記事一覧

一度きりと決めたのに

整形をすると、ここも、あとここもと、次々に顔を変えたくなる。 それは何故なのか、ふと考えていた。 私は、今の顔が好きだ。 変えた箇所は目だけ。 自然にしてもらった…

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7か月前

整形をする意味

人より突出したものが一つでもあればそれでいいじゃないかと思っていた。 私はそこらへんにいる下の上の女だ。 少し前に整形をして目がぱっちり二重になった。 それは私…

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8か月前
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私が死んだら、泣いてくれる?

俺の恋人は、犬みたいな人だ。  いつも困ったような顔で俺を見つめる。 わからないことがあると首を傾げたり、寂しいことがあるとすぐ抱きついてくる。 そんな彼女は時…

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8か月前
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サピオロマンティック

なんか絆創膏みたい。 いや、それはサビオやで。 そんなことは置いといて、「サピオロマンティック」と言う言葉を最近知りました。 知的なものを魅力的に思うセクシャリテ…

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1年前
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脳みそほじくって出てきたものはただの

またnoteを開いてる。 もううんざりなんだよ。 私がnoteを開くときは私の脳みそを垂れ流さないとやっていけないとき。だからメンタルが軽くイッてる。 だからnoteを書くと…

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1年前

自分で自分の正しさを決めつけることへの恐怖

人の話し声や車の音、自分の吐く息の音。 この世界は意外と騒がしい。 みなさんは外の世界の音が怖いと思いますか? 私は外の音が苦手だ。 それは小さい頃からで、ディズ…

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1年前

えん、とも読むし。 えにし、とも読む。 そこに深い意味は無くて、もともと本来の縁もそこまで深いものは無いのだろうと思う。 去年5月に長かった恋愛に幕を閉じた後、9月…

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1年前
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私は香りで生きている。

久しぶり、note。 久しぶり、わたし。 もうずっと、頭の中で文章を読むことも、文字で打つこともしていなかった。 文字が書きたくなる時は決まって心が動いた時。今がそ…

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1年前
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宇宙人日記

あるゲームにハマっていて、一つのキャラクターが変化するときだけ指が4本になっているという話を聞きふと思った。 我々人間は動物と同じように少しずつではあるが進化し…

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3年前

私たちはいつも聞こえないものには知らんぷりする。

書かないと処理出来ない自分の脳みそを呪いたい。 久しぶりの再会は心底後悔した。 彼の右手には真新しいアイコスが握られていて、なんでだか置きざりになった気がした。…

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3年前

一度きりと決めたのに

整形をすると、ここも、あとここもと、次々に顔を変えたくなる。 それは何故なのか、ふと考えていた。 私は、今の顔が好きだ。 変えた箇所は目だけ。 自然にしてもらった。 だけど、周りからは「目がかわいいね」「目が大きいね」とやたら目だけフォーカスして褒められる。 そうなってしまうと自然と「その他はダメってことなのか」と思ってしまって他も整形したくなる。 そうして、整形顔は生まれるのかなと思った。 思うに、全部褒めて欲しい。 全ての人に映る私の全てが可愛いであってほしい

整形をする意味

人より突出したものが一つでもあればそれでいいじゃないかと思っていた。 私はそこらへんにいる下の上の女だ。 少し前に整形をして目がぱっちり二重になった。 それは私にとって一大決心で、それをしただけで外に出る勇気が湧いたし異性との遊びも顔を気にせずできた。 二重になっただけで自分は絶世の美女だとも思った。 だけど、美人な友達と相席酒場に行くと男の人たちは一斉に美人ばかりと話したがった。 私は蚊帳の外。少し話を振ってくれる人もいたが、ひとりぼっちな気がした。 そんなことが

私が死んだら、泣いてくれる?

