます。それだけっちゃあそれだけです。

最近の記事

昨日食べたもの(10月4日水曜日)

 僕は安いものが好きだ。だから、仕事終わりの後にショッピングモールに行って中のパン屋さんに寄る。「残業は続くよどこまでも」だが楽しみがあればなんとか乗り越えられるのだ。  火曜から木曜の20時辺りにはやたらとパンが余っている。これが金曜になると空っぽなのに火曜から水曜の3日間は余っているのだ。  みんな金曜は手を抜きたいんだろうと思う。わかる。とてもわかる。  今日買ったのはハムチーズ・クロックムッシュ(左)とクロックマダム(右)。あとおまけにカレーパン。 クロックムッシュ

    • 猪木

       僕は肝心な時に笑ってしまう。ツボが浅いというか、なんか笑ってしまう。昔からだ。  一番古い記憶は小学校の学芸会でのごんぎつね。僕は兵十が張り切り網を何故持ち出したのかごんが知る件を読まないといけなかった。結構大事なシーンだ。  なのに僕は吹き出してしまった。ああ、笑ってしまった。我慢が出来ないのだ。  無駄な視界の広さや想像力が色々な場面で笑いを誘ってくる。この時は僕の祖母。なんでそんな前に座って手塚治虫みたいなベレー帽被りながら普段見ないくらいに真面目な顔で僕を見るのだ。

      • ミルク

        「違う‼︎ミルクちゃんは違うんよ‼︎」  ヒロが自転車に跨ったままハンドルを持ち上げ振り下ろし、また持ち上げ振り降ろす。地面にタイヤが叩きつけられて籠がギシギシと音を立てながら小刻みに震える。 「いや、でもな、シフトが朝から晩まで毎日しっかり入ってんだよ、ありゃあ専門学校もクソもないよ」  それを聞くとヒロは悲しそうにこちらを見て 「ミルクちゃんは違うんよ!俺が聞いてたのと話が違うもん」  僕だって悲しいよ、嘘だと言ってよバーニィ。  何故ヒロが嘆いているのか、それは一週

        • 老GUY

          「ミゲル君、俺の時代は〜」 おいおい勘弁してほしい。 びっくりし過ぎて中央揃えにしてしまった。入社して半年、本当にそんなこと言う人いると思わなかった。「俺の時代は〜」なんて言う人本当に居たのか。SNSとかネットでしか見たことなかった。あなたが支配する時代があったのかい?始皇帝なのかい?総裁だったのかい? 生で聞くとうんざりと言うよりびっくりが勝ってしまう。 そんな事を思いながら定年退職後再雇用組で僕の教育係になったコレナガさんの話に耳を傾ける。 コレナガさんは大ベテランで

        昨日食べたもの(10月4日水曜日)

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        • 食べた物シリーズ
          1本

        記事

          カナル型イヤホンのイヤーピース(ゴムの部分)が無くなる・無くす人に捧げる話。(過去記事)

          おはよう!最近朝のプロテインを飲み忘れる事が多い気がするTonyだよ! ここに書いておけば忘れない気がするから書いたんだけど、どうだろう。明日の俺はしっかりプロテインを飲めてるかな?多分飲めてなかったらまた戒めのように書くんだろうね! カッコいい感じ(本人はカッコいいと強く思っている)のタイトルになってしまったけどなんて事ない話だし、真面目に考察するものでもないから暇潰しに読んでくれると嬉しいよ。 本題に入ろう。 気が付いたらカナル型イヤホンのゴムの部分、"正式名称:

          カナル型イヤホンのイヤーピース(ゴムの部分)が無くなる・無くす人に捧げる話。(過去記事)

          ロマン

          「ヘイ、過去の僕よ。15年後の君だ。 落ちている棒を拾っては振り回しているかい? リセッシュとかをシュッってする時に構え方がガンマンみたいになってないかい? 秘密基地作って、友達と楽しくやっているかい?」 仕事の関係で毎日遠方まで車で通勤している。 車での移動は慣れるとそうでもないがやはり疲れが来る時もある。僕はそういう時、車が嫌にならないように洗車をする。大体月一で洗車している。 なんだかんだで仕事のストレスも解消される良い習慣だ。 今日も仕事帰りにいつものガソリン代が

          メンヘラとアジフライ

          約1年前 メンヘラを車に乗せる。この女性の名前をユリとしておこう。 何故車にメンヘラ乗せているか?僕だって教えて欲しい。専門学校で仲良くなって、普通に接していた。学校で会ったらお喋りする。帰りの駅が同じだからお喋りする。そのくらいだ。 なのにコロナで学校が休校、自宅学習に変更になって以来、ほぼ毎日連絡を入れてくるようになった。こっちが寝ていても掛けてくる。そして電話が長い。6時間とかずっと話している。会話の内容は特にない。資格試験の勉強捗ってるかどうか聞いた後に、大体下

          メンヘラとアジフライ

          銀杏の季節

          皆さん、銀杏の美味しい季節です。 と言ったものの、僕は銀杏がいつが旬なのかはいまいちわかってない。年中茶碗蒸しや焼き鳥屋、友達の家のおつまみで「あ、どうも。この前はお世話になりました」みたいな感じで会う機会が割と多いからだ。 皆さんは銀杏とどこでどのようにして出会っていますか? 僕が銀杏を初めて意識し始めたのは中1の秋、ちょうどこの頃だ。まるで銀杏に恋しているような文章だね。 僕と友人数人は小学校の頃と通学路が変わり、銀杏がたくさん落ちてる道を通うようになった。 それまで僕

          銀杏の季節

          酒とお店と気遣いと。

          多分この社会でお互いに気を遣いまくる場面はめちゃくちゃ多い。これまでもこれからもだ。そんな気遣いも時に空回りして思わぬ方向に進んでいく。 以前、大学時代の部活の同期達(ナカオカ、マッツ)と昼から遠出して焼肉を食べに行った。 食事の後、温泉にでも入って帰ろうかと話していたのだが、急に同期のナカオカが「後輩二人から連絡来てさ、飲みたいんだってよ、オッケーしちゃったけどいい?」と言い始めた。 温泉にそれほど入りたいわけでもなかった僕らは「おお、久々じゃないの飲もう飲もう」というこ

          酒とお店と気遣いと。

          林檎

           彼女の事は今もあまり知らないし、彼女も僕の事を今も知らないと思う。  中学2年のクラス替えの時、彼女とは同じクラスになった。  快活でユーモアがあって、女子テニス部で高嶺の花だということはクラスの端っこで毎日同じメンツと漫画の話をしていた僕でもすぐに分かった。  クラス替え後2週間足らずで思春期特有の「冴えない奴弄り」が始まり「ジャン負けで〇〇と話す」と言うゲームが流行り僕も友達も急に女子と話す機会が増えた。と言っても話しかけられて返事をしたらキャアキャア「キモい」と騒

          ティッシュ

          熱帯魚の話。 僕の父親は昔、熱帯魚を飼うのが趣味だった。 クマノミや、イソギンチャク、その他諸々である(正直クマノミ以外あまり種類がわからない)。 僕には3つ下の妹がいるのだが、その妹と一緒に毎日餌をかわりばんこであげたものである。 もちろん人間ではないため、表情はないが勝手に僕らは「ほらほらぁッ‼︎美味しそうに食べてる‼︎」などとハイテンションで毎日話していたものである。あの頃は可愛かったものだ。 そんな熱帯魚達は何故かうちで育てているとよく死んだ。餌のやり過ぎか父親の水

          ティッシュ