俺の恋人は、犬みたいな人だ。  いつも困ったような顔で俺を見つめる。 わからないことがあると首を傾げたり、寂しいことがあるとすぐ抱きついてくる。 そんな彼女は時々どこか遠くを見ていてどこかへ行ってしまいそうで、寂しそうで、俺はその瞬間がたまらなく苦手だった。 出会いは仕事先。 時々店に顔を出す俺に、怖がらず接してくる彼女に日に日に惹かれて気づけば四六時中彼女のことを考えるようになった。 食事に誘うと喜んでついて来てくれて、俺から告白して付き合った。 毎日楽しくて幸

サピオロマンティック

なんか絆創膏みたい。 いや、それはサビオやで。 そんなことは置いといて、「サピオロマンティック」と言う言葉を最近知りました。 知的なものを魅力的に思うセクシャリティの一種らしい。 そう言われると私もそうかもしれないというエピソードが一つある。 それは、好きな人と8階くらいのお部屋の中にいた時、2人で月を見ようと窓を開けて、それほど見晴らしが良いところではなかったから身を乗り出して月を見ていた時、私が下を見つめ「ここから落ちたらどうなるかなぁ」と言ってみせた。 私はロマン

脳みそほじくって出てきたものはただの

またnoteを開いてる。 もううんざりなんだよ。 私がnoteを開くときは私の脳みそを垂れ流さないとやっていけないとき。だからメンタルが軽くイッてる。 だからnoteを書くという行為は私にとっては割と体力がいることで、なるべくそういう行為は控えようと思っていた。だって厨二病みたいじゃん。 なんか最近、よく元カレを思い出す。 今までの恋人の中で1番好きで愛してた。 でも出会うのが早すぎて、私は欲を出してしまった。彼のそばにいるとあまりにも安心感をもらえたから。 でも、別れた

自分で自分の正しさを決めつけることへの恐怖

人の話し声や車の音、自分の吐く息の音。 この世界は意外と騒がしい。 みなさんは外の世界の音が怖いと思いますか? 私は外の音が苦手だ。 それは小さい頃からで、ディズニーランドの入り口まで行きパレードの音で大号泣して帰るほど。 今でもバスの中で微かに聞こえる人の話し声で不本意にイライラしてしまい耳を塞ぎたくなる。 けれどライブへ行くことが大好きだし、イヤホンからは大音量で音楽を聴いているからそこんとこは匙加減で自分でも規定はよく分かっていない。 多分自分勝手で、自分の好きなもの

えん、とも読むし。 えにし、とも読む。 そこに深い意味は無くて、もともと本来の縁もそこまで深いものは無いのだろうと思う。 去年5月に長かった恋愛に幕を閉じた後、9月ごろに気になる人ができた。 失恋直後だった私は、初めて会った時確かに感じた縁を「まだ恋愛はしたくないかな」と言う言葉だけで遮ってしまった。 10月.11月と去り行く日々の中で、その人と過ごす時間がかけがえのないものになっていた。 会うたびに心の中にある一刻と芽生えている感情に蓋をしたままその人と会うのは後悔

私は香りで生きている。

久しぶり、note。 久しぶり、わたし。 もうずっと、頭の中で文章を読むことも、文字で打つこともしていなかった。 文字が書きたくなる時は決まって心が動いた時。今がその時だった。 ということは、今まで何もなく心も動かずただ惰性で生きていたということだ。 そんな私は何か心が喜ぶようなことを探して、化粧品を買おうと思い立ち、伊勢丹へ行った。 そこでリップバームを買った時、テスターでもらったヘアミストの香りがそれはもう私好みで何も考えずに「あ、これも」と追加した。 付けるとふ

宇宙人日記

あるゲームにハマっていて、一つのキャラクターが変化するときだけ指が4本になっているという話を聞きふと思った。 我々人間は動物と同じように少しずつではあるが進化しているらしい。 その中で未来訪れると言われている進化が小指が無くなることみたいだ。 言われてみれば小指なんて携帯を支えることくらいしか使わないしピースをする時やモノを持ったとき小指が浮いたりするから信憑性がある。 しかし、手を繋ぐことを考えたらどうだろうか。 小指があるからこそ手のひらがその分広く作られているの

私たちはいつも聞こえないものには知らんぷりする。

書かないと処理出来ない自分の脳みそを呪いたい。 久しぶりの再会は心底後悔した。 彼の右手には真新しいアイコスが握られていて、なんでだか置きざりになった気がした。 あの頃とこの世界に置き去りにされた気がした。 「なんでアイコスにしたの」 酔っ払った脳みそはしきりに口を動かせと命令して、私は彼に疑問を投げつけた。 「なんとなくだよ。」 相変わらずの優しい口調にわたしは彼をまだ想っているのだと確信していた。 彼と同じ銘柄を吸っていたあの頃、銀紙の「人」と「入」で風水